第5話 草葉の陰でエロを見る
「う、マコちゃん、ヤバい、上手すぎ」
自分の席から椅子だけ引き出し、
腰掛ける岡田の前で、跪く柳。
「ねぇー、エッチの時は、マコって呼んでー」
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「いや、俺の方こそ、一人でイッてごめん」
岡田は恥ずかしそうにモジモジする。
「いいの、いいのー!
だって、ボクが欲しがったんだから。
ねーねー、岡田くんは何部?」
柳が上目遣いで訊く。
「陸上」
「種目はー?」
「長距離」
岡田の返事を聞いて、柳はキャハっと喜ぶ。
「じゃーあ、
体育会系の体力と、陸上部の持久力に…
期待しちゃお!」
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繊細で刺激的な感触に、岡田は一瞬、前屈みになる。
一度出したせいか、少し余裕の出た岡田は
柳の頭を撫で、髪を梳かす。
夕陽にサラサラと髪が光る。
「マコ、キスしていい?」
岡田が訊くと、柳はフフッと笑いながら口を離す。
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柳が唇を岡田に近づける。
岡田は明らかに緊張した面持ちで、
でも、力強く柳を抱きしめてキスをした。
最初は軽く、触れるだけのキスを何度も。
だんだん唇を合わせる時間が長くなる。
柳が、猫みたいにペロッと岡田の唇を舐める。
岡田は一瞬キョトンとして、
二人は目を見合わせてクスクス笑った。
ふと、柳が真顔になると、
岡田は柳の顎をつかんで、またキスをした。
今度は舌を絡ませ合い、貪るようにお互いを求めるキスだった。
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「ん、ん…ね、岡田くんはー、んぅ…経験あり?
「ハァハァ、うん、ベータの女と」
キスをしながら、言葉を交わす。
お互いが話していても、互いにキスをやめず、喘ぎと吐息が混ざる。
「あん!ハァ…ね、どーだった?」
「なんつーか、ん、相手が痛がるばっかで、ハァッ…気ぃ遣って終わった」
プッと柳が吹き出す。
岡田も顔を赤くしてハハハと笑う。
「ごめん、だから、俺、下手かもしんねー」
ちょっと困ったような顔をして岡田が笑う。
柳は岡田のブツを弄っていた手を止め、
向かい合わせに岡田の膝に跨るようにして座る。
「うーん、そうだね!下手かも!」
柳は笑う。
「うわー」と割と本気でショックを受けたような顔をして、岡田は俯く。
「でーも!
相手も下手!
だってー、
どっちかが上手かったら、絶対上手くいくでしょ!」
柳はキスで岡田の顔を上げさせる。
「男だから気持ちよくさせないといけないとか、
オメガだから受け身でいいとか、
そういうのは面白くないよー!
エッチなことってー、
役割とか義務じゃなくて、
二人が、二人で気持ちよくなるように、
楽しむもんでしょー!
みんなエッチになるもんでしょー!!」
そう言うと柳はチューと岡田にキスをして、
自分のモノを岡田のブツに擦り付ける。
ビキッと岡田のブツが一段と大きくなる。
「やーん!岡田くんのおっきー!」
キャハッと笑って、柳は岡田の目の前に立ち、
自分のシャツのボタンをゆっくり外す。
岡田は微動だにせず、目の前で、はだけていくシャツと、柳の白い肌を見つめる。
ボタンが全て外れたら、柳はシャツを脱がずに、自分の胸元に手を入れる。
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岡田は目の前のいやらしい光景に、ゴクッと生唾を飲む。
「ボクねー、すっごくエッチだからー…
好きにして、いいよ」
そう言いながら、ズボンと下着を下ろし、
岡田の横にある机に両手をつく。
柳は
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また、金木犀のような、
甘ったるいニオイが漂った気がするけど、
もっと甘くて全く違うような気もして、
迷っているうちに、またニオイが消えた。
「ああ!マコ…!!」
今まで聞いたことのない、切ない声で岡田が叫ぶ。
ガバッと柳の背中に抱きつき、後ろから首筋にキスする。
「あっ!首は…!!」
柳が体を強張らせる。
「ごめん!
でも、なんか、この辺、すごく気になって」
ハァハァと息をしながら、岡田は首筋をキスしたり、舐めたりしている。
「噛まないから!噛まないから!」
それに俺ベータだし、と岡田は呟きながら、
柳の首の後ろを舐める。
「あぁん!これ、ちょっと怖くて、ドキドキ、するぅ…!」
ビクビクっと、背中を反らせて、柳は喘ぐ。
岡田はそのまま背中を舐め、キスをする。
ハァハァと岡田の息が荒い。
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「うぅ…意地悪しないでぇ…
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「う、ごめん、優しくできそうに、ない!!」
岡田は呻きながら、
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柳は机の端をギュッと掴んで叫ぶ。
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柳の足が震えだす。
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「ハァハァ…ヤバい、マコ、マジで可愛い」
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岡田はさっきの椅子に座り、膝の上に柳を抱く。
柳はコテっと岡田の肩に頭を倒す。
「ボクも、気持ちよかったー」
はぁ…と余韻を味わうような吐息を吐いて、柳が囁く。
「ええ?!ちょっと、岡田くん?!」
急に柳が顔を上げ、岡田の股間を見る。
「あ!ごめん!今の声、可愛いなぁとか思ったら、なんか、また…」
「絶倫ーーーー!!」
プハっと柳が吹き出す。
「いや、なんか、ほんと分かんないんだけど、止まんなくて!」
岡田が顔を赤くして、焦りながら話す。
ふと、柳が何か気がついたような顔になる。
「ねぇ、ほんとに岡田くん、ベータなの?」
柳が岡田の瞳を覗き込む。
岡田は一瞬、目を逸らして、何か迷っているような表情を浮かべる。
柳は何も言わずに、軽く岡田の肩を抱いて待つ。
しばらく静かな時が流れて、岡田は柳の目を見る。
「俺の両親、アルファなんだ。
でも、俺はベータ。
だから、もしかしたら、アルファっぽい感じがあるかもしれない。
でも、俺は、ベータ」
岡田が下を向く。
スゥっと小さく息を飲んで黙った姿は、
どんな言葉を吐かれても、
傷付かまいと、心を凍らせているようだった。
柳はそれを聞いて、
岡田を強く、
自分の細い腕が折れてもいいというくらいに、
強く抱きしめた。
「大事なこと、教えてくれて、ありがと」
ギューっと岡田を強く抱きしめながら、柳は囁く。
「いや、ガッカリさせるかと思って、黙っててごめん。
お前はアルファじゃないのかーよ!って、
ガッカリさせそうで」
ごめん、と力なく、泣きそうな顔で岡田は笑う。
ゴッ!!!
割と強めに、柳が自分のおでこを岡田のおでこに合わせる。
「そーゆー卑下する感じ、すっごくヤダ!」
柳は、むぅ!と怒った顔をする。
「岡田くん、ずっとボクのこと、可愛い可愛いって言ってくれてー、
ずっとボクに気を遣ってくれてー、
オチ○チ○おっきくて、気持ちよくてー、
ボクは大満足なんですけど!!!!!
ガッカリなんてしませんけど!!!!!」
合わせたおでこをグリグリと寄せながら、柳は拗ねた声を出す。
柳は岡田の目を真っ直ぐ見つめる。
「確かにアルファっぽいと思って訊いちゃったけど、
訊いたボクがデリカシーなかった。
ごめんなさい」
柳は謝ると、おでこを話して、しょんぼりと岡田の胸に体を預けた。
岡田がぎゅっと柳を抱きしめる。
「って、だから!岡田くん?!」
柳が飛び起きて、岡田の股間を見る。
「ごめん!ごめん!ほんとごめん!!
しょんぼり胸に収まってるマコ、
やっぱ可愛いなぁと思ったらさ、また、その…」
岡田が居心地悪そうに、マコを抱えたまま、座り直そうとする。
「もーバカ!今、そういう雰囲気じゃなかったでしょー!」
もぉ!と言いながら、柳が笑い出す。
つられて、岡田も笑い出す。
何か、見えない張り詰めた糸が切れたように、二人はゲラゲラと笑う。
「さっきより大きくなってるからねー!」
岡田の股間をもう一度見て、柳はさらに笑う。
「いや、なんかさ、不思議なんだけど、
マコとこうやって一緒にいると
そんなに大きな問題じゃなかったなーって思えてきてさ。
そしたら、止まんねーの!」
笑いながら、岡田が目元を拭う。
笑っているのに、
拭っても拭っても、涙は流れる。
「笑いすぎて涙まで止まんねーわ」
岡田がゴシゴシと腕で目を擦る。
柳は優しく微笑んで、岡田を抱きしめる。
岡田も柳を抱きしめる。
急に静かになって、今度は穏やかな時間が流れる。
二人は恋人のようで、母親と赤ちゃんのようにも見えた。
「あー、ごめん、落ち着いたわ」
しばらくして、目を赤くした岡田が顔を上げる、
「いいよー。
また、お詫びはエッチでお願いしまーす」
柳がおどけて返事をする。
「それご褒美なんだけど。
今からお詫びしていい?」
岡田が柳にキスをする。
「もー絶倫!」
ポカッと岡田の胸を叩く。
「お願い。ほんと止まんねーの」
岡田が柳のおでこに自分のおでこをグリグリ合わせる。
「まぁ、ボクはまだまだ全然いけますけどねー!」
ふんぞり返ってみせる柳。
「じゃ、俺が収まるまで相手してもらおー」
柳にチュー!と熱烈にキスをする岡田。
「うむ、受けてたーつ!!」
キュッと岡田のブツを握って、キスを返す柳。
フフフっと二人は笑って、
キスをして、
抱きしめ合い、
また溶け合う。
はい、はいはーい!!
まぁ、ここ、学校ですけどね。
めちゃくちゃセ○クスしてるけど、ここ、学校ですよ。
6時、美術部終わり、出てきて今。
教室、の外の廊下、陰。
僕、こっそりガッツリ、出歯亀中。
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