「どす恋エルフ エルフで相撲部屋作ってみた件」ダダダブックス

 おはきょむ!


 配信の頻度を減らしたらなんというか寂しい気分です。本当は前みたいに週二でやりたいんだ……それができるほど読書が進まないんだ……かといって配信の収益だけじゃ食べていかれないんだ……。


 おっといけない愚痴が出てしまった。あくまで楽しい架空ライトノベルを紹介するのがお仕事ですからね……きょうも架空ラノベ紹介していきます、きょうはこれです!


「どす恋エルフ エルフで相撲部屋作ってみた件」著・さかりたかみ イラスト・YBDS ダダダブックス


 ◇◇◇◇

 どす恋エルフ エルフで相撲部屋作ってみた件 あらすじ

 相撲部屋の親方・凪山は、ある日突如異世界に転移する。そこは人間の侵攻を恐れるエルフの村で、エルフは動物を殺すことを禁じており、殺そうとしてくる人間に立ち向かうすべがないという。凪山はエルフたちに相撲を教え、人間に打ち勝つ手段を示そうとするが……?

 ◇◇◇◇


 いやこれ映画版テルマエ・ロマエ2の「平たい顔族のコロッセオ」じゃん!!!!と盛大にツッコンでしまいましたが、エルフをアンコ型にするという発想が面白すぎてニコニコしてしまいました。

 いやアンコ型のエルフってなんなんだ。凪山は肉を食べることを禁じるエルフたちを太らせるために、穀物と油中心の食生活をさせるのですが、それでアンコ型になるのか科学的なことはともかく、エルフがアンコ型に育つわけです。まあ炭水化物と油だから太ることは太るわな……。

 それと並行して豆も食べてしっかりソイプロテインを摂取させ、しっかり稽古して、「新弟子検査も通らないようなひょろひょろ具合」だったエルフたちをアンコ型に育てるわけです。

 人間の軍隊が攻め込んできたとき、人間の軍隊の長が「なんでここのエルフはこんなに太っているんだ……!?」となるのがもうおかしくておかしくて。そしてエルフたちは凪山から教わった決まり手で次々と人間の兵士を投げ飛ばしていくのです!!!!


 相撲は格闘技でありながら平和的な競技、というのが相撲の本質を表していてとてもいいなあと思います。相撲はもともと神事であった、というのも相撲ラノベらしくていいなあと。

 続刊が決定していて、というかこれもともと「なるぜ」に掲載されたものなんですけど、続刊ではエルフ力士軍団が王都に乗り込み天覧試合をやる、というのでワクワクが高まっております。エルフ力士軍団、マジで頑張れ。特にいちばん小柄だけど技を研究して強くなろうと頑張る「耳の海」くんが好きです。いや醜名雑だな!

 とにかく面白いから読んでほしい。大銀杏をエルフが結ってる挿絵に爆笑することうけあいですから。笑って嬉しく楽しくなる素敵なお話でした。


 面白かったです、オススメです!


 それではスクショタイムです!(ISBNとタイトル・著者名・レーベル名と表紙画像)


 また次回、きょむなら!

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