「倒せないボス倒しちゃった」ダダダ文庫
おはきょむ! 本来ならスペシャル回をやりたかったんですけど、ちょっとスケジュールの都合がつかなくてですね……いつもの架空ラノベ紹介です。申し訳ない。
それではきょうも架空ラノベ紹介していきます、きょうはこれです!
「倒せないボス倒しちゃった」著・みゆき兜太 イラスト・ももんが ダダダ文庫
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倒せないボス倒しちゃった あらすじ
RPGの序盤でよくある、敵の強大さを知らしめるためにかならず主人公が負けるボスを、この物語の主人公はうっかり倒してしまった。そして世界はおかしな方向に傾いていく……。
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みゆき兜太先生の最新作です。ヤベえもんを読んだな……というのが読み終えて最初の感想でした。これはもう奇書なのでは。千代江まどかちゃんの感想を聞きたいです。
主人公は田舎の村に暮らすふつうの少年で、ある日村に帝国軍が攻め入ってきます。その帝国軍の総大将を、主人公はまぐれでやっつけてしまうわけです。
すると帝国軍は主人公を新しい総大将に任命したいと言ってきます。村は貧しいので村にお金を落とせるなら……と、主人公は帝国に向かうのですが、そこからなにかおかしい展開が始まります。
どう説明すればいいのかよくわかんないんですけど、なんていうか……小学生のころ友達のお兄ちゃんがポケ●ンでミ●ウを出す裏技を知っていて、それをやってもらったあと盛大にバグったんですけど、そんな感じのバグった世界が展開されてですね、なんというか……カオスでした。さすがみゆき兜太先生だ。
それで面白いんだからやはりすごい。わけが分からない展開が連続するんですけどきちっと面白いのがすごいです。
バグったゲームの中を冒険するという発想にシビれます。いろいろ致命的なバグに出くわして大変な目に遭いながらがんばる主人公えらいです。
そして想像を絶するラスト、震えました。みんな早く読もう。そしてはやく語り合おう。感想DMお待ちしてますのやつだ。
個人的に帝国軍のマスコットになってる猫のソレガシが好きでした。帝国兵もいち人間であることが垣間見えるというか。いやバグでしっぽの先に花が咲いてるんですが。
ソレガシ、物語のキーを担っているのが深いです。ヒーローものってマスコットキャラ出がちですけど、そこに深い意味を持たせるのが深いです。
続刊が決定しているとかで一人大歓喜しています。だって面白いもん。Xでもみゆき兜太先生が感想ガシガシリポストしてますけど、それで流れてくるポストがみんな面白がっていてニンマリしてます。
それではスクショタイムです!(ISBNとタイトル・著者名・レーベル名と表紙画像)
また次回、きょむなら!
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