ひとり飲酒放談 きょむの近況

 どうもおはきょむでございます。きょうはですね、完全に雑談を飲酒しながらしようと思います。といいますのも、読書会企画やほかの架空Vさんとの共同企画をやりたいなあとは思っていたんですけど、なんとなく自分の活動を見直したくなりまして……。


 あ、もちろん辞めるとかじゃないですよ。リアル仕事も先輩業務に慣れてきたし面白い架空ラノベはまだまだいっぱいありますし。でも前回の配信でヤンボー先生の最新作を取り上げたとき、けっこうリアクションが大きかったんですよ。こういう架空ラノベこそ紹介してほしい、っていう……。

 なんというかこういうリアクションがあるとは思ってなくて、きょむとしてはラブコメにも面白いものはあると思っているんですけど、いかんせんフレンチ書院のノリのやつが出てきて「うぬぬ」ってなってるんです。それだけじゃなく一部では「なるぜ」発の作品を「なるぜ系」とひとくくりにして、価値のないものだと言っているようですし。なるぜにも面白い小説いっぱいあるんですけどねえ。


 だいぶ前にどっかの出版社が「ファンタジーの定義」で燃えたらしいんですけど、ファンタジーって空想の世界を描いていればファンタジーだときょむは思っているので、なんというかある意味フレンチ書院もファンタジーと言えるのでは……? ということを考えています。だって現実に欲望を美少女にぶちまけてそういうことになるなんてあるわけないじゃないですか。ファンタジーですよ、なんというか……。


 もちろん王道の剣と魔法のファンタジーの作品にどんどん出てきて欲しい気持ちもありますし、未来のテクノロジーを描いたSFも大好きです。因習村ホラーみたいなのも好きです。とにかく架空ラノベってもんが大好きなんですよわたしゃ……。


 だから「ファンタジーの定義」で戦争する気もないし、「なるぜ」を否定するのもおかしいと思うんですよね。なんていうか……「それがお前の妄想か! ふむふむ面白そうだな! レジを通して家でじっくり読むぜ!」というのが架空ラノベだと思うわけです。


 しょせん妄想なわけですよ、いかに広大な世界のファンタジーを考えて魔族と人間の戦争を描こうが、妄想という点ではフレンチ書院と何ら変わりないわけです。その、他人の妄想を買い取って読むのが読書っていうことじゃありませんかね。


 妄想に貴賤はないときょむは思います。描かれるものが壮大なファンタジーでも、チョロい巨乳美少女でも、妄想を形にしてイラストや装丁で飾る、という点では何ら違いはないと思うわけです。


 さて、話題を変える前に一杯やりましょうかね。そろそろ冷酒がおいしい季節ですねえ……。(ビンからグラスにお酒を注ぐ音)

 ではいただきます。ぐびぐび……。


 では次の話題。読書はコストパフォーマンスもタイムパフォーマンスも悪いというお話なんですけど、それはちょっと違うと思うんですよ。

 本ってどこでもセーブが効くじゃないですか。自由に読むのを中断できるわけです。きょむは区切りのいいとこで止めますけど、病院とかの待合室でいつ名前を呼ばれても、栞を挟むなりすみっこを折るなりすれば次はそこから読めるわけです。


 つまりどんなに忙しくても読書はできるわけです。だからタイムパフォーマンスは映画よりずいぶんいいと思うんですよね。家で配信を見るなら一時停止できますけど、それでもお手洗いから戻ってきたら続きを観るわけじゃないですか。一定時間画面の前に釘付けにされることに変わりはないわけです。


 コストパフォーマンスについては、文庫本一冊でまるまる1日以上上機嫌でいられることを思うと、やっぱり安いものだと思います。だってネズミーランドで1日楽しくいるのってめちゃくそお金かかりません?

 本なら気に入ったら何度だって読み返せるし、買ったのであれば読み返すのはタダです。つまり全てのアトラクションに乗り放題ということです。こんなすごいことってあります?


 きょむは読書が大好きで、それでこうやって架空ラノベVの者をしているわけですが、それはやはり「この架空ラノベ面白い!」とツイートしたりするだけでは物足りなくて、世の中のいろんな人に「面白いよ!」を届けたいからなんですよね。いや仕事のストレスでボーナスぶっ込んでVの体を手に入れたというのはともかく……。

 面白い架空ラノベをみんなで読みたい! という気持ちがあるので、バーチャル読書会を開催して著者の先生がたと著作について語るのも楽しいですし、それをきっかけに著者の一面が見えてより作品世界を理解するヒントになる、というのは嬉しいことです。読書会のあと言及された作品読むのめちゃめちゃ楽しいですもん。


 ふう……もう一杯いっていいっすかね?

(「いいよー」「飲め飲め」などと飛び交うチャット)

 やっぱり飛良泉はおいしいなあ……ぐびぐび……。

 きょうはおつまみにふつうよりちょっと高いポテチ買ってきたんですよ。いぶりがっこチーズやりたかったんですけど、諸物価高騰の折なので……うむ、普段のやっすいポテチよりうまいな……。


(「きょむちゃんのポテチもぐもぐASMR出してください」というスパチャ)


 スパチャありがとうございます。……それ、需要あるんですかね? 考えてみます。


 それはともかく。

 最後なんですけどちょっとふたつほど報告させてください。

 またしても国境先生の作品の帯文を書くことになりましてですね、いまゲラを読ませてもらっているところです。架空ライトノベルってこうやってできるのか……! という再びの激しい感動を持っております。

 このチャンネルではなるべく新作を推していきたいので、続刊を取り上げたのは本当に1回か2回だと思うんですけど、国境先生の「女子高生が征く! たのしい平家討伐2」の帯文を必死に考えております。

 うぬぬ……ネタバレにならないように面白いことを書きたいんですけど、何を言ってもネタバレになっちゃうので、しずかちゃんと政子ちゃんの百合の話でも書こうかなあと思うんですが、それで魅力が伝わるのかどうかというのが大変な問題でして……。

 とりあえず去年の大河を履修していればだいたい内容の予想がつくと思うのですが、去年の大河とはまた別方向に痺れる面白さなんですよね。しずかちゃんがどうなっちゃうのか楽しみにしていただければ……。


 いかんこのままではネタバレをしゃべってしまう。酒こえー……。


 もう一つ報告させてください。このたびですね、家族ができましてございます。いや結婚とかじゃなくて単純に知り合いの家で生まれた子猫をもらってきたんですが。


 子猫の名前ですが、もらってきた初日にさんっざん考えても思いつかなくて、吹雪都丸先生の作品からつけようかなとか思ったんですけど、猫じゃらしを出したらキューキュー鳴いて遊んでいたのでQ太郎という名前になりました。ひどいネーミングだ。

 Q太郎、すくすく育っております。ときどき機会があれば報告させてください。ツイッターとかにも画像を上げていきますので! わかんないことはDMで吹雪都丸先生に訊いてみる作戦で育てております。吹雪先生、乳児子猫の世話もしたことがあるとかでめちゃめちゃ頼れる先輩なんですよね……Q太郎は我が家にくるちょっと前に離乳食を卒業した感じです。

 きょうだいと喧嘩して育ったそうで、とてもお利口です。かわいいんですよ、真っ白で白玉団子みたいな顔してて目が金色で……。そんなら「しらたま」って名前つけろって話ですが、もう健康診断に連れていった獣医さんのカルテに「Q太郎」って名前載ってるんですよね……。


 まあ「犬猫を独身の女が飼い始めると嫁に行かなくなる」というのはマジなんだろうな……と思いますね。かわいいのでヨシ!


 ぐびぐび……さて。きょうはこの辺で終わりましょうかね。雑談に付き合ってくださってありがきょむでした!

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