「コスプレイヤー、異世界で裁縫勇者になる」 SA文庫
おはきょむ! きょうも元気にがんばりまっする! さいきんどう●つの森の筋肉男子みたいな言動が増えてしまいました! 筋肉質になるの楽しいです!
それではきょうも架空ラノベ紹介しますね!
きょうはこれです!
「コスプレイヤー、異世界で裁縫勇者になる」著・なかたたかな イラスト・みみ SA文庫
◇◇◇◇
コスプレイヤー、異世界で裁縫勇者になる あらすじ
コスプレ男子、小野明人は、イベント前夜に衣装を作っていて寝落ちする。寝落ちから目覚めてみると、そこは「裁縫ができるものが勇者」という異世界であった。明人は裁縫の技術で、魔王軍の侵攻を止めろと王に命令される。果たして明人の裁縫技術は、異世界の魔王を倒せるのか? そして衣装はコスプレイベントに間に合うのか?!
◇◇◇◇
そのまんまです。すごくそのまんまです。異世界で裁縫をして戦う話なんですけど、なんていうか……裁縫の知識がそのまま魔王を倒すスキルになってるんです。たとえば「コンシールファスナーなら鎧が布でできたハリボテであることがバレない」とか、そういう感じでストーリーが進みます。なんと文化服装学院が監修しているので裁縫用語は非常に正確です。
魔王を倒すためにいろいろなものを縫う主人公なんですけど、それを実行するために伝説の秘宝である「魔動ミシン」を手に入れるのが最初の山でしょうか。要するに現代のミシンと同じものです。そこから先は清々しい圧勝展開が続きます。
この国には裁縫ができる人間がほとんどいなくて、人はみんな貫頭衣みたいなのを着てるんですよね。そこで主人公は魔王を征伐したあと服の作り方を広めようと頑張ります。そして、誰でも着たい服を作れる世の中がやってくる……という展開になるのですが、そこに復活する魔王という展開になっています。
人間がちゃんとした服、言うても手縫いなんですけど、服を着られる時代になると魔王も大した敵ではなくなってしまう、というのがおかしいです。着たいものを着て暮らすことの尊さを表現した作品だと思います! きょむもそういうふうに生きたい!
そして勇者の技である裁縫が広められて、人がみんな勇者になるのも、人は一人一人みんな勇者、というのを表現していてとても尊いです。人生は冒険旅行ですもんね、一人一人が勇者であるというのは素敵なことです。
最終的に王様の城でコスプレイベントを開催するんですが、そこに出てくるのが徹夜覚悟でこさえてたコスプレ衣装というのがなんともせつない。現代のコスイベントに間に合わせようと作っていたあの衣装を、異世界で着るわけですよ……。
それでは恒例のスクショタイムです!(ISBNと日本書籍コードと表紙画像)
そういえば先日、「この架空ラノベがステキ」を買ってきました。次回のスペシャル企画は、「このステ」の感想にしようと思います。
それではまた! きょむなら!
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