　おはきょむ！　こたつから出られませーん。こたつから生配信とか需要ありますかね？　……ないな……。また読書会企画を考えておりまーす。

　きょうも架空ラノベ紹介いってみます！

　きょうはこれです！

「ご近所の幼女先輩が俺をめぐって修羅場」著・長崎宗久　イラスト・揚げ物　ＳＡ文庫

　◇◇◇◇

　ご近所の幼女先輩が俺をめぐって修羅場　あらすじ

　ごくごく普通の高校生、島田ヒカル。彼の家の両隣のお家には、それぞれ幼女先輩が住んでいた。右隣の秋元家には活発な六歳児・さおり。左隣の春田家には大人しめの六歳児・安奈。この二人はなぜかヒカルにつきまとい、どっちが好みか訊いてくる。どっちにも興味はないとヒカルが言ったところ、なぜか幼女先輩なりの策略頭脳戦がスタートし……？

　◇◇◇◇

　まずはさおりちゃんと安奈ちゃんが可愛いです。さおりちゃんは元気で戦隊ヒーローが好きな女の子で、安奈ちゃんは絵本を読むのが好きな大人しい女の子です。さおりちゃんは神社付属の幼稚園に行っていて、安奈ちゃんはカトリックの幼稚園に行っています。

　それぞれいろいろヒカルの気をひこうとして、さおりちゃんは「稚児行列に出るから観にきて」と言ったり、安奈ちゃんは「クリスマスの降誕劇でマリア様の役をすることになったから観にきて」と言ったり、それぞれアプローチがあくまで幼稚園児なのがいいですね。

　で、その二人に振り回されていることにしんどみを覚えているヒカルなんですけど、学校にいくと美術部の先輩の優子さんという人がいて、こっちからはおねショタ的誘惑をかけられています。しかし優子さんは学校のマドンナなので、こっちも手を出すとほかの男子生徒からえらい目に遭わされるのでお誘いに乗れない、という状態です。

　ヒカルにひっそりと片思いする恋歌ちゃんというクラスメイトもいるのですが、その子はヒカルをストーキングして、優子さんの誘いを断り続け幼女たちと親しくしているヒカルをロリコンだと勘違いします。いやヒカルお前モテモテだな？！

　……えーと。いろんなところから矢印が向いているというのもなかなかつらい状況なのだなということがよく分かります。

　この作品、とりあえずアノメイトで買って安奈ちゃん視点の特典ＳＳペーパーを手に入れたんですけど、ほかのも欲しくてもうじゅうのあなとかスイカブックスとかも回っちゃいました。細かいところの出来が抜群で面白いです。特典ＳＳペーパー集めにこんなに夢中になったのこの作品が初めてです……。あ、特典ＳＳペーパーがなくてもストーリーは把握できますのでご安心を。ときめきの詰まった素敵なライトノベルでした！

　では本屋さんに持っていくスクショタイムです！（ＩＳＢＮと日本書籍コードと表紙画像）

　それではまた次回！　きょむならー！