呪殺少女の椅子取りゲームへの応援コメント
はじめまして。
自主企画「文章の「読みやすさ」に工夫した非テンプレ作品」にご参加いただきありがとうございます。
本当は最後まで読んでから感想を残そうと思っていたのですが……「猿の手」が出てきては見逃せない!笑
怪奇幻想小説好きには当たり前すぎる古典作品ですが、WEBではまずお見かけすることがありませんよね……。興奮してしまいました。
koumoto様の豊富な知識も相まって、とっても読み応えのあるホラー作品でした。なのに読みやすい!
とても良い勉強をさせていただきました。
文章の最適解はひとつではない。そう強く感じさせていただきました。
以下、読みながらメモった個人的な「上手い!勉強になる!」ポイントの箇条書きです。「そこはちげーよ」と思うものもあるかもしれませんが、読み流していただけると幸いです。
・読点の入れどころがすごくうまい。
・反復法の使い方、押韻の踏み方もすごくうまい。良いリズムを生み出している。
・セリフが自然で個性的。
・展開の緩急がすばらしい。
・センテンスの長短のバランスもすばらしい。
・そして何よりキャラクターが魅力的。やはり魅力的なキャラクターなくして良作はありえない。
作者からの返信
はじめまして、二晩さん。読んでくださってありがとうございます。
『猿の手』、オーソドックスな古典ですよね。『逆境ナイン』という野球漫画でなぜか脈絡なく『猿の手』が出てくる場面があって笑いましたが、自分も特に意味もなく登場させてしまいました。悪ふざけですね。全編、悪ふざけみたいな作品でもあるのですが。そこに反応していただけて、とても嬉しいです。
いちおう条件には違反してないかな、と厚かましく企画に参加させてもらいましたが、こんなに詳細に分析していただけて、本当に感謝です。音楽を聴きながら執筆しているので(このシリーズの場合は『凛として時雨』というバンドの歌を必ず聴きながら書いています)、リズムには気を遣っているつもりです。少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。
呪殺少女のデッドボールへの応援コメント
執筆密度凄まじいですね……これは1話更新するだけでもものすごい疲れると思います。勝手な解釈で申し訳ないですが、自分なら知恵熱出して寝込みます。
学校や日常のワンシーンに触れ、そこからどうやって相手を呪うかに執念深い描写がいいですね……。作品の情景もかなり良く映っていて読んでいて楽しかったです。
更新楽しみにしております、執筆楽しんで、頑張ってくださいね。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。労っていただけて、とても嬉しいです。たしかにうんうん唸りながら、どんなふうに襲われるか、どんなふうに返り討ちにするか、どんな罵詈雑言を浴びせるか、悩んだり迷ったりと、苦心しています。とはいえ、気に入っているキャラクターなので、楽しさはもちろんあるのですが。
こうやって、反応をいただけるだけでも、書いた甲斐があったなあと思えます。温かい励まし、感謝です。ありがとうございました。
呪殺少女の片恋への応援コメント
呪殺少女シリーズ、大好きなのですがその中でもこの「片恋」とりわけ痺れます。主人公の鼎ちゃんの感情の昂り、なにもかも悟ったあとの心の冷たさと異様な寂しさ。あと、koumotoさんの作品の登場人物たちが毒付いている姿は真摯なのにユーモアがあって本当におかしく笑ってしまいます。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。近況ノートのコメントの方でも、この作品について言及してもらえて、なんだか嬉しかったです。
自分でも気に入っている主人公で、気に入っているシリーズですね。楽しんでいるのは作者だけじゃないかな、と我に返ることも多々ありますが。
続きを書こうと思っているのに、気づけばだいぶ間があいていますね。ぼくの宣言や予告は当てにならないので、自分でも信用できませんが、近いうちに続きを書きたいと思っています。まあ、完結していないくせに間があいている作品すべてに、そんなことを思っているのですが……。話半分に聞いておいてください。
なぜかはわかりませんが、毒づく女性を嬉々として描いてしまうところがあります。この「片恋」も、空まわりする主人公を描いていて楽しかったです。気の毒にも思いながら。
少しでも笑って、楽しんでもらえたなら、作者冥利に尽きます。ありがとうございます。
呪殺少女の椅子取りゲームへの応援コメント
牛頭の怪物が怖かったです。
ピエロも出てきて泣きそうです。
嫉妬、色欲、怠惰、強欲、暴食、高慢、憤怒の七つの大罪が
箴言6章の主の憎まれるもの、忌むべきものリストかと思いました。
椅子取りゲームの音楽はきっと楽しいであろうに、血まみれの体育館の悍ましさが
まさって、もう感情が揺さぶられました。夜は読めない、臆病な私。
ラザロの復活の呪文に希望を持ちたいです。
面白かったです。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。作者は麻痺して書いていますが、たしかに不気味な話になっていますね。敵と主人公がまともに話すのはこのエピソードが初めてだったので、調子に乗りながら書いてしまいました。少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです。
呪殺少女の猫への応援コメント
企画からこんばんわ。そーやです。
1話目を読んだ俺「出だしからすげぇなぁ。飛ばしてるなぁ」
↓
2話目を読んだ俺「イカれてやがる……(顔面蒼白)」
久々に開催した企画に、初っ端からデッドボールを受けた気分です。素晴らしい!
スナック感覚で殺し合う、「命は尊い」などといった生命倫理に真っ向から中指を立てるようなロックっぷりに痺れました。あと1話から2話の落差がホントおかしい。
それは日常という名の黒い屠殺場。
鼎さんは一体どこに向かうのか、脂汗を流しながら楽しみにしております。
あとアレ、セバスチャンにはちゅーるをあげよう。
作者からの返信
こんばんは、そーやさん。読んでくださってありがとうございます。
スナック感覚の殺し合いとは、素敵な表現で嬉しいです。コメント、励みになります。更新が遅くなるかもしれませんが、できるだけ血まみれな旅路を鼎さんには与えたいと思っています。
セバスチャンへのちゅーる、感謝です。厚くお礼申し上げます。
呪殺少女の片恋への応援コメント
セリフ回しのセンスが光りますね!
特にセバスチャンとのやり取りが、なんだか心にしみました。きっとこの世界で鼎ちゃんが安心して話せるのはセバスチャンぐらいしかいないのでは……。
あと、作者は熊のぬいぐるみに家族でも殺されたのでしょうか? イライラしているときに大体酷い目に遭わされる熊のぬいぐるみ……正直めちゃくちゃ面白いです……。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。そう言っていただけてとても嬉しいです。
他人のすべてが敵という世界なので、おっしゃるとおり、セバスチャンだけですね、安らかに話せるのは。セバスチャンにずいぶん救われているのかもしれません。
熊のぬいぐるみに恨みはない……というか、どちらかといえば好きなはずなのですが、気がつくと主人公に拷問させてしまいました。
少しでも楽しんでもらえたなら幸いです。