10. 黒い鳥(1)

 最近耳に馴染んできた鳥の鳴き声を遠くに聞きつつ、カスミは悠然と杖を構え静かに息を吐いた。

 場所は魔術の練習場所として定めた芝生。本来なら任意保全領域セーフティゾーンにより他と変わらぬ青々とした姿を保っているはずが、トラブルにより復元の機会を逃し荒れたままとなってしまった庭の一処ひとところだ。

 カスミはいつものようにそんな場所に立ち、これもまたいつものように体内の魔力を操作していく。自然に、且つ素早く。


 カスミが魔力枯渇で死にかけてから今日で十日目。

 あれからは特に命の危険を覚えるような事態に遭遇することもなく、平穏な日々を過ごすことができている。電脳魔法インターフェイスについても検証を繰り返したおかげで、以降は危険域まで魔力を消耗するような事故とも無縁だ。

 そもそも六歳児の身体では長く練習を続ける体力が無いということもあってか、ついつい熱中しすぎた後で軽い魔力不足になる程度で済んでいる。


 そうして毎日魔術の練習に精を出すカスミは、一方で食生活の改善にも余念がなく、昨日はついにパンらしいパンを焼くことができたと小さな快哉に踊ったところだった。

 試行錯誤の末に石窯はなんとか使えるようになったが、焼き上がるパンはどうにも硬い膨らみ損ねで食べられはしても美味しくはないものばかり。そこにパン種から魔術で温度調節を加えるという試みを繰り返すことにより、僅かながら膨らみのあるパンを焼くことに成功したというわけだ。

 文字通り味をしめたカスミはうどんにも同じ手法を試してみるつもりでいる。最近は具の代わりに七味唐辛子味やえび天味、マツタケ味などのシリアルバーを加えて味を変化させているが、うどんそのものもできるだけ美味しくしたいものだ。


 そんな風に少しずつこの世界での生活に慣れてきたカスミに取って、魔術の重要度も日に連れて上がってきているのだった。


「〝逆巻く炎は歩むが如く、叫び叫べど慈悲は無し。真たる赤は我が眼に在り――【火炎旋風フォウ・ヴェンネ】〟」


 詠唱を終えた途端にカスミの杖が向けられた先、火の気のない芝生から真っ赤に燃える風が渦巻くように発生した。カスミの背よりも高い、炎の竜巻だ。

 見た目でわかる通り『初級魔術入門書』内の魔術の中でも危険性の高い【火炎旋風フォウ・ヴェンネ】は、周囲に遠慮なく熱波を撒き散らしながらその場に留まっている。荒れ狂う風の暴力的な叫びと共に。

 その耳障りな音に紛れて、カスミは満足気に呟いた。


「だいぶこの魔術にも慣れてきたし、今度は思いっきり魔力を絞ってみてもいいかな。洗濯物を干すには火力が強すぎ」


 そう言ってベランダを見やる。そこにあるのは手摺りを物干し代わりにして掛けられたネグリジェだ。湿ってクタリとしている。


 料理に魔術を応用した後、カスミは他にも便利な魔術がないかいろいろと試してみた。結果として電脳魔法インターフェイスで事足りてしまうものがほとんどだったが、洗濯に関して役立ちそうな魔術を見つけたのは収穫と言える。

 支援物資の石鹸を洗剤代わりに、魔術で作った水流で優しくもみ洗いをしてから魔術で作った炎で乾かす。昼も夜も問わないこの洗濯方法は、着替えの足りないカスミの求めるものであった。

 コツとしては炎を近づけすぎて洗濯物を傷めないことと、水に供給する魔力に注意して石鹸水へと状態変化しないようにすることだ。水だけを消して残った石鹸泡を捨てるつもりが、大量の石鹸水として残ってしまい地面を汚したのは軽い失敗談である。

 任意保全領域セーフティゾーン内だったため地面を復元して事なきを得たが外に出てしまえばそうもいかない。同じ失敗をしないよう魔力量の調節には注意が必要だと再認識する出来事だった。

 このように失敗を経験しながらも習慣的に魔術を扱うことは練習としてもちょうど良い塩梅で、基礎の習得はかなり捗っていると自認している。


「詠唱のたびに〝叫び叫べど慈悲は無し〟って言いながら思いっきり加減してるのが笑っちゃうけどね。相手は洗濯物だし」


 順調に魔術を覚えていく自分に満足はしているのだが、そのために必要な詠唱に触れる度にカスミはつい苦笑してしまう。

 詠唱を「コスプレみたいなもの」と自分に言い聞かせることでなんとか慣れようとはしているが、恥ずかしいものは恥ずかしいのだ。独りで練習している今だからこそまだ良いが、人前で魔術を披露するときがきたら大丈夫だろうかと今から不安にもなる。頬から炎の魔術が飛び出しても不思議はない。


 そうやって練習がてら日課を続けていると、不意に自然に囲まれたログハウスには似合わない電子音が耳に響いた。

 カスミにだけ聞こえる鼓膜を突くような電子音はあらかじめセットしておい電脳魔法インターフェイスのアラームだ。これが鳴ったということは十二時になったのだろう。

 魔力供給を切り【火炎旋風フォウ・ヴェンネ】を消すと、カスミは真上を見上げた。雲一つ無い空から燦々さんさんと光が降り注ぎ、手の影でそっと目を眇める。

 未だ湿り気を帯びる洗濯物とて魔術抜きにもあっという間に乾くだろう晴天は、しかし見た目ほどカスミの気持ちを晴れやかにさせない。ひとえに、空を眺めるたび意識にノイズを成す疑問が邪魔をして。


「落ちないし昇らない。ぐるぐると回るだけ。昼は太陽で夜は月。いったい何なんだろう?」


 まるでナゾナゾのような言葉だが、そうではない。生活する中で、太陽だと思っていた物がカスミの知る太陽とは根本的に違うことに気が付いたのだ。

 白く輝きながら天の一定範囲を周回し、夕方になると赤くなり、夜になると淡い黄の光となる。そうして朝になればまた強い白光を放つようになる物体。

 カスミの語彙に適当な単語がないので昼は太陽、夜は月と呼んではいるが、異世界特有の天体というのは明白である。

 毎日不規則な場所にあるため時間も測れない困った天体で、わざわざ昼にあわせてアラームをセットしなければ時間感覚も狂いがちだ。


 太陽がこうなのだから、当然一日の長さも地球とは変わってくる。二十八時間十二分と少し。前世より四時間以上も長い。

 ついに分秒も表示するようになった個人記録パーソナライズの時間表記によって判明したが、今やその中途半端な時間を越えてから日付が変わるように仕様が変わったようだ。夜になると早めに寝てしまうせいで確かめたことはないが。

 そうでなければ一日ごとに時間がずれていったことだろう。


 いったいあの太陽であり月でもある天体は何なのか。

 その不思議さに、カスミは庭にいると時折空を眺めたまま考え込んでしまう。天体に関しての知識はこの異世界のみならず前世に関しても不足しており、いくら考えても何の答えも出せそうにない。

 今日もつい見上げたまま、何の収穫も無いのを承知で観察をしていた。昼食の前に少しだけのつもりで。


「──っ!?」


 そんな時だ。突如けたたましい鳥の鳴き声が空に響き渡った。高く力強い、凄みのある鳴き声が。それも一つではない。打ち合うような叫声はどうやら複数の鳥によるものらしい。

 弾かれたように見上げる先を鳴き声の方向へと変えたカスミは、雲ひとつ無い虚空をじっと見守った。これぞ抜けるようなとでも称すべき青空にあって、しかしそんな平和な空模様とは裏腹に、不穏な鳴き声は徐々に近く大きくなってきていく。


「……あ」


 ふつふつと湧いてくる緊張感と警戒心にカスミが唇を舌で湿らせたその時、一際大きな鳴き声が耳朶を震わせ、とうとうその姿が現れた。


 鷲や鷹のような猛禽類らしき恐ろしげな顔つきの鳥たちだ。広げた翼で人間の子供くらいなら包み込めそうな大きさの五羽が、庭先の木々を掠めるように飛んでくる。

 五羽は一塊ではなく二つのグループに分かれているようだ。綺羅びやかな赤と青の羽毛を纏う派手な四羽と、それらに追われる真っ黒な一羽に。

 形は似ているのに色だけが違う鳥たちは、ケンカと呼ぶには生易し過ぎる争いをしながらカスミの視界を横切り、そのまま鳴き声で尾を引くように遠く反対側の森へと消えていった。

 正にあっという間の出来事だ。カスミはその方向を見やったまま間抜けに口を開けることしかできずにいた。


「ええ……初めて見たけど、この森ってあんな大きくて恐そうな鳥もいるの? 何なのここ。ぜったい人が住むような環境じゃな――んひゃっ!?」


 直後にカスミを驚かせたのは、木が根本から倒れる恐ろしい音だった。他の木と揉み合い葉が擦れ枝が折れる音は、小さくも明確な振動を伴ってカスミの足元を揺らす。遠くでまた別の鳥が騒いで飛び立っていった。

 音が聞こえてきたのは黒い鳥たちが去った方からだ。距離もそれほど離れていない。

 何か大変なことが起きたらしいとはカスミにもすぐにわかったが、それに対してどう行動するかは非常に難しい問題である。


「ど、どうしよ……」


 逃げるべきか、隠れるべきか、敢えて調べに行くべきか。いずれも安全確保を目的としながら、方向性自体はバラバラだ。

 それらの選択肢が頭に浮かんだカスミは、手の中の杖に視線を落として口を強く引き結んだ。

 そうして脳裏に浮かぶのは家のすぐ外で襲われた情景。ウサギに魔術で攻撃された時のことである。少し前に『初級魔術入門書』を最後まで読み終えたカスミは、そのウサギに関連するとても興味深い事柄を見つけていた。


 魔力はすべての生物が持っているが、高度な知性が無ければその魔力を魔術には使えない。しかし技術と知識で魔術を使うのではなく、本能で魔法そのものを直接発現させる〝魔物〟と呼ばれる生物がいるのだそうだ。

 あの時襲ってきたウサギはその魔物だったのだろう。詠唱もなく土の魔法を見事に使いこなしていた。もしかしたらあの後に出てきた黒い犬も、魔法を使った姿こそ見ていないが魔物だったのかもしれない。

 魔物は魔法を操るだけあって大層危険らしく、人が襲われ命を落とすことなど日常茶飯事なのだとか。

 そんな危険な生物が棲み着いている森だ。庭に出るときカスミは必ず最初に周囲を見回るようにしている。敷地はシェルターの範囲内だし初日以来生き物を見つけたこともないが、だからと安心できるような環境ではないと知ってしまった。


 今しがた聞こえた音の出どころまで行くということは、当然森の中に入るということになる。魔物が棲まう森に、だ。

 そもそもが、さっきの鳥たちも魔物である可能性は高い。下手に鉢合わせしたらどうなるか。

 カスミはいつの間にか額に浮かんでいた汗をぐいと袖で拭うと、杖を強く握りしめた。


「いくらなんでも危険すぎだよね……」


 心の中にあるのは緊張と恐怖。

 本当は何も見なかったこと聞かなかったことにして、お昼ごはんをのんびり食べていたい。


「でも」


 そんな逃げ腰な気持ちを押し返すのは、魔術を覚えた自信と希望。

 このまま家に篭もっているつもりで転生したわけでも、そのために魔術を練習しているわけでもない。転生に課された使命はそれよりも先にあるのだ。


「危なくなったら逃げればいいだけだし、いざとなったら魔術もある。ちょっと様子を見に行くだけで引いてたら、森を抜けて人と出会うなんていつになるかわからないもん……よしっ!」


 上擦った声ながら努めて明るく自身に発破をかける。そうまでしてでっち上げた気力でも抑えきれない不安は、「だいじょぶ、だいじょぶ」と無理矢理に抑え込むことにして。


 覚悟を決めたカスミは怖々こわごわと門へと向かい、そのまま外へと足を踏み出した。先程の音から不自然に静まった森に生き物の気配は感じられない。

 カスミは別段そういった感覚に鋭敏なわけでもないが、そう思いでもしなければ門扉の閂を抜くことすらままならなかったろう。

 そして、一歩外へ出たならば次はできるだけ迅速に動かなければならない。敷地を囲む柵の外側に張り付くように沿いながら、大きな音を立てないよう小走りで鳥が消えた方向へと向かう。

 そうしながら個人記録パーソナライズはシェルターのページを開いてみると、そこにあったのは『適用範囲外』の文字。知ってはいたことだが、目で見て確認したことで一気に緊張感がいや増す。


「ここからはもうシェルターに守られないってことね……」


 門を出た瞬間から、ここはもうシェルターの外。外敵の攻撃は防がれないし、傷を負っても治療されない。支援物資の生成も行えなくなる。

 電脳魔法インターフェイスのすべてが使えないわけではなく、前世でも普段から使えていた個人記録パーソナライズ操作制御マニュピライズは使えるのが救いか。

 カスミは個人記録パーソナライズを消すと、一度両頬を手で叩いて「よし!」と気合を入れてから森へと踏み入った。


 初めて入った森の中は勝手に想像していたものと違いそれほど歩きにくくはない。厚く樹葉が覆っているにしては暗くはなく、土も乾いている。木の根に躓かないよう注意さえすれば障害となるようなものも無い。

 このような健康的で爽やかな森なら森林浴に最適だろう。魔物さえいなければ、だが。

 さすがに手探り状態のまま森の中を走るような無謀はせず、カスミはできるだけ音を立てないよう慎重に歩いていく。異変があれば即座に察知するつもりで神経を尖らせながら。


「――あっ!」


 そうして周囲を警戒しながら歩くこと数分。カスミの感覚では息の詰まる長い時間だったのだが、実際はそうでもないのだろう。目に入った光景がそう物語っていた。


 根元から倒れた一本の丸太に隠れるように、空で追われていた黒い鳥が横たわっている。

 血こそ流れていないが大怪我を負ったようにほとんど動いていない。動けたとしても飛べないのではないだろうか。翼が変な方向に曲がっているのだから。

 真上に空いた森の隙間から見えるのは、鳴き声を交わしながら円を描いて飛ぶ追手の四羽。黒い鳥を探しているというよりも、警戒して様子を伺っているような雰囲気である。

 逃さず追い詰めるつもりだが弱った獲物に殺到するようなことはしない。奇襲や待ち伏せからの反撃を警戒しつつ、相手が確実に弱りきるのを待つ。

 そんな意図が垣間見えるのだから、どうやらあの鳥たちはだいぶ頭が良さそうだ。

 尤も、落ちた黒い鳥の方には反撃どころか逃げる余裕すら無さそうに見える。瀕死と言っていいだろう。呼吸をしているかどうかもわからないほどに。


 木の陰に隠れながら、カスミは上下へと交互に眼を走らせた。どういう理由でこうなっているのかは知らないが、派手な鳥たちの方が一枚上手だったということはわかる。

 ともあれ、カスミとしてはここでしっかりと決着がついて、周囲に危害を及ぼす間に去ってくれるならそれで良い。酷なようだが魔物は危険だと骨身に染みている。


「……」


 そう冷静に判断する反面、目の前で失われようとしている生命に居たたまれなくもなる。魔物だったとしても、今ならば助けられるかもしれない生命を見捨ててしまっていいのだろうか。

 しかし、そうやって悠長に葛藤していられる時間はそう長く残っていそうになかった。上空の鳥たちの描く円軌道が狭くなっており、高度も少しずつ低くなってきている。様子見も終わり、黒い鳥を仕留めるために降りてくるに違いない。

 あまり近くにいると巻き込まれてしまう。その予想と共に蘇った魔物の恐怖がカスミの喉を鳴らした。

 負い目や後ろめたさは今だ自覚しながらも、焦燥と危機感はそれとは比べ物にならないほど高まりつつある。


「ごめんね」


 その恐怖心が迷いを断ち切る決め手となった。

 黒い鳥に向かい手を合わせたカスミは深く瞑目する。生き物の死出に贈れるカスミなりに精一杯のはなむけに、或いは自らの慰撫のために。

 そうしていたのは風が葉を揺らし、それが収まるまでの間。ゆっくりと目を開けたカスミにはもう一刻も早くここを離れることしか頭にない。

 しかし、最後に向けた視線の先にカスミは見てしまった。自身にひたと向けられる黒い鳥の目を。金色に濡れた、まるで闇夜に浮かぶ一番星のような輝きを。

 いつから見ていたのだろうか。羽毛の一本たりとも微動だにせず、視線だけが一直線にカスミを貫いている。


 絡んだ視線を振りほどこうともせず、そのまま何秒が経っただろう。不意にカスミは足元に草を踏む小さな音を聞いた。

 自分でも気付かぬ内に一歩踏み出していたのだ。何を考えるまでもなく、不思議ともう恐怖心も無いままに。

 そこから先は、気付いていても止まらなかった。二歩、三歩。最後は小走りで黒い鳥に近づき、膝をついて抱き上げる。しっとりとしながらも滑らかな黒い羽毛の肌触りが場違いながら何とも心地良い。


「あなた、だいじょぶ?」

「……ピー」


 見捨てるつもりだった自分の取った行動を理解できないまま尋ねれば、返ってきたのは顔つきに似つかわしくない細く高い鳴き声。

 喉の奥で振り絞ったようなそれを聞いて思う。愚問だったかもしれない。大丈夫なわけがないのだから。


 事ここに至れば助けることに躊躇はない。カスミは杖を持っていない左手に黒い鳥を抱きかかえると、立ち上がり踵を返した。

 カスミの聞いたところによると鳥は飛ぶために軽い身体をしているらしいが、この鳥もそうなのだろう。たしかに軽い。まるで羽毛だけでできているように。

 これならば抱えたままでも家に帰れそうだと見当がついたことで、おぼろげながら希望も湧いてくる。シェルター内で使える支援物資には救急用品が豊富に用意されているのだから、その中にはきっとこの鳥に適した物もあるはずだ、と。

 そうと決まれば来た道を急いで引き返すだけである。もはやカスミの頭にあるのは早く助けてあげたいという一心のみだ。

 それがいけなかったのかもしれない。


「……ピ」


 腕の中から届いたか細い鳴き声。注意を向けていなかったらまず聞き逃していたであろうそれは、何かを訴えているようでもあった。

 何を言いたいのか、察してあげるべく更に意識を傾けかけたカスミだったが、どうやらその暇も、その必要もなかったらしい。後ろから草葉の擦れる音や、枝が折れ地面に落ちる音が聞こえてきたのだ。

 振り返れば木々の隙間で器用に羽ばたく二羽の色鮮やかな鳥。黒い鳥を追っていた時の剣呑な気配をそのまま、カスミに叩きつけていた。

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