第19話 魔力石

ほかにもいくつもの仮想人種をつくり、仮想建物ペン自販機を取り付ける。


第一ゲートより3kmの場所にゲートをつくり1人種10ゲートずつ


1ゲート内では10個の村が作られている。


仮想の家畜などのエリアがある。鶏、牛、羊、農場も含め仮想人種のためのエリアである。


今はちょうどさとしとさやかが二人で歩いてる。

「さとし君」

「なんだ?さやか」

「また知らない光が宿ってるよ!!」

「どれどれ!」といいながら鑑識ポインタを使う。


「これは土魔力なのね!明るい茶色だったからそうかもと思ったけど」

「もしかしてこの緑の光は・・・」

「植物魔力だって・・・聞いたことないね?」

「そうだな!これからもいっぱい出てきそうだし!魔力を集める石みたいなの欲しいな」

「さとし君つくるの?」

「もちろん!」

ノートに書くと透明な石を作る。

「これがそうなの?」

「そう!土魔力に近づけると魔力石が土色になる」

「それにはほかの魔力を入れることができるの?」

「やってみないと分からないな」

他の魔力も吸収することが出来、植物魔力を多く取り入れると緑色の色合いが濃くなった。

「魔力混じるんだ~」

「そうみたいだな」

さやかが鑑定ポインタで見てみる。

「混じってはいないみたいだね!一緒に入ってるだけみたい!」

「そうだな~!でもこの魔力一体何に使うんだろ」

「魔力だから!やっぱり魔法?」

「それぐらいだよな」

「そうだと思うよ」


「植物魔法だからきっと植物を育てるとか 土魔法だと土に関係した魔法なんだよ 火魔力を熱に変換するとか」

「さやか!そうかもしれないな!」


さとしはノートに書くと

「土よ出でよ!」と魔力石を持ちながら言うとどんどん土が出てくる。

「おー!土が出たって!これ仮想土?」

「火魔法なんて現実で作ったらやばいだろ?」

「あー!そうだね!」


「あ!そうだノート貸して」

「いいぞ!」

さやかは杖の先に魔力石を付けたものを作り出した。

「これなら魔法使いぽいでしょ?」

「おお!!」


後でみんなと合流すると

色々な武器や装備に魔力石を取り付け、魔力石の合成も出来るようにするのだった。

魔力石の簡易的な合成盤があり、そこに魔力石をいくつか乗せると合成ができる。合成盤は店で仮想マネーで買うことが出来る。転売されてもいるので日本円で買うことも可能である。

5つで次のレベルの大きさにすることが出来る。上限は決めていない。

魔力石は地面に落ちていたり、仮想魔物を倒すことで手に入れることが出来る。


また装備などは鍛冶することも出来、魔力がちゃんと篭っている場合鍛冶が能力が高くなりやすくなる。その場合魔力は一旦消え、また集めないと行けなくなる。


鍛冶をしたりしてもらったりする場合、特殊なハンマーを買うか。仮想人種がやっている鍛冶屋に行くとしてもらえる。ドワーフが優秀なイメージがある。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る