第8話 小惑星

惑星が未だに発見できないので新たに飛ばす探査機に熱センサーと光センサーを設置し途中で太陽のような熱を持った恒星があればそちらへ進路方向を変える

又、その恒星の周りを徹底的に調べ生命体が居そうな恒星からの距離の場所も徹底的に調べるように設定した。


待ってる間に新しい道具を作ろう。どんなのがいいだろう!


新しい動物を作る道具か?


入れた食べ物が腐らない箱か?


小惑星・・・を吸収する道具?

小惑星や星屑を素材として集めて新たな星を生成する?

作ったとしてどこに置くの?探査機で置くところを衝突の心配のない場所か徹底的に調べるか。隕石見張り機などを作って見張らせるか。

そしてもちろん星を置こうと思う場所はこの異世界に開いたゲートから見える場所。


「となると・・・このゲートの向こうは真空だからな・・・」

「この『落下防止指輪(浮遊可能)』に機能を追加してみるか」


宇宙空間でも呼吸が出来、真空などの影響も受けない機能を追加した。

指輪をつけた風船と指輪をつけていない風船を宇宙空間に飛ばすと指輪のついていない方の風船が割れた。風船にも影響を与えるんだなこの指輪はと思いながらその指輪に付けておいた糸を引っ張って回収した。


「さとしー」「聡~いるかぁ」

お!この声はさつきとはじめだ。

「おー上がってくれ」と部屋に居ながら返事をする。


「あ!ゲート開いてたんだ?」

「何かしてたのか?」

探査機に新機能つけた事と落下防止指輪に宇宙空間でも普通に過ごせる機能をつけた事 ここに居る全員分の指輪をノートから更新しておいた事 小惑星から新しい星を作れないかなとの事を二人に話した。


「じゃあ私たちの星が出来るって事??」

「そいうこと!!」

「その星って回転させるのか?」

「回転してたほうが面白そうだね!」


「今重力について調べたんだけど星という大きな質量があるものがあれば重力は自然と生まれるらしい」

「そうだったのか!」

「じゃあでっかい星になるほど重力は増えるって事?」

「多分、そうだと思う」

「小惑星を素材にするって言ってたけど取った事で周りに変な影響あたえないよね?」


「太陽みたいな恒星がない場所だと小惑星ってあるのかな?」


話し合った結果恒星などがなかったり太陽系のように惑星がない場所や星の軌道とか関係ない場所ならとり放題なのでは?という結果になり。

そういう設定をした200個の『小惑星採取機』を異世界ゲートに送り込んだ。

この『小惑星採取機』に吸収された素材は『星生成機』に転送されこちらで星が丸い状態で少しずつ大きくなっていくのである。



「でもさぶっちゃけ!素材なしでも『星生成機』のみでもそのノートなら星を作れたんじゃないか?」

「はじめ!それじゃ面白くないんだよ!」

「そうだな!」

「この星ある程度大きくなったらさやか達も呼ぼう?」

「それがいいな!」











  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る