シーンとなるのもうなずけます。
昔、オリバー・ストーンの『サルバドル』を軽い気持ちで友達と観に行きました。
あまりに重くシリアスなままエンディングを迎えて館内はシーン。
映画はエンタメだと思っていた僕はすっかり打ちのめされてしまいました。
今回取り上げられている全てが初めて知ることばかり。
僕は3月いっぱいで今の職場を解雇されますが、それでも腐らずにやっていけるのは”きっとなんとかなるだろう”という漠然とした希望があるからです。
収容所と比べたら、僕のケースは大したことではないのですが、絶望した時から生きる気力が絶たれるのは間違いないようです。
『夜と霧』を検索したらとっても有名な本だったことを知りました。
ボクサー村田諒太の愛読書でもあるとか。
今まで知らなかったのが恥ずかしいレベルですが、今日知ることができたので感謝!
作者からの返信
波里久様。
いつもコメント感謝です。
フランクルのこの作品は、
彼本人が極限状態で生き延びる
術を、実体験の中から語りかけて
くれる名作です。
世間ではホロコーストについて
語っていると誤解されている面が
ありますが、それはこの作品の
本質ではないと思います。
夜と霧は、涙なしでは読み
終われない様な作品ですが、
生きる大切さをこれ程わからせて
くれる作品はそうそうないと
思います。
この糞みたいな人生の野郎に
一発ぶちかましてやる!
ボクサーが愛読書にするのも
わかる気がしますね!
ヴィクトール・E・フランクル先生の話が出たら、黙っているわけにはまいりませぬ。
僕はフランクル先生の大ファンです。フランクルヲタクです。フランクル先生に心酔しきっております。
「それでも人生にイエスと言う」…辛いことがあったときには必ずこの言葉を思い出します。というかPCの画面に張り付けてあります。この言葉にどれほど救われたか。フランクル先生は僕の命の恩人です。
作者からの返信
お読み頂き感謝です!
【夜と霧】は、人生で一度は手に取るべき
優れた作品ですが、最近は学校の教師ですら
この本の事を知らない人が多いらしく…。
下らない現代作家の駄文を読む暇があったら、
実体験に基づいた、フランクルの【夜と霧】
こそ手に取るべきです。
嘆かわしいですね…。