第34話 如月雪音の悩み…

私、如月雪音は、最近困っているのです。

早苗祭での白狐姫のライブの動画が何者かによって

Youtubeにアップされたからです。

それが何故か物凄い話題になり、再生数がうなぎ昇りになって…

コメント欄を見ると、

【あの早苗実業のメチャ可愛い双子って、名前は?】とか…

【どこに住んでるの?】とか…。

【何年生?】とか…


挙句の果てに帰り路に待ち伏せしている様な人がいたり…。

私達の家は、早苗実業から歩いて15分くらいの所にあるマンションなのです。

普段通学する時は天音ちゃんとふたりで歩いて行くので問題ないのですが、

帰りとなると、天音ちゃんと部活の終わる時間が合わない事があるので、

その時は天音ちゃんの部活の終わりを待つか、

同じ軽音部のパストリアス大橋様やアレックス岡本様と帰る様にしていました。

とてもひとりでは怖くて帰れません。

元々物心ついてから父上以外の男性とは付き合いが殆どなく、

早苗実業に入学して初めて他の男性というものを真近に見たのです。

人見知りする質なので、見知っている男性なら問題はないのですが、

そうではない男性は私にとって恐怖の対象ですもの…。

典型的な八百比丘尼の私は、小さくて力がありません。

小学生の女の子にすら敵わないのです。


そういう私の事を知っている鈴音母様や天音ちゃんは、

私がひとりで外出する事を嫌がります。

天気の良い日にはひとりでお外をお散歩とかしてみたいのですが、

万が一を考えると危ないと…。

まあ、確かにそれはそうなのですが…。

その上、最近は週末に天音ちゃんが千葉道場に剣術の稽古に出かけるので、

家で独りぼっちになったりして、寂しい思いもしています。

母上は、週末学校の仕事やクラブの指導とかがあるので、

家にはあまりいないのです。そこで私は天音ちゃんに言いました。

「ねえ、天音ちゃん、天音ちゃんの通っている道場では、

護身術とか教えてくれないのかな?」

私の問いに天音ちゃんは答えます。

「教えてくれるかどうかと言えば教えてくれるがの……でも

雪音姉様、護身術なぞやらなくとも、この天音が護って差し上げます故…」


「だって、天音ちゃん、最近週末はひとりで道場にいっちゃうから、

私独りぼっちだし…

ひとりじゃ怖いから外出出来ないし、寂しいし…。

護身術が出来る様になれば、ひとりでお散歩とか、

公園や図書館とかにも行けるし…」


「それはそうじゃが、あの道場は別の意味でちょっと危なかったりするでの…」

「何故道場が危ないの?」

「いや…それはその、そういう訳では…」

「じゃあ、お願いなの!お姉ちゃんも連れて行って。一生懸命練習するから!」

こうして私はめずらしく天音ちゃんを押し切って、

一緒に道場に行く事を承諾させたのです。


翌週末の事。

私は天音ちゃんと連立って千葉道場にやって来ました。

同じ早苗実業3年の先輩、千葉さな子様に合気道を習う為です。

さな子先輩は剣道3段とともに合気道も3段という強者なのだそうです。

護身術を身に付ければ、天気の良い日はお散歩だって出来ますよね?

私の胸は期待に高鳴っていました。


さな子先輩はスラリとした綺麗な体型の美少女で、とても可愛らしい方です。

武道家らしく、所作もきびきびとして美しいのです。

身長は158㎝と、私や天音ちゃんより10㎝近く大きいし、

プロポーションも抜群。ちょっと羨ましい…いや、憧れます。

『良く来たわね。雪音ちゃん、大歓迎よ!じゃあ、

一緒に合気道を練習しましょう!』

さな子先輩は私を優しく道場に迎え入れてくれました。

何となく天音ちゃんの様子が変だけれど…どうかしたのかな?


それからひとしきり合気道の基礎を練習した後、さな子先輩は私達に言いました。

『結構汗をかいたから、お風呂に行きましょう。

ここの道場のお風呂は広いから、3人で入っても問題ないわよ』

『さ、3人で…入るのかの…?』

天音ちゃん、何か焦っているみたい…なんででしょう?

『ええ、是非!運動の後の広いお風呂って良いですよね。憧れます!』

私がそういうと、さな子先輩は私の手を取って言いました。

『でしょ?雪音ちゃん、じゃあ、手をつないで行きましょう!』

先輩は何だかルンルン気分みたいです。

後ろから天音ちゃんがコソコソした感じでついてくるのが、

なんだかおかしいです。


さな子先輩が言った通り、道場のお風呂は大きくて、

ちょっとした銭湯みたいな感じです。

湯舟に浸かる前に、まずは体を洗って…それでサッと流して…

私がそうしていると、先にさな子先輩と天音ちゃんが湯舟に入りました。

するとそれから程なく、『あ!ああん!』

と何か甘い女の子の喘ぎ声が聞えた様な気がしました。

『あれ?何かな?気のせい?』

それからしばらくすると、また…

『あ!あふん!』

どうやら私の気のせいではない様です。

私が振り返ると、湯舟の中でさな子先輩の左横に座っている天音ちゃんが、

なんだか赤い顔をしています。

何か必死に我慢しているみたい…。


『天音ちゃん、どうかしたの?のぼせたのかな?』

私がそういうと、天音ちゃんは赤い顔をしたまま首を左右に振ります。

『大丈夫?』

私はそう言いながら湯舟に浸かると、さな子先輩の右側に座ります。

『あ!…駄目…そ…そこは弱いの!…い…逝く…』

それからすぐ、天音ちゃんは赤い顔をしたまま、

プルプル震えてぐったりしました。

『天音ちゃん、大丈夫?』

私が天音ちゃんの方に行こうとすると、急にさな子先輩が私を抱き留めました。

その為私は、さな子先輩の両膝の上に座る様な恰好になりました。

『雪音ちゃん、大丈夫よ。天音ちゃん、ちょっと逝っちゃっただけだから…』

『え?な、なに?逝くってどういう事なのですか?』


私が言い終わらない内に、さな子先輩は膝の上に座った私の両胸を、

ゆっくりと揉みほぐし始めました。

『え!先輩!何!…突然…あ!あ!』

いきなり女の人に胸を揉まれるなんて、突然の事に頭の中が混乱します。

『大丈夫。雪音ちゃん、力を抜いて…』

先輩は私の耳元でそうささやくと、【ふぅ~】と

耳たぶに息を吹きかけて来ました。

『あ!ああん!』

耳たぶに息なんか吹きかけられたら、

それだけでもう体がビクビク反応してしまいます。

だって八百比丘尼の体は、とてもとても敏感なのですもの…。


これはいけないと思った私は、なんとかもがいて先輩の腕の中から

逃れようとしました。ですが剣道で鍛えた先輩の腕力には、

私ではとてもかないません。もがく私を尻目に、

先輩は両手で私の左右の乳首を摘まんでは転がし、

更に首筋を舌先でツツッと舐め回しました。

私の左右の乳首はすぐに反応して大きく膨らみ、

同時にゾクゾクッ!と電流が走る様な感覚が全身を襲います。

『あ!ああん!先輩…駄目!…感じちゃうの…やめて…

女の子とするなんて…だ…駄目です!…』

私は思わず甘い喘ぎ声を上げていました。

『雪音ちゃんも天音ちゃんと同じで敏感なのね…。』

先輩はそういうと、右手を私の下半身の方に下ろし、

その指先で私の…女の子の大事な場所をまさぐり始めました。

どうやら一番敏感な、私の女の子の蕾を探している様です。


『駄目…そんなとこ触ったら…あ!』

とうとう私は先輩の指先に、女の子の蕾をまさぐり当てられてしまいました。

先輩の指はそこをゆっくりと優しく刺激してきます…凄く手慣れた動きです…。

『あ!駄目!そんなとこそんなに触られたら…駄目です…嫌ぁ~!…

女の子に逝かされるなんて…駄目です…!』

私は必死に逝くのをこらえようとしました。ここで逝ってしまったら、

もう元に戻れない…そんな気がしたからです。

『ねえ、天音ちゃん、こっちに来てあなたのお姉さんを

気持ち良くしてあげて…』

突然先輩がそんな事を言いました。

すると天音ちゃんがゆっくり私の傍にやってきて、

私の耳をかっぷりと口に含み、耳の中

奥深くに舌を這わせてきたのです…。


『嘘!天音ちゃん!駄目です…そんな事しちゃ駄目…

私達姉妹なのです…あ!あ!』

もう我慢の限界でした…。

先輩の指先の刺激で、私のあそこからは懇々と女の子の蜜が溢れだし、

天音ちゃんの舌先が敏感な耳の奥深くをざわざわと刺激し…

それによって体中がゾクゾクしてきます…。

『あ!あ!だ、駄目~逝く!逝っちゃうの!あたし…逝くぅ!

女の子に逝かされちゃう…もう駄目…!』

全身がビクビク激しく震えると、私は深く深く逝かされ、果ててしまいました。

さな子先輩と天音ちゃん…自分の双子の妹の手によって…。


こうして湯舟の中で深く逝かされた私は、その後先輩と天音ちゃんに、

洗い場にあるマットレスの上に寝かされてしまいます。

さな子先輩は仰向けの私の両足をゆっくりと開くと、

私の太ももの内側を舌先で丁寧に舐め回し、

更に女の子の一番敏感な部分をねぶり始めました。

『あ!ああん!先輩…駄目…そんなとこ舐められたらまた逝っちゃうの!

天音ちゃん…お願い…助けて…!』

また逝きそうになるのを必死でこらえる私に、

今度は天音ちゃんが頭の方からのしかかって来て、

私の左右の乳首を順番に吸ったり、口の中で転がしたりし始めました。

『駄目!天音ちゃん、そんなとこ吸われたら…嫌あぁ…

あたしまた逝っちゃうの……駄目~~~!』

……………………!!


その日、結局私はさな子先輩と天音ちゃんのふたりに徹底的に攻められ、

何度も何度も逝かされてしまいました。

その後はさな子先輩に言われるがまま、

私は生まれて初めて女の子のあそこ…さな子先輩のあそこと、

天音ちゃんのあそこを順番に舐めて…ふたりを逝かせました。

頭がボーとしていて、夢の中にいる様な感じで…

女の子の甘い蜜の匂いが立ち込めるお風呂の中で…

ああ、これがエッチをするという事なのかと…


その日道場から帰る途中、天音ちゃんは私に言いました。

「雪音姉様、ごめんなのじゃ…

実は私は4月頃からさな子先輩にされてしまう様になって…

近頃では抗えないくらいまで調教されて…。それで…」

それを聞いて私は言いました。

「いいの。天音ちゃん。別に処女を奪われた訳じゃないし、

妊娠するわけでもないもの。

ただ女の人に逝かされただけだから…」

「雪音姉様、これに懲りたらもう道場通いはやめた方が良いと思うぞ…

私ではさな子先輩は止められない…。」

「大丈夫よ。私だって合気道マスターするまでは頑張るから…」

「またお風呂であんな事されてしまっても良いのかの…」

「天音ちゃんも一緒なら大丈夫。可愛い妹を守るのも姉の役目だから…」


私は天音ちゃんにそう言いましたけれど…

もし次、またさな子先輩に逝かされたらどうなる事でしょう…

もしかしたら私も、天音ちゃんの様に虜にされてしまうかもしれません。

耐えられるかどうか…それにはちょっと自信が持てそうもありません…。

だって八百比丘尼の体は…とてもとても敏感なのですもの…。

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