第5回戦 『鹿翁館の秘密』

「次の対戦相手はカフェオレさんの『鹿翁館の秘密』だ」


「ミステリーでありホラーということでどんな恐怖体験が待っているんでしょうね」


「それでは、試合スタート!」


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 今回読ませていただいたのは、カフェオレさんの『鹿翁館の秘密』です。不学な私は物語の中で言及されるまで、ある有名な作品と関係があるというヒントを見落としていました。話としては、訪問系ホラーですね。(ホラー大好き!)ある場所に訪れてそこで怪奇に会う。私の中で印象に残っているのはM・ナイト・シャマラン監督の『ヴィジット』ですね。あまり展開を書くとネタバレになるので伏せておきます。


 ミステリー同好会に所属する主人公たち三人が鹿の剥製がたくさん飾られていることで有名な『鹿翁館』に取材に行くところから話は始まります。今まで断られていたのに急に許可が下りて、しかも他言無用と怪しさぷんぷんでどのように話が進むのか気になります。特に雰囲気を盛り上げるのが、鹿翁館の内部の描写ですね。恐怖を煽ってくる感じです。(私もこれくらいきっちりとした描写が書けるようになりたい!)

ホラー好きの方にお勧めの作品です。


私が「しかおきなかん」と当初読んでいたのは秘密です。


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「ここで試合終了! 結果は!」

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