05 ヒューマンドローン&警視庁の担当者

『うわあたすけてうわあああ』


「えっ、限界来るのはやくない?」


『もうむり。いきなりむり。国家公安特別対策室食物連鎖のいちばん上がいきなり来たよお』


「そんな組織知りませんっていっちゃえよ」


『そんなことしたら末代まで存在抹消されちゃうよおお』


「人工知能ちゃん」


『はい。なんでしょう』


「この迷える担当者を助けてあげて?」


『むりです。手遅れです』


「あ、うそ。まじで?」


『ねえどういうこと。待って。助けてよっ』


「マンハントの差し金らしいから。ごめん。末代まで存在抹消されちゃって」

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