第6話
ああ、こんなときにこそよく聞こえてしまうのだろう。
「――鬼さんこちら、手の鳴るほうへ」
歩き
その先に待ち受けるものが《目隠し鬼》の怪異であるとも知らずに。
目隠し鬼 水白 建人 @misirowo
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