大空を舞う、青と白の機体。
その名はブルーインパルス。主人公も憧れ、パイロットになるために頑張った。だが、ダメだった。
けれど彼女は諦めなかった。
そして配属された、ブルーインパルスの広報。
そこで出会った五番機のヒーローは、とにかく不愛想。
けれどめげることなくぶつかって仲良くなって、いつしかお互いが想い合う仲に発展した。
だが、ある日突然彼女に障害がはだかり、肩を落とす主人公。それでも彼女は、ヒーローの励ましもあり、めげずに立ち向かう。
前向きでひたむきで、その障害でさえも糧にして、ヒーローと心を通わせながらそれぞれ別の道を模索した。そして不可能と言われている短期間でその勝利を手に掴んだヒロイン。
そんな彼女に感化されたヒーローも、家族との確執をほどき、仲直りするのだ。
お互いが水と油、背中合わせと思いきや、マヨネーズのように緩く溶け合って絆を深めてゆく二人。それぞれに信念があっても、袂を分かつことなく、お互いのやるべきことのために、お互いに背中を押してゆく。
そんな二人が、いつか息の合ったやり取りで、空を駆け巡ってほしい。