応援コメント

第4章 景時の変 3」への応援コメント

  • すごく良かったです。
    お昼休みなのに、泣いちゃいそうでした。
    (うちに帰ってから読めば良かった…。)

    この作品を読むまではて、高衡について、実はあまり良い印象を持って居なかったのですが、私も判官贔屓的な考えに染まってたのかなぁ。

    香竹さんの高衡…とても良い男ですね。

    作者からの返信

     コメントありがとうございます。
     白状すると書いていて時折感情移入し過ぎて気づくと泣きながらキーボード叩いていたことはままありました(笑)

     高衡については資料が割とあるように見えてなかなか揃わず(地元の図書館で唯一見つけた資料も「吾妻鏡」に数行書かれているだけ、しかも漢文)、主にネットや先達の方が描かれた創作小説を参考とさせて頂き人物像を練りましたが、敗軍の将という立場であるにもかかわらず十何年も鎌倉幕府の中で息を繋いでいたほどの高衡ですから、きっと世渡り上手で器用な人柄だったのかもしれませんが、端から見ても無謀な反乱に身を投じ、あのような最期を迎えたというのを鑑みると(ネタバレになるのかなコレ?)、そもそも計算高い人ならあんな反乱に加わるはずもないですから、ただ単に打算的な、或いは考えなしに動くような人物にはとても思えませんでした。
     思案の結果本作で描いてみたのが死に別れた初恋の人との約束を未だに忘れることのできない香竹版高衡像です。多分実際もこんな感じの、人前では波風立てぬよう普段はニコニコ笑っているように見えて、内心では義理人情にとても篤い、信じた人やその思いを裏切れなかった人物だったんじゃないかな、と香竹的に思います(第1部では直情青年に描きましたが)。この後の展開でも様々な人の思いを背負いながら最後の戦いに赴くことになります。

     碧月先生からの過分なご好評有難く存じますとともに、香竹の描いた人物を気に入って頂けて大変嬉しく思います。
     ありがとうございます!

     追記:
     返信した後で、よく考えてみたら高衡を初めて知る方々もこの文言を読んでいるわけで、余計なネタバレしちゃったかしら? と慌てましたが、よくよく読み返してみたら第1部終章でサラッと高衡の最後に触れてましたね。あれ書いてるときは続き書く予定はなかったもので(汗)

     長文返信になりすみません。なんだか作者まで「とても良い男」と言われた気になり舞い上がりました。
     

    編集済