第25話 ビッグの最後

「なぁ、これ、何も入ってなくないか……?」

 

「なに!!」

 

「これ、ただの普通のバッグじゃねぇか!?」

 

「なんだこれ!何も入ってねぇ!!騙された!!」

 

ある程度リューを置き去りにした場所か離れてから、ビッグ達は奪ったバッグから荷物を出してみようとして、それがマジックバッグでない事に気付いたところである。

 

ビッグ達は、荷物をほぼすべてリューに預けてしまっていた。用意した大量の物資があってこそ、余裕を持ってダンジョン攻略ができていたのである。

 

それが突然手ぶらになってしまったらどうなるか……

 

 

 

 

 

そろそろ、バッグが何の変哲もない普通のバッグであることに気付いた頃だろうか。リューは想像して思わずニヤニヤしてしまう。

 

リューは伸びをしてからゆっくりと立ち上がり、歩き始めた。魔物を集める香は亜空間に収納しておいた。何かの役に立つ事もあるだろう。火がついたままの香も、時間が停止している亜空間収納の中に入れておけばそのままの状態で保管しておけるのである。

 

さて、連中はどう出るか……

 

「まぁ、当然、戻ってくるわな。」

 

リューは神眼によってダンジョン内の構造、何がどこに居るのか、すべて把握している。どこに魔物がいるか、どこにビッグ達が居るかもである。

 

リューは走って戻ってくるビッグ達を捉えていたが、ちょっと意地悪な事を思いついた。

 

自分が置き去りにされた場所に、周囲から魔物を転移で集めておき、自分自身は別の通路に移動したのである。

 

慌てて戻ってきたビッグ達は、大量の魔物と遭遇し、戦闘になる。ビッグ達も必死であろう、もしリューが生きていないと物資が取り出せないとしたら、魔物に襲われてリューが死んでしまったら、全ての物資が失われる事になるのだから。

 

 

 

 

ビッグ 「リューは?!……居ないな?!」

 

さすが、Aランクパーティである、集まっていたモンスターはあっという間に殲滅されてしまった。

 

ジョジョ 「魔物たちに食われて跡形もなくなった?」

 

チャチャ 「…………」

 

アミラ 「……リューはパラライズを掛けられていたのだ、その可能性は高いかも知れんが……だが武器も防具も何も遺品がないのはおかしい、リューは無事に逃げたんじゃないのか?」

 

その時、通路の奥のほうから声がきこえた。

 

「おーい、みんなー、どこにいったんだあああ?」

 

わざとらしいセリフを、微かに聞こえるくらいの声で叫んでいるのはもちろんリューである。

 

ビッグ 「……今の聞いたか?!」

 

ジョジョ 「こっちだ!」

 

ビッグ達は慌てて声のしたほうに走り出す。

 

だが、リューはビッグ達がある程度近づいてくると、転移でまた奥へと移動していき、またビッグ達を探しているような声を出す。

 

途中で周囲に居たモンスターはビッグ達の近くに転移させて嫌がらせする。

 

そうしてどんどん奥へ誘導していき、ついには階段を抜け、下層階に降りたのであった。

 

さらにその階層を奥へ奥へと進んでいく。さすがにおかしいと気づきそうなものだが、適度にモンスターを転移させて戦わせているせいか、気づかないでどんどん追ってくる。

 

そしてついに、アースドラゴンが居る場所への誘導に成功する。

 

「リュー!てめぇ、荷物をどうした?!」

 

ビッグ達が走って近寄ってくる絶妙なタイミングで、ビッグ達を探している体(てい)でドラゴンがいる領域へと踏み込んでいくリュー。

 

ビッグ達が部屋に入ったところで通路に設置された扉が閉まった。リューが置き去りにされた通路である。前回はここには扉はなかったのだが。

 

この領域は一度踏み込むと扉が閉じてしまい、後退できない仕様に変更されたようだ。以前はそうではなかったが、前回のレイドでヨルマ達が逃げ果せた事に対応して、ダンジョンが進化したのである。

 

 

 

 

振り返り、ビッグ達を待ち受けているリュー。

 

リュー 「バッグを返してもらえるか?お気に入りのバッグなんでな。」

 

ビッグ 「リュー!てめぇ、本物のマジックバッグはどこだ?!」

 

リュー 「マジックバッグ?なんの事だ?そのバッグは気に入ってたから持ち歩いて居ただけだが?」

 

ニヤリと笑うリュー。

 

ジョジョ 「荷物はどこに収納しているんだ?!ポーチでも隠し持っているのか?指輪か?腕輪か?」

 

収納の魔導具には色々な形がある。ポーチやバッグ型が一般的だが、高性能なアーティファクトの場合、指輪や腕輪などの形状をしている事もあるのだ。

 

だが、改めて見ても、リューがそのようなモノを身に着けている様子はない。

 

リュー 「荷物の心配より、他に考えたほうがいい事があるんじゃないか?」

 

リューが言った途端、リューの背後から、アースドラゴンが近づいてきていた。

 

ビッグ達を睨み、威嚇するドラゴン。

 

慌てて剣を構えたビッグ達であったが、ドラゴンは威嚇はするものの攻撃を仕掛けては来ない。リューもドラゴンに背を向けたまま平然としている。

 

ドラゴンも、アミラ達に向かって威嚇するが、リューの事は気に留めていないかのようである。

 

ビッグ 「……なんだ?リューが雑魚すぎて、Aランクの俺たちだけ敵認定されている……とか?」

 

リュー 「ドラゴンと戦う前に少し話をしようか。」

 

リューはドラゴンに手で伏せの合図をすると、ドラゴンは威嚇をやめ、頭を床に伏せて大人しくなった。

 

アミラ 「どういうことだ……?」

 

リュー 「安心しろ、ドラゴンは俺が合図を出すまでは攻撃してこない。」

 

ジョジョ 「どうなっている? リューはテイマーなのか?」

 

アミラ 「それにしたってドラゴンを従えるテイマーなんて聞いたことないそ…」

 

ビッグ 「王都には竜騎士とか居るじゃねぇか?」

 

ジョジョ 「あれはドラゴンの卵を盗んで、雛から育てて調教しているんだ、ダンジョンのモンスターをテイムしてるわけじゃない。」

 

 

 

 

リュー 「ドラゴンの話の前にだ。お前達、俺のバッグを盗んでどうするつもりだったんだ?」

 

ビッグ 「ふざけんな!あれはただの空っぽのバッグだったじゃねぇか、マジックバッグはどこだ?!」

 

リューはすぐに駆け引きが面倒になって、はっきり言うことにした。

 

リュー 「ビッグ、貴様は最初から俺を殺してマジックバッグを盗むつもりだったわけだよな?そのために俺を誘ったわけだ。」

 

ビッグ 「な、違「別に隠さんでいい。」」

 

リュー 「俺を置いていった時のお前達の会話は全部聞こえていたよ。」

 

ビッグ 「睡眠薬「食事は食ったフリだけで捨てた。魔法は亜空間に収納した。」

 

チャチャ 「収納した?!」

 

リュー 「魔法は返すぞ。」

 

あの時、亜空間に吸収した魔法は、亜空間の中で未だくすぶったままである。リューは亜空間を開いてそれを開放する。出口はもちろん、魔法を放った本人であるチャチャの眼前である。自分が放ったスリープとパラライズの魔法を自分で浴びて、チャチャは倒れて動けなくなった。

 

「で、お前はどうする?」

 

リューはアミラのほうに向き直って言った。

 

リュー 「 俺を置き去りにして殺そうとしたのは許せないが……、お前は命令に逆らえず仕方なく従ってるだけかも知れんからな?自首して正直に告白するのなら、生かしておいてやってもいいぞ?」

 

「おまえもだぞ?」という意味でリューはジョジョのほうにも視線を送った。

 

ビッグ 「ドラゴンに俺たちを襲わせるつもりか?!だが俺たちはAランク冒険者だぞ、ドラゴンなど返り討ちにしてやる!」

 

リュー 「いや、オマエはBランクだろうが」

 

ずっとスルーしていたが、とうとう突っ込んでしまったリューであった。

 

ビッグ 「うるせぇ、俺だってすぐにAランクになる予定だ!それより、ドラゴンを倒した後、お前もただでは済まさねぇぞ? 分かってるのか?」

 

リュー 「お前らがドラゴンに勝てるのかどうかにも興味はあるのだが……安心しろ、お前達の相手は俺がしてやる。Aランク冒険者と戦ってみたかったしな。」

 

ジョジョ 「たかがFランク冒険者が、俺たちと戦う?勝負になると思っているのか?」

 

リュー 「ランクが必ずしも強さを表しているとは限らん。」

 

ジョジョ 「なるほど、確かに。だが……」

 

ジョジョが鑑定スキルを使ってリューの強さ(レベル)を確認する。

 

ジョジョ 「……レベル1だと?!舐めるにも程があるな!」

 

リュー 「鑑定のレベルを鵜呑みにすると痛い目を見るかもしれんぞ?」

 

次の瞬間、リューはジョジョの前に立っていた。

 

ジョジョ 「な?!」

 

慌てて剣を抜くジョジョだったが、リューに剣を持つ手首を掴まれてしまう。

 

「ううっ!」

 

強力な握力で握られ痛みに硬直して動けなくなるジョジョ。

 

リューは残った手で胸ぐらを掴むと、ジョジョの身体を持ち上げ、そのまま突き飛ばすように放り投げた。

 

宙を飛んだジョジョは途中、ビッグに激突して一緒に壁まで転がっていく。

 

ジョジョ 「う、馬鹿な……」

 

アミラ 「なるほど、どうやら少しは腕に覚えがあるようだな。」

 

リュー 「もう一度だけ訊いてやる。敵対するなら容赦はしない。死ぬ事になるぞ? 本当にいいんだな?」

 

アミラ 「その言葉はそっくり返してやろう、悪いが、お前を生かしておくわけにはいかん。自首して殺人を認めれば、未遂でも死刑になりかねんからな。」

 

アミラが剣を構えた。

 

リュー 「そうか、ではかかってこい、少し遊んでやる。二人同時で構わんぞ?」

 

ビッグ以外のアミラ達に恨みはなかったので、ビッグだけ拉致してお仕置き再教育しようかという考えもリューには最初はあったのだが。

 

ビッグのプランに乗って一緒にリューを殺そうとした時点で全員有罪となった。

 

たとえビッグの指示であったにせよ、何の処罰も与えず無罪放免などする気はない。結局、殺人未遂で告発されて死刑になるか、リューに殺されるかの違いでしかない。それが分かっているからアミラ達もリューを殺す気でいるし、それが可能だと思っているのだろうが……

 

そうリューが言い終わらない内に、アミラがリューに斬りかかった。まるで瞬間移動したかのような速度の恐ろしい速度の踏み込みである。この、誰も反応できないほどの高速の打ち込みがアミラの武器であった。

 

さすがはAランクの冒険者である。高速の斬撃をリューはそのまま受けてしまった。

 

だが、アミラの表情がこわばる。剣はリューに当たったはずだったが、身体の数ミリ前で見えない壁に阻まれていたのだ。

 

リューが、次元障壁を身体の回りに既に張り巡らせていたのである。

 

どんな切れ味の良い剣であっても、自分の存在している次元の中でしか動くことはできない。異なる次元の空間を薄い板状に配置した「次元障壁」は、次元を超える能力がないモノには決して越える事のできない完全無比な防御壁である。

 

リュー 「スピードが売りか?比べてみようか。」

 

リューは自らの行動速度を上昇させながら、アミラに斬りかかった。手にはどこからともなく現れた鋼鉄製の長剣が握られていた。

 

リューの高速の斬撃を、かろうじて受け止めたアミラ。

 

リューは休むことなく高速の斬撃を放ち続ける。

 

アミラもそれをすべて受け止め、受け流しながら、反撃の隙を伺う。

 

激しく切り結ぶアミラとリュー。

 

最初は互角に見えた。

 

だが、すぐにアミラが押され始め、ついには防戦一方になる。

 

リューは、最初はアミラの速度に合わせていたが、徐々に、そこからさらに速度を上げていったのだ。

 

やがてリューの剣速に遅れ始めるアミラ。ついには、リューの剣が腹を貫いていた。

 

アミラ 「ぐっ……なんてスピードだ……」

 

ゆっくり膝を着くアミラ。

 

リューはアミラの身体を貫いている剣を抜かずに手放した。アミラの剣と激しく打ち合ったため、ただの鋼鉄製の剣はボロボロになってしまったのだ。これ以上は持たないだろう。

 

だが、リューが剣を手放した瞬間、背後から斬撃が襲いかかる。リューの隙を狙ったジョジョの攻撃である。

 

だが、近未来の危険を予知する能力があるリューに不意打ちは通用しない。リューが振り返った時、ジョジョの腕は既に斬り飛ばされていた。リューの手には、魔剣フラガラッハが握られていた。

 

魔剣フラガラッハは、持ち主が望む瞬間に、その手の中に現れる。仮に手放しても、持ち主の手にいつでも瞬時に戻ってくる能力があるのだ。

 

腕を斬り飛ばされたジョジョであったが、怯むことなく即座に魔法攻撃を放ってきた。さすがはAランクの冒険者である。

 

ジョジョは魔法も使える剣士、魔法剣士であった。(剣に魔法を纏わせる魔法剣を使うタイプではなく、魔法も剣術も両方使えるというだけのタイプであるようだが。)

 

連続して放たれる火球が次々とリューを襲う。一つ一つが、一瞬でリューを灰にしてしまうような高威力の火球である。魔法剣士は魔法も剣術も中途半端になりがちだが、ジョジョの魔法は一流の実力があるようだ。

 

しかし、ジョジョが放った火球はすべてリューの身体に吸い込まれるかのように消えてしまった。


リューが自分の身体の前に亜空間を開き、火球を全て収納してしまったのである。

 

涼しい顔で立っているリューを見て驚くジョジョ。

 

「終わりか?」

 

リューはジョジョから離れた場所で剣を振りかぶった。何をしようとしているのか分からず身構えるジョジョ。

 

だが次の瞬間、リューはジョジョの背後に立っており、魔剣がジョジョの身体を両断していた。

 

リューは剣を振りながら、ジョジョの背後に転移したのである。優れた剣士であれば躱せたかも知れないが、ジョジョの剣の腕はそこまでではなかったようだ。魔法の威力を見れば、どちらかというと魔法のほうが得意であったのだろう。

 

 

 

 

リューがジョジョを倒した時、ふと気がつくと、チャチャが呪文を詠唱していた。スリープとパラライズの魔法を受けて倒れていたはずであるが、状態異常を軽減する魔導具でも身につけていたのだろうか、回復が早い。

 

チャチャが攻撃魔法を放つ。高出力の炎の矢が50本もリューを襲う。まるで炎の矢の嵐である。 だが、再び亜空間の入口を自身の前に開くリュー。炎の矢はすべて亜空間の中に吸収されていった。

 

全ての矢が亜空間に入ったのを確認したリューは、亜空間の出口をチャチャの前に開く。亜空間内を飛んでいた矢が、すべて出口から飛び出し、チャチャを貫く。

 

高出力の50本もの炎の矢を一身に浴びてしまったチャチャは、細切れになって燃え尽きて消えたのであった。

 

 

 

リューはゆっくりと、部屋の隅で呆然としているビッグのほうへ歩いていく。

 

ビッグ 「ひっ! 悪かった、謝る! 許してくれぇ!」

 

リュー 「何について謝ってるんだ?」

 

歩みを止めないリューは、ビッグの目の前まで来ていた。

 

ビッグ 「バッグを盗もうとした事、お前を殺そうとしたこと……なぁ、言う通り自首する、罪を認めるから!」

 

リュー 「そんな事より、もっと酷いことをしただろ、昔……」

 

子供の頃、奴隷落ちしたリューを買って、毎日拷問して楽しんでいた事を、リューは忘れてはいない。

 

ビッグ 「ああ、その事か!あれは……悪かった!謝る!子供の時の事じゃないか、悪気はなかったんだよ、今は反省している、悪かった!」

 

リュー 「反省?お前は、自分が領主になったら、地下室に拷問部屋を作って、また拷問しながら楽しくやろうと考えていたよな?」

 

ビッグ 「どうしてそれを……?!」

 

思わず認めてしまうビッグ。

 

リュー 「俺は心が読めるんだよ。」

 

リューの瞳が金色に輝いた。

 

ビッグ 「!!」

 

リュー 「お前を生かしておけば、いずれたくさんの人間がお前の加虐趣味の犠牲になる未来が目に浮かぶ。お前は生かしておかないほうがいいだろう。」

 

ビッグ 「頼む、許してくれ」

 

だが、ビッグは口では謝罪しながらも、リューに見えないように隠していたナイフを突き出した。

 

しかし、ビッグのナイフは、リューの剣の一閃で腕ごと斬り飛ばされていた。

 

ビッグ 「うお!」

 

リュー 「心が読めると言ったろう?お前が何をやろうとしているかも、口先ばかりで本気で謝罪していないことも、全部お見通しだ。」

 

さらに剣を三度ふるうリュー。ビッグの手足がすべて斬り飛ばされた。

 

フラガラッハの切れ味であれば痛みはほとんど感じていないであろうが、両手両足を失ったビッグはショックで呆然とした表情だった。

 

リュー 「この剣で斬られた傷はポーションや治癒魔法を使っても治癒しない。つまり、失くした両手足は治療してももう戻らんというわけだ。」

 

治療について言う意味もなかったのだが、よりショックを与えるためにわざと言った。

 

 

 

リューは、もはや動けないビッグと、アミラ・ジョジョの死体をドラゴンの前に積み上げた。

 

リューの合図で首を持ち上げたドラゴンが口を開く。

 

ドラゴンの口の中、ブレスが放出されてくるのがビッグの目に映る。それがビッグの見たこの世での最後の光景であった。

 

ビッグ達の肉体はドラゴンのブレスをまともに浴び、完全に灰となって骨も残らず消えた。

 

自分がされた拷問を思い返すと、ビッグを簡単に楽にしてしまった事を少し後悔したリューであったが、やってしまったものは仕方がない。

 

生かしておいてもビッグは絶対に反省しなかっただろう事は心を読んで分かっていたので、殺すしかなかったのだが。

 

リューの金色の瞳が見た未来予知―――ビッグによってたくさんの人間が苦しめられる未来は消えたので、良しとするべきだろう。

 

そう思って切り替えるリューであった。

 

― ― ― ― ― ― ― ―

 

次回予告

 

リュージーンの正体

 

乞うご期待!

 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る