付録

【付録】 *近況ノートの記録*

 もののふ〜は近況ノートに、各話ごとに物語の背景などの呟きを載せていました。


 自分の思い出用にまとめておきます。




☆2020.9.23

【初投稿、序章をアップです。】


人生初のweb小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」を掲載しました。


この作品は、どのジャンルになるのかをものすごく悩み「歴史時代伝奇」を選択。

恋愛色強めの、和風の異世界冒険活劇の予定で書き進めているのですが、「恋愛」や「異世界ファンタジー」に掲げられている皆様の作品と比べてみると、場違い感を半端なく感じてしまい…歴史物といえなくもないか?と、こちらへ載せてみました。


維新、そして戊辰戦争から150年を記念して、それにまつわる話を書いてみたい…とパソコンを開いたのが、一昨年。

そう、実はもう152年目に突入しております。自分の想いを込めたキャッチフレーズだったのですが、こんなに前面に出てくる文言なら、違う方が良かったか?思い始めています。


素人感丸出しの、拙い文章ですが、どなたかの目に留まり、現代の起点となったこの時代に思いを馳せて頂ければありがたいなと思っています。


そして、「恋」も大きなテーマにしているので、疼くような甘さも表現できるよう頑張ります。




☆2020.9.24

【2話目をあげました。】


異世界転生⁈の作品なので…

今世の前の「死」を意識する瞬間あるのですが、

それを軽く書くことに抵抗があって、何だかくどい1話になっています。

命って、重い。


武士は、命を懸けることがある。

それは、命が軽い時代だからではなく。

重い命の使いどころを心得ていかからかな。

なんて思うので。


現代のニーズからは遠い…暑苦しい独白の多い章となっています。



☆2020.9.25

【3話目をあげました。】


第一章の後半部分。

主人公が決意するまでの物語です。



☆2020.9.26

【4話目をあげました。】


主人公が目覚めてから、1年が経ちました。

一年前に覚悟を決めたときから、鍛錬に鍛錬を重ね、少し逞しくなっています。

ここからは、仲間たちのと「出会い」が始まります。


まずは、長身クール美女な梅子先生。



☆2020.9.27

【5話目をあげました。小話です。】


主人公の父親と、主人公の師匠となった梅子の父親。

溺愛する娘を見守る2人のおやじの一コマ。


また、攘夷の嵐吹き荒れる「京都」行の話も出てきます。

史実でも幕末の会津に悲劇をもたらす要因ともいわれる大きなターニングポイントとなる「京都守護職」就任。


トップの判断で、組織の命運がきまってしまうんだな…。

やりきれない思いで書いていました。


もののけは?恋愛は?

次回から少しづつでてくるはずです(^^;



☆2020.9.29

【ここから本格的に和風ファンタジー!な6話目あがりました。】


これまで、シリアスな歴史物の気が強かったのですが、いよいよファンタジー色が濃くなっていきます。

ついに男の子と出会います。彼にとっては運命の出会い。


出会いの章、2人目は


銀髪薄水色の瞳の麗人、天才祓魔師の「颯介」君です。




☆2020.10.3

【7話目 小話「救世主である貴女へ」をあげました。】


「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の7話目です。


2人目の仲間、祓魔師になる「颯介」君の、お兄ちゃん視点の物語になります。


愛する者の不幸は、我が身のものより何倍もつらい。

絶望的な状況がつづく中、一つの「出会い」がお兄ちゃんの世界をも救う。


そんなイメージで書いたお話です。



また、今週は、先に掲げていたお話の、レイアウトを調整してみました。

パソコンで縦書きに作っていた文章を、そのままペタンとしたので、かなり文章が詰まっている??

他の方の小説を読ませていただいていると、自分のってかなり読みづらいかも…と今更ながら気づいたためです…


塩梅が分からず、試行錯誤中ですが、少しでも読みやすいものにしていきたいと思います。



☆2020.10.10

【「第8話 出会い『七重』」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第8話目をあげました。


しっかり、妖を退治できるように主人公たちも成長しています。

和風ファンタジー感は出てきたでしょうか?



出会いの章、3人目は


艶やかな黒髪、黒目がちな瞳が可愛い、砲術師&癒し手の「七重」ちゃんです。


言葉遣いは粗野なところがありますが、元気一杯で、明るい子です。

切れ者のお兄さんがいます。

お兄さんとの絡みを、「小話」として分けようか迷ったのですが、七重視点で書きたかったので、大ボリュームの8話になってしまいました。



☆2020.10.17

【小話 「タチアオイの猫」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第9話目をあげました。


主人公の飼猫ぽっちゃりふわふわ「ミケ」さん視点の小話です。


今回は、「記念写真」みたいな話にしたいと思って書きました。

人生の門出のワンシーンをパッと写し出すような。

(筆力が伴わずあくまでもイメージです…)


ちなみに…

「タチアオイ」は初夏から咲き始めるアオイ科の花です。

赤、白、ピンク…と美しい花を咲かせます。

まーっ直ぐ伸びて、人の背丈より高くなったりします。2ⅿ位でしょうか。


鶴ヶ城は桜の名所として有名です。

そして、秋の紅葉も、雪を被る姿も趣があってよいのですが、夏のタチアオイもとても魅力的です。

西出丸側のお堀の淵で、夏の城を彩る様はとても美しいのです。



☆2020.10.24

【小話 「羊羹と恋バナとあの日の夕焼け」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第10話目をあげました。


主人公の乳母「早苗」さん視点の小話です。


恋バナ(?)で盛り上がる主人公たちをを早苗さんが、微笑ましく見つめていて…

そして、過去のある出来事を思い出していく

そんなお話です。

わちゃわちゃ感も上手く表現できていればいいなと思ってます。


そして、これまでは、前の話を受けての「小話」が続いていましたが、今回は次の話にかかる物語になっています。



ー~戊辰を駆けるもののふ姫と4人の武者ー


は本作のキャッチコピーの一部です。

次回では、遂に4人目が登場します。

果たして、何者がやってくるのでしょうか?


ふふ。そうです。その人ですね。



☆2020.11.1

【「第2章 出会い 『忠道』 -1-」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第11話目をあげました。


やっと、「恋」の話に踏み込みました。

「もののふ」や「妖」の位の話もでてきて、ファンタジーっぽさ(ライトノベルっぽさ?)が強めの一話となってます。



出会いの章、最後の一人、4人目は


野性味のある色気が香る、オールマイティな剣士「忠道」くんです。


これまで、勇ましい女の子達と、一見穏やかそうな男の子の一団でしたが、いかにも男子っぽい彼がやってきました。

事情も色々ありそうです。どうなることやら…。


忠道くんの話は、結構なボリュームのため、次回後編になります!



☆2020.11.7

【「第2章 出会い 『忠道」‐2‐」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第12話目をあげました。


4人の仲間のうち最後の一人。忠道くんの「帰還」の物語になってます。

戦闘シーン…実は人生で一度も書いたことが書く…ひぇぇぇと思いながら、脳内の映像を必死に文字に落とし込みました。

でも、書いてみると、これが思いのほか大変楽しくて。

途中は結構ノリノリで書いたのですが、できたものを読み返すと…うーん難しいですね。擬音がやたらと多くなってしまったり、説明の羅列みたいになっちゃったり。要勉強を痛感です。



ともかく、これで仲間が5人そろいました。そして、史実であれば年号は慶応に入り、時代の流れは一層激しく、混迷していく頃です。もののふ~の世界も会津にとっては辛い出来事が怒涛のようにやってきます。これからも、5人の成長と活躍を楽しんで頂けるよう頑張ります。


と、言いつつ…カクヨムをはじめて一か月半ほど、週1ペースで更新してきましたが、今後はもうちょい、ゆっくり行こうと思います。

以前は、創作:読書の割合は「3:97」くらいだったところを最近は「50:50」くらいにしていたので、少しペースを落ち着け直します。


今後とも、のんびりお付き合いいただけたら幸いです。

冷える季節となってまいりました。皆さまどうぞ、ご自愛くださいませ。



☆2020.11.28

【「第3章 -1- 初東雲」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第13話目をあげました。


少し気が早いですが、お正月のお話です。

そして、久々の主人公ユイちゃん視点。

元気一杯で、そんなに悩みもなさそうだったユイちゃんも、この6年色々思う所があったようです。


前回のお話は少年漫画っぽかったですが、今回はちょっと少女漫画みたいですね…。


そして、私が食べるのも作るのも好きなもので…お正月を書いていたら食べものをちょこちょこ出してしまいました。


作中の「ざくざく煮」は、田作りで出汁を取る具だくさんの汁物で、大根、人参、里芋、牛蒡、糸こん、きくらげなどが入っている郷土料理です。シンプルな味付けですが、それ故素材の味が活きて滋味あふれる美味しさなのです。神様へのお供えものとして使われたりもします。



ちなみに

会津のお正月といえば、元旦そば、二日餅、三日とろろが定番です。

(一日に餅の家では二日がそばになるようです。)


一日の「元旦そば」は、鶏出汁のかけそば。

二日目のお雑煮は「つゆ餅」といって、牛蒡や大根、里芋、油揚げなどが入った醤油ベースのおつゆに餅を入れて食べます。

そして三日目は、山芋をおろしてご飯にかけるいわゆるとろろご飯(これを食べると一年間風邪をひかないとか。)。


地域によって、様々なお正月の定番があるのでしょうね。食文化も趣深いなぁ。



※今更ながら…カクヨムの使い方が分からず…。

下書きでは空欄なんで無いのに、掲載版では大幅に空欄ができてしまう個所が??あれれ、何がまずかったんだろう…何回か更新してみたけど直せない…



☆2020.12.5

【「第3章 -2- 賀茂の烏と雪見風呂~宴~」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第14話目をあげました。


ユイちゃん達と、京都からやって来た、伝説的もののふの陣「賀茂の烏」との交流…というか、宴会と温泉のお話です。


新型コロナウイルスを警戒して、ずっと旅行に行けず、忘年会も一切中止になり、「ああ、温泉にいきたいよぅ。」という私の願望が投影されてしまったような…。


しかも調子に乗って書きすぎて、今回が「宴」編、次回が「湯」編という2本立て。

ますます、お前は和風ファンタジー書いてたんじゃないのか⁉っていう、ジャンル迷子っぷりです。



作中の「湯宿きつね」は、実際に東山温泉にある某老舗有名旅館をイメージして書きました。私が泊ったのも冬だったのですが、タイムスリップしたかのような佇まいと、中庭に設置された雪見ろうそくが幻想的で綺麗でした。郷土料理も堪能できます♪


さらに、「賀茂の烏」は、かつて京都旅行の時の「下鴨神社」が素敵すぎたので、そちらをヒントに妄想を膨らませてできた陣です。

森・水の魅せる表情が見事で、凛とした空気を纏う神社から、生まれたのになんであのキャラなんだ⁉っていうのもおりますが、いや彼もセクハラだけの男ではないんです…。


次回…温泉の話です。



☆2020.12.6

【「第3章 -2- 賀茂の烏と雪見風呂~湯~」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第15話目をあげました。


温泉と女子トーク満載の一話です。


すみません…私の温泉行きたい願望が詰まってます。


小話にして、梅子先生視点にしてもいいかな?と思ったのですが、やはりせっかくなので、男子高校生の意識も持ち合わせているユイちゃんにドキドキしてほしくて、14話の続きになりました。


そして、「仕事が順調な時の遠距離恋愛の終着点」について、梅子先生には悩んでもらっています。

「もう好きだからどこまでも付いていく!」といった情熱的な行動は実際には結構難しくて、「ってことは本当に『好き』なんだろうか???」と、グルグル考えて分からなくなっていく…そんな経験ないですか?

梅子先生はどうするのでしょう。


現実の江戸時代でしたら、女子にはほぼ結婚に関しての選択権は無かったようですので、現代ならではの贅沢な悩みなのかもしれませんが…。



☆2020.12.13

【小話 「もう一つの任務」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第16話目をあげました。


久々の小話で、伝説級のもののふ「賀茂の烏」の大将、双葉さん視点のお話です。


会津の地で、調査を終えた烏の3人は一度、本拠地へ帰っていきます。その帰路での会話ですが、何だか物騒なことも話していますよ。颯介危なかったんじゃん⁉って感じですね。


物語を書く時って、皆さんどんな風に書いているのでしょう?

私の場合、大まかな道筋はたてているものの、完全にキャラクター任せです。

自由に動き回る彼らの言動を、「え、今なんて言った?ちょっと待って~」と必死に書き留めていく感覚です。

今回の話も、帰り足の双葉さんが急に語り始めたので、慌てて書きました。

書きながら、へぇーそうだったんだ。と私がびっくりしたりして…。



物語の季節は春へ向かっていきますが、現実世界ではこれからが正に冬本番です。

天気予報によると、私の住む地域は今週は大雪らしいです。

ここ2年くらい雪が積もらなかったので、みんな戦々恐々としています。

雪対策用の靴を買い揃えたりして備えていますが果たして…。



☆2020.12.26

【「第3章 -3- まつろわぬ者」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第17話目をあげました。


今回は、和風ファンタジー全開!な妖怪退治の一話です。



戦闘シーンが主の回だったので、正直とても苦しみました。

一度書いて、全面的に見直したり…。

どうあっても少年漫画みたいになってしまい、擬音が多くなる…。

さらに、実は私が薙刀経験者なので、梅子先生に動いてもらう時、構えや打ち方が具体的になりすぎ、もはや実況中継に…。

もう、「この下手くそ―!」と何度思ったか。

なんとか書き上げました。これでも大分ましになったんですよ。


幕末の資料はこれまで読んでいたのですが、今回は古代の資料を調べたりしました。

しみじみ感じたことは、東北って古代から負け続けているなということ。

かなり切ない気持ちになりました。

「征夷大将軍」という言葉の意味深さも。



ちなみに、「賀茂の烏」のみなさんの話し言葉、本当は京都弁にしたかったんです。

ちょっと書いてから、無謀すぎることに気づいてやめました。

東北弁しか書けません…。



☆2021.1.3

【小話 「薙刀の秘密」をあげました。】


明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第18話目をあげました。


漆蒔絵と颯介への疑惑(笑)の一話です。


ユイちゃんの薙刀が何故火属性の力を持っているのかは、どこかで書いておきたいなぁと思ってまして、また昨年末に蒔絵師の方の技を見せて頂く機会があったので、その時の感動も伝えたくて。

こんなお話になりました。


また、需要のない話を書いてしまった…。

という気がしなくもないのですか、漆蒔絵という伝統工芸の美しさと、ユイの薙刀に絡みつく妖艶な颯介(という想像⁉)などを楽しんで頂ければ幸いです。



今回のお話は忠道様視点なのですが、伝わっているでしょうか?

作中では誰も彼の名前は呼んでないんです。本人も名乗ってないし…。

一応、世を忍ぶ仮の姿で活動中なので人前では呼べない…偽名もあるのですがみんな使っていないなぁ。


そして、梅子先生、結婚の意思を固めたみたいですよ。

というわけで、次回は梅子先生の結婚の話になる予定です!



☆2021.1.16

【「第3章 -4- 迷子」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第19話目をあげました。


今回は、梅子先生の婚礼の回!

なのは間違いないですが、メインは横浜・神奈川と新たな出会いの話です。

(梅子先生ごめんなさい…。)


幕末の動乱いうと、幕府VS長州だったり、新政府軍VS旧幕府軍といったように、日本国内だけの問題にも見えがちですが、国際的な状況や列強各国の思惑も入り混じっての動乱という面もあったはずなので、世界を感じるためにユイちゃんには横浜に行ってもらいました。

ぎこちない所もあるかと思いますが、そんな意図で書いたシーンです。


今回、新たなキャラクターの登場しています。

神谷秀里さん。

元ネタの方の通称の響きが格好良くて好きなので、割とそのまま使ってしまいました。ご本人はとても出来る方ですが、いじわるとかではないですよ!今後の活躍にご期待を(切れ者の方を私の筆で上手く活かせるかドキドキです。)。


そして、あった方がいいかも~という助言を頂きましたので、登場人物紹介と用語の説明を、序章の前に追加してみました。

ここは様子を見ながら随時更新しておこうかなと思います♪

改めて用語の解説を書いていたら、異世界ファンタジーのテンプレ感がすごくしてきて、ひぇ~ってなりました(笑)


追記

登場人物紹介と用語の説明を序章の前にしたら、タイトル表示がそこに示されてしまいました。やはりタイトルは序章の頭に欲しかったので、場所を一つずらしました。どうかな??



☆2021.1.25

【小話 「一途な男」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第20話目をあげました。


七重ちゃん視点で、互いの兄弟について語り合う小話です。


「血は水よりも濃い」と言われるように、血で繋がる兄弟の絆は親密なもの。

一方で、「兄弟は他人の始まり」でもあり一番最初に出会うライバルだったりします。

ユイちゃんは一人っ子(勇生の時も妹との2人兄妹)なので、兄弟=ライバルという意識が低いのですが、他のメンバーはそうでもないようですよ。


私自身は、異性の兄弟しかおらず、自分とは完全に別な生き物に見える為、嫉妬心もなにも感じたこと無いのですが、同性だったら分からないぞ(学力が高くて可愛かったから、比べて落ち込んだかも)という想像で書きました。


忠道くんの兄弟の多さに、ユイちゃんがびっくりする部分は、大分初期からベースが出来あがっていた話です。キャラクターを作る際に調べて私も驚いたので…。


好色家ときくと、ユイちゃん同様引いてしまいますが、お殿様の場合、子の多くが各地の藩主になったりその妻になったりもするので、優秀なのに一途ゆえに絶えていった家を思うと、複雑な気持ちになります。



☆2021.2.8

【「第3章 -5- 仇 」をあげました。】


掲載中の小説「もののふともののけの挽歌~會津城下のこひびと~」の第21~23話をあげました。


今回は、仇討ちの話!そしてユイちゃんとお父様の話にもなります。

お母様がどうして亡くなったのか、ユイちゃんはどうしてお堀に落ちてしまったのか、その辺りも明らかになります。


今回は「妖」に苦しみました。

ストーリーは出来ていたのに敵となる妖が決まらない…。

そもそも妖怪の知識と言えば、ゲゲゲの鬼太郎や妖怪ウォッチ位しかない私(-_-;)

前回土蜘蛛だったから、もう大蝦蟇でいいんじゃん⁉となりかけました(笑)


うんうん考えた結果、仇討ちということもあり、小さいころから好きだった怪談話が思い浮かんで…。

そして、節分の時期だったので、もう鬼で行こう!とこうなりました。

黒鬼さんの過去をどう入れていいかも迷いました。入れたいけれど、一人称で書いているため、延々としゃべらせるしかない…それも変か。と、思い切って話を分けてみました。

うっかり、ガマガエルの話にするよりはましになったかしら?


仇討ちを書こうと思っていたので、本当は討ち果たすつもりで書いていました。

けれど、書いていくと義勝様は見逃すと仰る。妻を悼むため、常に身に着けていた紫檀の数珠を渡して。

キャラクターが勝手に動く瞬間です。これだから、書くって楽しい♪



今回雪が多いのは、私の住む地域はとにかく雪だったから。

何でもすぐ書いているものに反映してしまいます。

もう、雪かきしたくないなぁ。
















  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る