6  仇 ~過ぎし日との邂逅~

 冬日和、久々の気持ちの良い空と陽の光にほっとしながら、比較的穏やかに過ごしていたのだが…… 一転。

 あやめさんが式鬼しきを飛ばして緊急招集をかけてきた。


 昨日まで降り続いた雪が、そこら中にこんもりと積もり、キラキラと光を反射するから眩しいくらいだ。

 落雪に注意しながら、狭くなった道を急ぐ。


 赤と黒の暖簾を潜ると、寅蔵さんがすぐに奥に通してくれた。

「ユイちゃん。早かったわね。」

 あやめさんは笑顔を浮かべたが、どこか精彩を欠いている。

「情報が入ったのよ。裏が取れたからいち早く知らせておこうと思って。」

「強大な妖でも接近中ですか?」

 暗い表情のあやめさんに、颯介が訊ねる。

「いいえ、もっと悪いわ。…… 帝が身罷られたそうよ。」

 あやめさんは伏し目がちに告げた。


「嘘だろう…。」

 忠道様が色を失くす。

「なんてこと。」

 七重も軽く首を横に振った。

「ユイ様…。」

 颯介も深刻な表情を向けてきた。軽くうなずいて返す。

 ショックだったが、これは想定内。先の将軍様が亡くなった時点で覚悟はしていた。


 これまで、京では倒幕派と佐幕派が激突してきた。そして、帝、将軍、京都守護職が連携して、倒幕派を抑え込んでいた。

 そう、帝は外国の侵入を快く思わない攘夷派だったが、佐幕派でもある。

 つまり、幕府の最大の味方は帝だったのだ。

 帝の崩御は、幕府にとっては致命傷。

 公武合体により国内の動乱を鎮め、世を平らかにしようとした試みは完全に潰えたといえる。

 そして今後、倒幕派は一機に勢いづくだろう。


「もののふ省からの情報がきたのよ。京の双葉にも式鬼を飛ばして確認したから、真の話のようよ。」

 あやめさんは深く息を吐いた。

「それにしても急ですね。」

 将軍様の時は、元々体調不安説が流れていたが、帝に限ってはそれはなかった。

「はじめお風邪を召されていて、そこから急変されたそうよ。疱瘡だったのですって。けれど…ここだけの話、御死因には様々な噂が流れているわ。」

 あやめさんは眉を寄せる。

「噂?」

「京の街中では、毒殺説がまことしやかに囁かれているらしいわ。他にも、ご遺体に槍で突かれた跡がったとかなかったとかね。色々と。」

 やはり、誰もが不審に思ったということか。そしてそんな噂が流布される程、京は恐慌状態なのだろう。

「まぁ、真実は闇の中だろうよ。しかし、いずれにせよまずいな。」

 忠道様が難しい顔をして額を押さえた。

 帝の死の陰に、勤皇過激派の暗躍があったかどうかは分からない。

 ただ、これにより会津藩は失意の底に突き落とされ、幕府は窮地に陥いり、倒幕という革命運動を行っていた者たちが沸き立ったことだけは間違いないのだ。


「お殿様の心中、察するに余りあるね。」

 ここ数年、守護職として帝に寄り添ってきた殿様のショックは生半可なものではないだろうと思って言うと、

「あの人の失望なんてどうでもいい。こりゃあ、増々大きな戦が起こってもおかしくないぞ。」

 忠道様は表情はより険しくした。


「ええ、それが心配だわ。そして『もののふ』の仕事も忙しくなると思うのよ。世の乱れは気脈の乱れ。これまでこの辺りに出現するのは4位の妖止まりだったけれど、下手したらそれ以上が来るかもしれない。ここ数年おかしいのよ。ユイちゃん達も薄々感じていたでしょう?うちの地域の妖発生率が異常に高いことを。」

 あやめさんの言葉に、一同が肯定の視線を送る。

「俺も気になっていた。こうなると、なにか根本的な原因があるんじゃないかと思うのだが。」

 私は、ここしか知らないけれど、忠道様は以前からおかしいって言っていたものね。

黄泉平坂よもつひらさかのような場所ができてしまっているのでしょうか?」

 颯介が、生者と死者の世界の境界の存在を示唆する。

「自然にいにしえの戒めが綻びたか、はたまた意図的な呪術かは分からないわ。何かが起きているのは確かだと思うの。でも、探ろうにも私と寅さんじゃ、ちょっと手が回らなくなってしまって。だから、お願いなんだけれど、時々でいいから颯ちゃんを貸してもらえないかしら?」

「餌ですか。」

 あやめさんのお願いに颯介は少しむっとして返した。

 霊力の高い人間は、妖にとって脅威であるが、同時に魅力的にも映るようで、食って良し、番って良しという所らしい(確かに颯介、土蜘蛛にもアプローチされてたな)。

 何の術も施さず、高霊力の人を置いておくと、悪意・善意に関わらず、光に虫が集まる様に妖が集まってくるような事をおばあ様が言っていた。


「まぁ、餌になんかしないわよ。妖気の高い場所を探索する人が欲しいだけなの。そうなると、この辺りでは颯ちゃんか…サキ様が一番でしょう?」

「サキ様にやってもらいましょうよ!」

 颯介は、すかさずおばあ様を推した。

「無理だろ。」

 忠道様がボソッと言った。

「案外やってくれるかもよ。私と義勝様が組んでいた時、結構羨ましそうにしていたから。」

 七重ちゃんが思いがけないことを言う。

 え、本当に?それだと…

「私も颯介を頻繁に取られるのは痛いから。2人に交代で手伝ってもらうってどうかな?」

 

∗∗∗


 今日も忙しかった。

 妖の出現は増え続けているのに人が足りていない。

 梅子先生が江戸に行き、あやめさんに颯介を取られていることも多いので、書類仕事もままならない。

 番所へはおばあ様も時折助けに入ってくれるものの、それでも追いつかない。

 今も山のよう溜った報告書を番所に届けてきたところだ。


 これまでなら、当たり前に颯介がそばにいて、他愛ない話をしながら帰るんだけれど、それも無くてちょっとつまらない。

 冥色の空の下、早苗の作る美味しい夕ご飯だけを楽しみに家路を急いでいると。


カラン、コロン…カラン、コロン…

 

 と下駄の足音が響いてきた。

 ちょっと待って!今は真冬だ。

 雪の中ではそんな音出ないでしょ。

 というかこんなに寒い中下駄は履かないよね。

 まずいものに出くわしそうだとびくびくしていると、


「お前、南紅ユイか?」

 スッと現れた黒ずくめの男が声をかけてきた。

 すると、呼んでいないのに姿を現したミケが、体を弓なりにし、毛を逆立てて威嚇をはじめる。

「何か御用ですか。」

 警戒しながら答えると、一見普通に見えた男が突然ニタリと不気味な表情を浮かべだした。

「知っているか?お前の母親は、蒼井家に殺された。ということを。」

 男が言い終わるや否や、ミケが聞いたこともない唸り声をあげて、その男に飛びかかる。

「真実を知りたければ、このあと丑の刻、郷之原へ来るがいい。」

 気味の悪いな笑みを浮かべたまま、男は黒い霧となって消えた。


 何もない場所に着地したミケは、耳をピンと立て、低い唸り声を出している。

 優しく撫でて、よっと抱き上げると、ミケは私の目をみてニャーニャー何かを訴えている。

「大丈夫だよ。あんな言葉信じたりしないから。」

 と答えたものの、言葉というのは恐ろしい。

― 蒼井家に殺された?

 確かに殿様とお父様の仲は良好とは言えない。

 母が実際どんな最期を迎えたかなんて聞いたことない。

 只、母は妖に命を奪われた、皆がそう言っている。

 脳が勝手に良くない情報を集めだす。

 心のどこかにチクリとした引っかかりが生まれた。

 疑心暗鬼。

 私は、一刻でも早くこの棘を抜いてしまいたいと思った。



 という訳で、悩みをため込まず吐き出すタイプの私は、気を遣わず、一番知っていそうな人物の所へ向かった。


「で、それを俺に訊く訳か。全く安直な奴。」

 忠道様は信じられないという顔をして言った。

「だって、お父様達が今まで話してくれないって事は、私に言いにくいことだろうから。こっちも訊きにくくて。忠道様は嘘は言わないでしょう?」 

 当の蒼井の人間である忠道様に直球で聞く方が早いと思ったのだ。

「仕方ないな。分かっているのか?お前の家族が言わないって事はお前が傷つく可能性があるって事だぞ。」

 忠道様が念を押す。

「それはまぁ、知らない方が幸せということもあるとは思うけれど…知らないと次、動けない。出来ることがあるかもしれないのに。知らなかったことにも気づかずに、のほほんと過ごすのは何かズルをしているみたいで嫌なんだもの。」

「はぁ。確かにお前はそういう奴だ。それに、もう、子どもじゃないものな。」

 忠道様はそういうと、簡単に点ててくれたお茶を差し出して話し始めた。


「お前の母親が襲われなければ、俺は今ここには居ない。という話にもなるんだが…。お前が3つ位の時、南紅家から蒼井家に養子をとる話が出たんだ。」

「私?」

「違う。当時お前の母親は身ごもっていて、その子に白羽の矢が立っていたんだ。産月が近づき、安産祈願に向かう途中、妖に襲われた。」

「お、弟か妹が…。そんな事が…思っていたのと違う重さだね。さすがにびっくりしたな。」

「だろう。惨いことだ…。その後、結局蒼井家には子が生まれず、結局俺に所に養子の話が来たんだ。」

「そうなんだ…、蒼井家に殺されたなんてのはやっぱり戯言か。」

「でもないな。悪意のある偽りにほんの少しの真実が混じると、結構な毒になる。この話もそうだ。」

「真実が混じってる?」

「妖は偶然現れた訳じゃ無い。けしかけた奴がいる。」

「でも、殿様は違うでしょう。利がないもの。」

「そう親父じゃない。でも一族の中に蒼井の次代を狙うものがいて、祥山の力を削ごうとするものと繋がっている。だから、蒼井に殺されたってのも間違いではないんだ。」

「もしかして、忠道様をずっと狙っているのって。」

 頷く忠道。

「ああ。お前の仇は俺の仇でもあるってことになる。色んな欲が混じる人間は、妖よりも恐ろしいよな。」


「深夜の誘い、罠だよね。」

「どうする?仇、取りに行くか。」

 見たことがないくらい、あの時のミケは興奮していた。

 忠道様によるとお母様の最期にくっついていたモノと似た匂いがしたんだって。

「今まで見えなかった敵へ繋がる糸口掴めるなら、行く価値はあると思う。」

 私達は、決意の視線を交わした。


∗∗∗


「まったく、鬼門の力が最も強い時間に行かなくてはならないんて。」

 颯介はまだブツブツ言っている。

「仇かもしれない妖に会いに行く。」

 と言った時、颯介は真っ先に反対した。

「ユイ様は仇討ちの為に強くなったんですか?違うでしょう!」

 とお説教付きで。


 私自身は、幼かった事もあり、母の事は過去として折り合いがついている。

 けれど蒼井家に仇なす、曳いては将軍家に敵対する裏の勢力の正体の一端を掴みたい。

 忠道様の場合は、息子を亡くしているから想いは強いはずで、胸の内は分からないが、単なる仇討ちで危地に向かう男ではない。

 我々の国を飲み込もうとしているものの正体に、やっぱり近づきたいんじゃないかな。

 

 何とか颯介を説得して一緒に来てもらった。

 むしろ、戦闘中に他の気配を探る探索をお願いしたかったので、颯介がいないと意味がない。

 そして急なことなのに、七重ちゃんもフル装備で来てくれた。


 冬の丑三つ


 キンと冷えた空気。見上げれば満天の星。

 約束の時間に場所に着くと、灯篭を掲げた男が一人佇んでいた。


「揃って現れたということは、罠だと気づいたか。」

「そして、俺を引っ張り出すことで、罠は成功なんだろ。」

 忠道様の言葉に男はニヤっと笑うと、その姿を鬼へと変えた。

 燃えるような赤い髪の漆黒の鬼。


「蒼井忠道、お前の命、今日こそ貰い受ける。」

 鬼は太刀を構えた。

 忠道様もスラリと刀を抜く。

 二人が一斉に動き出して、ぶつかる刃と刃。

 重い攻撃同士が生み出す火花が散る。


 鬼の戦い方が、正々堂々としていたものだから、援護に回るタイミングを見計らっていると、颯介が叫んだ。

「避けてっ。」

 ハッとして、暗闇から飛んできた何かを躱す。

「ちっ。毒だよ!みんな掠ってないよね。」

 七重ちゃんは、擦り傷を自分で治療しながら呼びかける。


「クスクスクスクス……。」

 女の忍び笑いが聞こえる。

「もう一人いたんだ。」

 鬼は一人ではなかった。闇がりから真っ白い女が出現した。

「これは、厄介な相手かもしれませんね。」

 駆け寄ってきた颯介が女を睨んだ。


 星の瞬く夜、私達は雪原で戦いを繰り広げる。

 忠道様と七重は黒鬼と、私と颯介は白い女の妖と。


 私と颯介は炎と斬撃でしばらく応戦していたのだが、手応えがイマイチだった。

 言葉で挑発しても相手はクスクス笑うばかり。

「颯介、なんか倒せる感じがしないんだけれど。困ったな。」

 毒の仕込まれた爪を避けながら話かけると、

「そうでしょうね。この妖…最初から死んでるみたいなので。」

「はっ?」

「妖というより動く死体ですよこれは。どうします?」

「うわぁ。アンデットか。日光とか首を落とすってのが常道だろうけど。人の形してるから首は…気が引けるな。」

 私の呟きから、何かを考えついた颯介は、

「首を落とすと効くかもしれないんですね。分かりました。少し集中させてください。」

 と言って目を閉じた。


 クスクスと笑いながら繰り出される女の攻撃を、薙刀で弾いて時間を稼ぐ。

 チラチラ見ると颯介は、霊気を炎として具現化した上、それをドーナツ型の薄い輪のような形状に変化させ、輪の内側に人差し指をいれてそれを回転させ始めた。

「行きますっ。」

 シュンッと、女の妖に向かう炎の輪。

 それは、首を庇った腕を簡単に切り落として、颯介の元に戻ってきた。

 颯介はもう一度霊力を込めて2投目を放つ。


 ガキン


 颯介の刃は、大太刀に止められた。

 そこには、忠道様と戦っていたはずの黒鬼が女を庇って立ち塞がっていた。

 忠道様と七重は…鬼が築いたと思われる土壁に囲われ直ぐにこちらへは来られないようだ。

 

「またお前か。お前の所為で、彼女は死んだというのに、どうしてお前は死んでいないんだ。くそっ、やはりお前を先にあの世へ送ってくれる。」

 そう言って振り落とされた太刀は、予想通り重い。軌道をそらして受けたはずが、手は痺れ体は吹き飛ばされる。

 幸い雪に埋もれただけで背中は痛くない。

 必死に起き上がると、術を練りながら迫った颯介が鬼に殴り飛ばされているのが見えた。

 大柄なのに、鬼の動きが早く、攻撃は重量級だ。

 戦いには相性というものがある。こんな相手との接近戦は祓魔師の颯介には無理だ。

 正直私も一人で相手取るには荷が重すぎるが、行くしかない。


 薙刀に炎を纏わせ、颯介を踏みつけようとする黒鬼に斬りかかった。

 硬すぎる!全力でいってもほんの擦り傷しかつけられない。

 黒鬼は、颯介を蹴り上げると、振り上げた大太刀を私の頭上に打ち下ろした。


ギィィィィン


 黒鬼の太刀が弾き飛んでいった。


 鬼がもう一体現れた!?︎

 憤怒の形相で斬撃を繰り出す武士は、そう。

 南紅義勝、私のお父様だった。


 霊力を上手く練り込んでいるのだろうか。

 なんだかパワーが桁違いだ。

 鬼の拳を掌で受け止め、刀を振るって鬼を追い詰める。

「ハァッ。」

 気合いと共に振り抜いた刃は、鬼の角を切った。

「ヴァァァ。」

 一瞬鬼が蹲る。首を落とす剣が空を切る。

 が、直前でピタリと止まった。


「クスクスクスクスクスクス…。」

 片腕を無くした女の妖が鬼に覆い被さったのだ。


「その娘…、もはや魂が無いではないか。」

 それを見たお父様が呟く。

「そうだ、牡丹の魂はもう無い。俺の妖気で動く人形だ。だが…俺の主人はこの仕事が終われば、牡丹の魂を取り戻してくれると言った。」

 黒鬼は悔し気に言った。

「お前の主人は残酷だのう。この世に失われた魂を戻す術など無いというのに。それよりも今ほどこの娘が見せた奇跡の方が大事では無いか?」

 お父様は憐みを浮かべた眼差しを向けた。

「ああ…。牡丹は俺が呼んでないのに来たんだ。」

 鬼はポロポロと涙を流した。

「この娘の体の何処かに、お主を思う欠片が残っていたのかもしれぬな。」

 お父様はそう言って刀をしまうと、懐から紫檀の数珠を取り出すと鬼の手に握らせた。


「母上。」

 お父様が声をかけると、鉢巻に襷をかけたおばあ様が現れた。

「はい、操妖の糸は切りました。これまでのように貴方の主から強力な妖気を受け取ることはできませんが。貴方はこれで自由の身です。」

「…自由?俺を見逃すというのか⁉」

 お父様もお婆様も静かに、しっかりと頷いた。

「数珠はやる。その娘は間もなく動けなくなるだろう。その時は充分弔ってやるがいい。」


 黒鬼は震えながら目一杯に涙を浮かべると、深々と頭を下げた。

「俺の主の名は…六条。」

 そう言うと、牡丹と呼んだ女性と共に闇の中へと消えていった。



「あ、忠道様達、早く出してあげなくちゃ。」

「何だと!若様はあの壁の中か。」

「あらあら、颯介ったら、鼻血まで出して…情け無いですね。明日からまた鍛え直しますからね。」


 

 おばあ様は颯介の治療をし、力自慢のお父様は土壁の中の2人を無事外へ出してくれた。

 鬼の顛末を聞いた忠道様は、ほっとした表情を浮かべると、目を閉じて静かに黙祷と捧げていた。

 

 星はまだ瞬いているが、東の空が白み出し、長かった夜が明ける。

 こうして、一家総出となってしまった仇打ちは幕を閉じたのだった。


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