ある程度好き嫌いあるエピソードはあれど、一応w伏線と回収の仕方が小気味良くて楽しかったです。登場人物たちのキャラがハッキリしている。固有名詞がないので誰が誰だか分からなくならないのもいいですね。

技以外に暗黒成分の無い暗黒騎士が強敵を求めて勇者を育てる。
その発想から残念臭のする暗黒騎士(能力的には超有能)と
その英才教育を受け成長する(イロイロと)天然勇者の物語。
暗黒騎士がまともに見えるとかどんだけ？

思わず笑ってしまった

非常に面白い。まじで面白い

基本的に魔族側はだいたいポンコツ、というかポンコツじゃない登場人物の方が圧倒的に少ないポンコツだらけのギャグファンタジー、話が進むと暗黒騎士が周りとの相対評価でまともに見えてくる不思議。
ゆるーい作品好きな人にはおすすめ。

偶然とポンコツが重なり、本人も気付かない内に魔王軍を除籍され、生後間もない勇者を育成することになった魔王軍の元ナンバー2と、　
元魔王軍の面々に英才教育（？）を受けノビノビ育った勇者の話。

縁あって集った勇者の仲間達や、魔王軍側の登場人物も、思想や立場の違いはあれど愉快な面々。
展開の速度も心地よく、するすると読み口のよい良作。