「不純な動機」第2ラウンド

なんか前話が具体的な現代の子供の考察と推し方に関する変容の話ばかりになってしまって少しリアル過ぎるなと思ったので、普通にほめちぎります。前話とは逆に、「付き合ったことがない相手に妄想をするロスト20世代」前提で。


プリントがふたりの身長差を埋め合わせる(積み重ねる比喩)になっていてうまいなあと思いました。そういえば電子化するらしいですねプリントとか連絡網とか。


今は、まだ。というモノローグにも、相手の心情を考えず突っ切っていく思春期独特の自我感があって好きです。がんばれ。まけるな。


笑われているのかというのを直球でぶつけにいくのが、いかにも箸が転んでもおかしい年頃の火の玉ストレート感ありますが、前後の「睨んでない」が緩衝材になってお互いのコミュニケーションが微妙にずれたまま会話の成立を見るという、ギーク特有の超展開会話がまた心地よかったです。実際にこんな感じでしゃべってたりとか、ありそうだなと思いました。

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