応援コメント

最後まで推しなさい「不純な動機」」への応援コメント


  • 編集済

    直球に申し上げると、彼、リアルの恋人は(私の中の設定では)いないしいた事もない、のです。ですがその読み本当に想定外で、とっても、とっても、面白いです!この物語の新たな可能性見せて頂けてホクホクしています。

    リアルの恋人はいないと申しましたが、ゲームの中の推しの事を恋人……と言うか、とにかく『見てて飽きない人』『大事な人』として扱っています。2次元で非実在とは理解してるんですが、それはそれとして。彼女の一挙手一投足を常によく観察し、ゲーム内で彼女が苦境に陥れば全力で応援し、幸せになれば自分も心から大喜びする。
    ただし、相手への自分の介入を妄想はしない、と言うかそれしても萌えない。ともかく遠くから愛で続ける。そういう性の男なのです。
    以上が彼の『推し』に対する本来のスタンスであり精一杯の誠意なのです。

    彼の1つ目の不純は、ゲームの推しと現実の彼女を重ね合わせてしまったこと。それを(勝手にリアルの人間に重ねられる)推しにも(勝手にゲームキャラに重ねられる)彼女に申し訳ないと思いつつもやめなかったこと。
    そして2つ目の不純、というか不誠実は、リアルの彼女に対して芽生えた恋愛的感情や下心、つまるところ『自分が彼女に介入したい』という欲求を『これは推しに向ける感情だからノーカン!』ってしちゃったところ。自分のそれまでのスタンスを裏切った理屈で自己を正当化した事。先も言いましたが、彼は『相手への自分の介入を妄想はしない、と言うかそれしても萌えない』んです。萌えじゃない感情を萌えとして扱い、その上『これは萌えだから!恋愛感情とかじゃないから!リアルの彼女もゲームの彼女と全く同じ扱いだから! “推し” だから!』って自分に言い訳して後出しで動機づけしてるんです。人付き合いに苦手意識あるせいで、『人と関わりたい』と思った自分が嫌で怖い、ってのもあります。

    ……散々書きましたが、2つ目の『不純な動機』は描写少なすぎて多分読み手には伝わらんだろうな、そもそもこれ動機ってよりも言い訳とかだしな、と思ってました。と言うか1つ目の直球な意味でしか捉えられないと思ってました。なので、まさかの読みをしていただけて本当に嬉しいのです!
    これはあれですね、テクニカルノックアウトされましたね。

    作者からの返信

    (思いっきり展開を間違ってました…)

    (予めラウンド2書いておいてよかった…ぎりぎりで命拾いしました……)

    二つ目の不純、この主人公ホラーゲームやR18G系の推しゲームできないんだなと思うとなんだか同情の余地ある不純だなと思いました。推しの同人誌とか読めなさそう…