第6話 「正義の門」
ウゴカッタンさんとは打って変わって、簡潔に短めに行きます。未完結作品であることと、作者である朝斗まなさんが『カクヨムバトル24時』を使う必要をあまり感じられておられないためです。まずはあいさつがわりに軽くジャブです。
宗教戦争は大方の戦闘と同じく「利用する側面」と「利用される側面」に大別され、そのなかでも利用される側が心理的束縛ではなく洗脳や宗教的絶頂を前提として構築される戦争方式です。
簡単にいうと「信仰を人質にして行われる戦闘」になるわけですが、この正義の門という作品は特に利用される側面を細かく徹底的な表現によって分解・再構築し、更に物語としての質を昇華させていると強く感じます。
そして実際とってもおもしろいんです。星の数を越えた面白さがあると私は思っています。自主企画投稿に合わせてもう一度読み直しましたが、やはりおもしろい。
教会に通い礼拝を受け聖書についての講話を平日毎日牧師から聞いた経験のある私にとって、ほめちぎりたい部分は山ほどあるのですが、それはまた作者さんが殴り返してきたときのために取っておこうと思います。左ストレートはボディでガードを下げてから、です。
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