「ねぇねえなんで?」かわいすぎてしぬ
かわいいですねえ。
とにかくかわいい。
読みやすいというよりもかわいいが先に来てしまう。
何が良いって1話の掴みが最高にキャッチーなんですよ。
あれ読んでしまったらもう次の話に行くしかない。で、だんだんと文字数が増加していって800から1300、1300、3000と繋がっていって最後に1000文字程度でピタッと〆る。この文字数の絶妙なバランスが、グッと来ました。「漢字のなんで?」が一番文字数多いというのも話の内容とうまく噛み合っていて、大枠の部分から既にまとめられちゃってる感じがいい。
というのが枠や構成の話で。
実際読むとかわいいわけですよ。ちいさなこどもの素朴な疑問が。夏休みの電話相談とかあるじゃないですか。あれの文系バージョンですね。あえて細かい本質と距離を置きつつ(実際なところと近すぎず遠すぎずの部分)、その場にもっとも適した回答を少しずつ訥々と語る。お母さんって実際育児めちゃしんどいので、そのなかでの限られたリソースを振り分けてる感がまたリアリスティックな雰囲気を醸し出していてかわいい。
おすすめレビューには「お父さん」と書かれていたのですが私が頁をめくった感じではこどもと保護者の性別について特段書かれていはいなかったはず(「物語のなんで?」冒頭で男という語句が登場するので、もしかしたらそこからお父さんという連想になるのかもしれない)で、フリーセックスな感じがまた最高です。わたしフリーセックスな書き物大好きです。めちゃくちゃ好きです。
まだこちらが殴られてないうちは500文字ぐらいで止めようと思ったのですが、かわいさに負けて200文字もオーバーして書いてしまいました。じわじわと殴り返していけたらと思ってます。
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