第14話・部活5
○月✕日
今日は近くにある
まず始めに私の作った裂け目発見機で空間の裂け目がないかを調べた。
神隠しなどは空間の裂け目に人が入ってしまったのではないのかという説を証明したかったのだが成果はなかった。
次にオーラ探索装置を使ってみた。
この世界には人には見れない存在があるらしいが自分は未だにみたことがない。
使ってる機械は先輩の代からあるから絶対に見れるはずなのに。
結果、なにも無し。
○月△日
先輩よりも前の人が書いた研究ファイルを見つけた。
棚の1番奥にありあのドジが棚の中身を思いっきりぶちまけなかったら見つかっていなかったらだろう。
読み漁っていると不思議な研究記録を見つけた。
【幽霊のエネルギー体】
内容は墓場に幽霊のエネルギーを集める装置を使って幽霊を1ヵ所に集めてそのエネルギーで物を動かす実験で初めは罰当たりだなと思っていたが研究記録の結果が書いていなかった。
やはり、誰かに見つかって怒られたのだろう。
○月◇日
今日は学校の七不思議が学校で流行り始めたから明日調べよう。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「あれ、なにも書いてない」
次のページからはなにも書かれてなく、空白のページが続いていた。
「あーそれね、もう卒業しちゃった先輩のやつでたぶん調査できずにそのまま棚の奥にしまっちゃた感じかな?」
「なるほど」
何だろう、このもやもやする感じは。
すると部室の天井の一角が外れた。
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