第13話・部活4
「ここが私達、文芸部の部室だよ」
加代が扉を開けると目に入ったのは雑に積まれた段ボールと棚などに囲まれて部屋の中心には机とパイプ椅子があるだけの部屋だった。
「ちょっと汚い場所だけど住めば
加代に勧められるがままに椅子に座った。
「さて、何しよっか?」
「決めてなかったんですか……」
「まあ、色々してる部活だからね」
加代はそう言いながら棚からファイルを出して机の上に並べていって。
「過去の資料を見ればどんなことをしているかわかる!」
「 実際には見せてくれないのか」
「だって~やる気が出ないしな~」
そして俺は資料を読み漁るのだった。
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