第11話・部活2
なんか明花の様子がおかしい。
朝食もいつのより美味しそうに食べてないし、チラチラとこっちを見てるけど目を合わせようとしない。
どうしたんだろう。
「なあ明花体調悪いのか?」
「いやいや全然大丈夫だよ」
「本当か?」
「うん全っ然元気!」
そして俺たちは朝食を食べ終わり家を出た。
教室ではクラスメート達がいつもと同じグループを作り話し合っていた。
俺は記憶を失ったせいかグループの輪には入り込む勇気がなく時間がたつにつれて入り込にくくなってしまった。
俺は自分の席に座り外を見て時間を潰している。
「ねえ、白坂くんだっけ?ちょっといい?」
しかし、今日はいつも通りにはできないようだ。
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