第5話 人は協奏曲

みんな違って、みんな良い

誰かが言った言葉がここにある

何故、違うのに良いのかと疑問に思っていた

ようやく、答えを見つけた

私なりに辿り着いたその答えは...

協奏曲は、いろいろな楽器が、それぞれの音を出し合って

ひとつの曲になる

否定するのでもなく、受け入れないわけでもない

お互いの音を、受け入れ合い、認め合い、何より、違うところを許し合っているからこそ

それぞれの楽器の音が合わさった時に

素敵なメロディーになるように音を出している

人間も、きっと、これと一緒ではないかと思う

互いに、認め合い、受け入れ合い、そしてどんな事があろうとも

どんな事が起ころうとも、許し合う

そうして、1人1人が、折り重なった時に

綺麗なメロディーになるように自分を出し合う

音を合わせ合うかのように、互いに尊重し合い、譲り合い

そして時には、相手を気遣い、愛を持って接する

それが、沢山の素敵なメロディーを奏で

大きな、大きな、1つの協奏曲となるのではないかと思う

それが、世界は兄弟とも、言われる由縁ではないのだろうか?

世界の人々、全てが、そうなっていけたら、いじめも争いも

せずに済むのではないかと、思ってしまう

どうか、この世が平和で、幸せで、ありますように

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