第4話 子供...大人

人は、産まれた時、言葉を持たない赤ちゃん

赤ちゃんは、自分が生きるために

両親や周りの大人や、自分を見てくれている人達に

泣いたり、笑ったり、怒ったり

感情を使って、要求を伝えている

それが、そのまま、大きくなり、赤ちゃんは幼児に

幼児が少年、少女へと成長していく

当たり前な事だけど、気づかなければならない

大きくなるという事は、感情を使わずに

言葉を持っているのだから、言葉を使う方へと

切り替わらなければならない事に

子供から大人になる

という事は、感情を使って要求するのでは無くなる事

人の人生は、物語でも、ドラマでもない

感情を使って、面白おかしく、書くものではないという事

言葉を持ったその時点で、言葉を使って要求するという事

つまり、人は大人になるにつれて、冷静と平静を覚えなければならない

必要な時にだけ、感情を使い、不必要に感情に頼れないという事

大人になればなる程、経験を積み重ね、知恵や力を身につける

その、身につけた知恵や力を駆使し、伝えていかなければならない

教えていかなければならない、育てていかなければならない

それが大人になっていくという事、ではないかと思う

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