第2話 好きな女の子は……

「えェ……😲💦💦💦」好きな女の子……。

 マジか。



「さ、敗けたンだから✨😌☝✨✨

 いさぎよく言えよ❗❗ 佑真ユーマ❗❗」



「いやいや、そんな…… その前に、五回も僕が勝ったじゃン……😰💦💦💦

 その時は罰ゲームなんてなかっただろう。

 ズルいよ」

 僕が負けた時だけ罰ゲームなんて。



「バァ~カ❗ 【命賭け】でやって勝ったんだから、誰が好きなのか言えッてェ❗❗」

 だが彼女は、いっこうに譲る気配はない。



「えェ 😔💦💦」まったく。

 自分が勝った時だけ都合よすぎだろう。


 どうして、こうもワガママなんだ。



「言わないならオバさんに、巨乳ばっか映ったエロディスクを持っていって見せるけど、良いんだなァ❗❗」

 アゴで、ディスクを差した。



「え😲💦💦 お母さんに、そんな無茶クチャなこと。完全な脅しじゃン」



「バカだなァ~。脅しじゃねぇよ。

 だよ!」

 

「同じことだろ 😔💦💦」

 どちらかと言えば、もっとタチが悪い。 



「わかったよ。ただ言わなきゃ、ユーマが巨乳好きのド変態オッパイ星人ッて、ラ○ンに送るだけだから」



「完全な脅迫じゃン 😰💦💦」

「どォ~する。オッパイ星人❓❓」



「別に、僕はオッパイ星人じゃないけど。

 じゃァ、わかったよ。

 好きな女の子の名前を言えば良いんだろ。

 ッたくゥ、ンゥ… 😔💦 

 乃○坂の山○ 美月かな」


「バァ~カ❗❗ 好きなアイドルじゃねぇよ❗❗ 学校の女の子だよ。

 決まってンだろう」

 グーで僕の頬をグリグリ押しつけた。



「痛いッてェ……、別に……😔💦💦💦

 そんなの決まってないでしょ」

 何、勝手にルールを決めてるんだ。



「フフ✨😌✨✨ 早くお姉様に教えて、ご覧❓❓」



「どんなお姉様だよ」

 こうなれば、仕方がない。告白するしかなさそうだ。

「わかったよ。言えば良いんでしょ」



「ン……✨😌✨✨ 誰だよ。ユーマの好きな女の子ッてェ…… オッパイのデッケェ~ー女子かァ。二組のメグかよ。

 オッパイ星人❓」

 


「べッ、別に、僕の好きな女の子はオッパイなんか大きくないよ」

 『ゴックン……』とまた咽喉のどが鳴った。






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