第11話 屋敷は
屋敷の複雑さをダグラスに説明すると、ライチ団の屋敷を使えば?となり、2週間の期限で他の団に移る者は出て行かせる事になると。というか普通は出ていく。ダグラスがギルドマスターに話すとあっさり決まった。
必然的に晃達が移る。屋敷は2件隣だった。
元々客間が有り、今日から移り住む事になった。
ライチ団の屋敷の方が大きかったりするが、即決だ。
バックヤード団の屋敷にする。幸い布団くらいしか置いていないので、そのまま引き渡す事になりそうだ。
団長の部屋はダグラスが片付けると言う。
晃は団長の部屋に入る事になるそうだ。
慌ただしく色々動く。
明日はバックヤード団と初心者層に入る。元々パーティ分けがされていて、慣らし運転だ。4パーティが、ワンフロアで、各階層に分散だ。昼位に階層を変える。
レベルに左右されない技術を持っているから、一部は初日から7階層なら大丈夫となり、晃達が先頭に同行し7階層を目指す。そこには当たり前の如くで大輔のパーティーと、副団長のガラグという大男のパーティーが行く。
また、屋敷の方を何とかするのに、1パーティーは日替わりで残るらしい。
それと晃は自分の団を六連星とした。むつらぼしにするか、ろくれんせいにするか悩んだが、SUBARU(富士重工業)絡みのろくれんせいにした。モータースポーツファンで、根っからのインプファンだった。
明日はダグラスはクランライチの残務で行けないと。
元のパーティーも誘うという。つまり、別パーティーで普段は活動し、クランとして活動する時はベテランがいる事を意味する。
まだ仲間は行き先が決まっていないらしい。ダグラス次第だった。
晃は急な展開にオーバーフローしかかっていた。
明日レヴィになんと言うか頭が痛い。ローラン達には既にサポートを雇っていて、稼ぎは人数割と話していた。
ターニャを捕まえ
「あの、ターニャさん?大丈夫ですか?無理を押し付けてごめんなさい。ダグラスさんがパーティーメンバーを引っ張ってくるとか来ないとか」
「ひぃえー!晃くんは私を殺す気♪なんか君は凄いね。でもそんな事を言う為に来たのではないのでしょ?」
「はい。一つはレベル3になったので10階層から下に行く許可を。仲間はレベル4です。それと、改めてクラン六連星とバックヤード団の専属をお願いします」
「しょうがないなあ。じあ今度私とデートして美味しい物を奢ってね。じゃなくて、私の方が収入上になるから、奢らせてね。そうねえ、全部問題ないよ。今担当してるパーティーも先輩か後輩に渡せば何とかなるかなー。君は天使なのか悪魔なのか。あっ!一つ約束破ったでしょ?やっぱり君の奢りね!まあ、事情が事情だし、今回はそれで手を打つわ!ちょっとステータス見ようね。ひぃえー?極大魔法って、何よ」
相変わらずの感じで愛しのターニャは目を丸くするのであった。
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