葛藤
今回は少し思うことがあり、こうして書くことにしました。
私は基本的に自分からお気に入りユーザーさんにしません。というのも、お気に入りユーザーにしたら、相手も返さないといけないのかと思うのではないかと危惧したからです。
私はその作品が好きで、読ませていただき、感想や評価をさせていただいてます。そこに忖度はありません。純粋な気持ちでしているつもりです。
そこで相互さんにしてしまうと、その評価が忖度によるものだと他の方々に思われてしまうことが嫌でした。その方の作品に対する思いまで穢してしまうのではないかと。
だから、一年活動してきて、初期の頃から追わせていただいている方を敢えてお気に入りにしていませんでした。マメにチェックして評価をしたり感想やレビューを書かせていただいていたからです。
ただ、一年ずっと交流があるのにお気に入りさんにしないのもと思い、先日ようやく相互さんになりました。
ですが、相互さんになったからといって私の作品を読まなければとは思って欲しくはありません。その方はそんな方ではないと一年の付き合いでわかっているからそうしましたが、なんだか私の事情に巻き込んでしまったようで申し訳なく思ったりもします。そこら辺に葛藤がありました。
あと、私は書き手さんのお気に入り登録がきたら返すようにしていますが、元々興味があれば積極的に評価や感想を送っているので、相互さんになったからといって忖度して読んで評価するということはありません。面白そうだと思ったら読んでみて、合わないと思ったら遠慮なくスルーしてしまいます。それがその方への礼儀だと思っているからです。
相互さんの中には書籍化を狙っていて真摯に創作活動に取り組んでおられる方もいらっしゃいます。その方のそんな姿勢に水を差したくもありません。
ですが、それなら相互を受け入れてもいいものかと悩みます。そのあたりに未だに葛藤があります。
あと、交流が広がれば広がるほど、いいと思った作品を教え合って盛り上げていこうという活動も広がっています。活発になるのは嬉しいのですが、そうなるとそちらの作品を読んでみようとなり、私が応援したい方の作品を後回しにしてしまうという、それも葛藤です。
特に、好きなユーザーさんご本人からこの作品はオススメですと言われると、やっぱり読みたくなってしまいます。そして、そのご本人を蔑ろにしてしまっているような申し訳なさを覚えたりもします。矛盾していると思います。
真面目に考えすぎるから雁字搦めになるのでしょうが、真面目に考えないと相手に悪いような気もするんですよね。難しいなあと思います。
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