有斗の家

ガチャッ。


有斗「入って。」


海里・康太「お邪魔します。」


《リビング》


有斗「父さん、母さん、友達を連れてきたよ。」


僕は二人に写真を見せた。


康太「何か、優しい両親だね。」


有斗「そう、でもたまに怒られる事もあるけどね。」


海里「でも、交通事故で亡くなってから、有斗は一人じゃん、寂しくないの?」


有斗「寂しいけど、でも僕はいつもこの写真と花は取り換えているよ、でも今は僕は一人になった生活をしている。だから僕は何も怖くない、ただ本当の一人になるのは複雑に思えるけど、今は海里と康太が居るから平気だよ、一緒に居てくれてありがとう。」


海里・康太「有斗。」


有斗「せっかくだから、遊んでもいいよ。」


海里「でもその前に片付けしよう。」


有斗「分かったよ。」


康太「俺も手伝うからさ。」


有斗「うん。」


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