学校祭当日

そして学校祭当日の日がやって来た。


《教室》


先生「今日は学校祭、本番だ、皆気合入れて楽しもう。」


生徒全員「はい。」


康太「有斗、今日も楽しもうよ、ん?有斗・・・。」


有斗「えっ、何?」


康太「有斗、何か元気が無いけど何かあった?」


有斗「えっ、何でもないよ。」


康太「もしかして、家族で何かあったの?」


有斗「実は、僕の家族は僕が6歳の時に両親が亡くなって今は一人で生活をしているんだ。」


康太「それは知らなかった、でも寂しかったでしょ?」


有斗「うん、でも僕は泣いたのは覚えているよ。」


僕は康太に過去の事を話した。

そして康太も頷いてくれた。


康太「だから、元気が無かったのかぁ・・・。」


有斗「うん、でも僕は正直、怖かった。あっ、確か、祖母の家に引き取られていたのは覚えているよ。」


康太「そうだよな、俺の姉も病気で亡くなったけど、母さんは俺を大切に育ててくれた事が一番の宝物だ。」


有斗「そうか・・・。」


《全校放送》


放送委員「全校生徒の皆さん、ただいまから学校祭を始めます、皆さん最後まで楽しんでください。」


先生「では、皆さん、最後まで楽しんでください。」


生徒全員「はい。」


そして学校祭がいよいよスタートした。


それから僕達のクラスが出したカフェが一機に人気がすごくて評判も良かった。


康太「有斗、俺たちのカフェ、最高だな。」


有斗「うん、海里、本当にありがとう。」


海里「ううん、私も嬉しかったよ、でもまだまだここからが本当の見せ所だよ、一緒に頑張ろうよ。」


康太「海里・・・、うん。」


有斗「僕達も頑張るか。」


そして僕達は必死に頑張った。


《昼休み》


康太「ふぅ、お疲れ、有斗。」


有斗「康太もお疲れ。」


海里「二人とも、お疲れ様、はい、飲み物だよ。」


康太「海里は俺たちに気が利くから助かる。」


海里「良かった。」


そして海里は笑顔な表情を見せた。


先生「こんなところに居た、ちょっと良いか?」


三人「はい。」


《職員室》


康太「えっ、宣伝ですか?」


先生「あぁ、ただの宣伝じゃない、体力をいっぱい使ってお客さんにたくさん来てもらうためだ。」


有斗「どうして僕達ですか?もっと他にも居るはずなのに。」


先生「それが・・・、他の生徒達にも声をかけたが「皆、忙しいから無理です。」って断られた、だから御礼にこれをあげるから、ねっ?」


海里「分かりました。」


康太「海里、本気でやるのか?」


海里「うん!何か面白いし私、やってみたい。」


先生「よし、お前らも、もちろん参加してくれるよな?」


康太・有斗「はい、分かりました。」


先生「よしっ、決まりだな。」


そして僕達はお店の宣伝をする事になった。

果たして僕達のクラスは人気が出るのか・・・。

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