10分後・・・。


康太・有斗・海里「せーの・・・、いらっしゃいませー!ただいま、カフェをやっています。ぜひ、来てください。」


僕達は必死に宣伝を続けた。


お客さん「あら、私も入ろうかしら。」


すると一人目のお客さんが来店した。


海里「ありがとうございます!」


海里は笑顔でお客さんに接客をしに教室に入った。


康太「有斗、俺たちの出番が無いな。」


有斗「うん、でもそのうちきっと入るよ、だから頑張ろう。」


康太「うん、そうだね。」


先生「おっ、順調にやっているようだな。」


康太「先生、お疲れ様です。」


有斗「お疲れ様です。」


先生「二人とも、ちゃんと宣伝はしているのか?ただ立って居るだけじゃだめだからな。」


康太・有斗「はい。」


海里「有斗、康太、外にお客さんは来てるの?」


海里はたまに様子を見るが、誰も来なかった。

そしてその時だった。


子供「お兄ちゃん、お腹空いてるの?」


康太「えっ、ううん、今は、お兄ちゃんたちは宣伝をしているんだ、君、もしかして可愛いお客さんかな?」


子供「うんっ!」


有斗「じゃあ、改めて、いらっしゃいませー。」


康太「俺、宣伝をしているから有斗は先にやってて。」


有斗「あいよーっ!」


僕は嬉しいのかつい普段通りになった。

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