本当に人生って上手くいかないよね2
とにかく案が出ないのは良い事ではない、はずだ。
そんなこと考えていたらまたもや時間が過ぎていて今はもう昼休み。
今日も無理だなとか考えつつ・・・・ってこれ無限ループ?
もうどうしたら良いか訳が分からなくなって来ているとまたもや例の「奴」が話しかけて来た訳で、もう良いかなんて考えてしまう。
「ねぇ〜」
俺何がしたいんだろう。
「お〜い」
そんなことを考えつつもやっぱり案は考えなければ行けない訳で・・・・ん?
ちょっと待て、何でこんなにも佐藤と仲直りと言うかまた話したいなんて思っているんだ?
良く考えたらおかしな話だ。
「ちょっと〜?」
だってあいつと話したと言って良い数はそんなに多くない訳で(細かい数は心にくるので)何でだろ
う。
「聞いてる〜?」
良く分からないがとりあえずこのうるさい奴を黙らせるか。
「何だうるさいぞ」
「だって無視するからだよ〜蓮が」
こいつ実はかまちょだったりするのか?
「何!佐藤が倒置法をと使って来た、だと」
「あ、ごめんちょっと何言ってるか分からない」
「あっそ」
ネタが通じないなんてマジかよコイツ一体何なんだ。
「そんなことよりさ」
「何だよ急に」
「あっあのねえっと」
「早く言え時間がもったいない今の俺には時間に余裕がないんだ」
「えっと、今週の日曜日って空いてる?」
「え」
その瞬間頭の中には「は?」と言う気持ちと何でと言う気持ちのの二つが思い浮かんだ。
「えっと何で?」
「あ」
その質問をした瞬間にはもう彼女の姿は無くなっていた。
結局その後は何も考えれなくなってとりあえず家に帰るようにした。
家に帰ると愛らしいような愛らしくないようなそんなことを感じさせる妹がすでに帰ってくていた。
「ただいま」
「おかえり〜」
本当に家は安息の場所だ。
特に今は家に親がいないからストレスも溜まりにくいしもう最高!
なんて考えれたら良いんだけど。
もちろんそんな余裕はないはけで・・・・・
本当にどうしたものかと考えているとやっぱり昼休みの時の疑問が頭に思い浮かんでしまう。
でも本当に良く考えたら何で話したいと思っているのか分からなくなってついつい考え込んでしまうようになってしまったのは事実で本当にどうした物か。
確かに可憐で綺麗な人だでも好きになったのかと聞かれると分からない。
もしかしたら好きになっているかもしれないし好きじゃないかもしれない。
自分の気持ちがわからない。
何だか自分の気持ちが分からなくなってくると自分は本当に自分なのか?なんて考えてしまう。
いやそんなことはないんだけど。
それはそうと本当にどうした物かと考えているとあの時のことを思い出した。
『えっと、今週の日曜日空いてる?』
あの質問にどんな意味が隠されているのかは俺には分からない。
そんなゴロゴロ怠惰に過ごしていると。
「ピコンッ」
スマホが鳴った。
佐藤
『結局聞けなかったけど日曜日って暇?』
『どうしても今日聞きたくて』
蓮
『ああ、大丈夫だ』
佐藤
『本当?やった〜』
蓮
『そんなに嬉しいのか?』
佐藤
『うん嬉しいよ』
蓮
『そっか』
佐藤
『うん!』
蓮
『まあとにかく明日学校でな』
佐藤
『うんまた明日』
蓮
『おやすみ』
佐藤
『うん、おやすみ〜』
まあうん可愛いとこあるじゃん、佐藤。
こうして俺の初デートの予定が入ったのであった。
「ヤッベ相手は佐藤なのに心臓バクバクしてる』
ああ〜もう何で考え事してる時にこんなにいろいろな事が起きるんだよ!
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