愚行 (2021/04/12)

 世の中はまず、合うか合わないか。一線で魅かれることは、当然なんだよ。

 好き嫌いでしか感情は動かない。そう出来上がってるもんだ。


 そのかどを曲がり巡って、沢山の出来事と相反する、鏡の中の私も君も、心の中で、選別を催すの。その苦楽先導するさき、ただ幸せだけを信じ用いることができる空がある


 わたしはわたしのじんせいで、あなたはあなたのじんせいの、おとしかしらない。

 だから心地よいものだけを読み取ってくださいね。違和感があるのは当然なのです、にんげんという括りで言語が同じだからと言って、それが簡単に理解につながる訳も、それが同じ心を描いているとは限らないのだから。


 これが姿かたちが目の前にあったとしても、勘違いはしないほうがいい。

 私とあなたは他人でしかない。鏡の中の私すら視界を疑うべきだ、今と過去の時差は確かに、ときをすすめ、思いを老化させ宝とも塵とも、呑み込まれる。

 真実は死後、誰かの想いによって手向けられる。どうせ私たちは観付けたもう土情の碑に至る。



 人生とは全てネタ。

 なんにせよ だれのものも肥やしにしかならない。

 信じればその道に間違えはない、後悔することの無いように、前を向く。どうせ過去には戻れないものであるので。無駄に息を吸って吐く、

それでいい。

 大した人生でもないので、私は私すら楽しませることができない。

 腹の底から湧き出る感情が真実であるのかどうか、自分自身すらわからないままだ。

 死ぬまで考え続ける、留まらないように意味のない堂々巡りをおこない、それで生きていた確認をする。

 ここまできてやっと自分を見つめている気がする。

 よくわからない、ただの心の吐瀉。私にとっての詩、

 ただあふれるものを言葉として残す、そして見つめなおす。それだけのこと、どう取ってもらっても構わない、ただの愚行でしかない。それでこそ私らしく、ある。今は、のはなし。

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