第19話:クレープとカップル用ジュース




 僕は大人しく席についた。このお店はタピオカやクレープなど女子に人気なものがたくさんあるお店らしい。



「華は何頼むの?」


「ふっふっふ…内緒♡」


「えー?なにそれ?」


「店員さーん私はこれで…」


「じゃあ僕はこのクレープでお願いします」



「了解しました。少々お待ちください!」



 僕はイチゴとクリームたっぷりの美味しそうなクレープを頼んだ。


 華はなにを頼んだんだろう?



〜〜



「お待たせしました。イチゴとクリームたっぷりのクレープでございます」


「おお…!美味しそう…!」


「可愛い……!」


「本当だね!このクレープ可愛いね!」


「えっ!?あー…私はどっちも可愛いと思ってたよ…」


「???」



 どっちも?どっちもってなんだろう…。



「お待たせしましたー」



 どうやら華の頼んだものも来たみたいだ。



「カップル専用ピーチジュースでございます!ごゆっくりどうぞ」



 そこにはよく見るストローが二本付いていて、二人で飲めるようになっているジュースがあった。



「え……?華?これって間違って———」


「あってるよっ!!さあさあお兄ちゃん!飲もうではないか!」


「えぇ…恥ずかしいよ…」


「お兄ちゃん……今日付き合ってくれるって言ったのに…それにもったいないよ?私一人じゃ飲めないよ……」


「ぐっ……。はあ…わかったよ……」



 食べ物は大事にしないといけないし、華と約束しちゃったから…仕方ない。



「んんん…………」


「んふふふふ♡」




 七美は恥ずかしそうな顔で、華は満足そうな笑みでジュースを飲んだ。



 そして周りの客達もそれに釘付けになっていた。


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


タイトルで丸わかりだよ、華くんよ。


今日ちょっと用事あって小説書けなさそう…。

次の投稿遅くなっちまう……。

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