第18話:違和感はログアウトしました。
「ただいまー」
「お兄ちゃんお帰りー!」
帰るといつも通り華が出迎えてくれた。先に帰っていたけどまだ制服だった。
「華、制服着替えていないの?」
「これから用事があるでしょ?」
「うん、そうだけど私服のほうが動きやすいんじゃない?」
「それは……だって制服デート……」
「ん?ごめんもう一回言って?」
「な、なんでもない!さっ!行こ、お兄ちゃん!」
「う、うん…。わかったよ」
それにしても今日はどこに行くんだろう?何も聞かされてないんだよね…。
〜〜
「ついたよ!お兄ちゃん!」
「こ…ここは中々……」
ついたのはなんともファンシーなお店だった。
「ここに僕が入るの…?ちょっと場違いじゃない?」
「何言ってるの!全然問題ないよっ!!」
「えぇーー?」
華に引っ張られながら僕はそのお店に入っていった。
外から見ても中から見てもやっぱり男子の僕がいていい空間じゃない気がする…。
なんかすごいチラチラ見られてるし!
「ねぇ…あのこ可愛くない?」
「あ、本当だ…この店にぴったりね…」
「あの子に接客されたいわ」
「顔赤いわ…!照れ顔もまたっ……いい!」
「うう……」
なんだかヒソヒソと話されている気がする…。自意識過剰かもしれないけど…。
「お兄ちゃん大丈夫?」
「大丈夫じゃなさそう…早く出たいよ…」
「えー!?今日はお兄ちゃん付き合ってくれるって言ったでしょ!?」
「うっ……そうだった…。わかったよ…」
七美本人は場違いだと思っているが、周りからするとこの店に一番あっている人物であった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
登場人物紹介地味に書くの難しかった。
もうちょい待ってておくれぃ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます