応援コメント

月夜」への応援コメント

  • こんにちは。

    素晴らしいお話をありがとうございます。

    >他人に翻弄され理不尽な扱いをされても受け入れるくせに、小さくてくだらない自尊心も棄てられない。

    これ、分かります。自分が大切なんですよ。

    夏生みたいに優しい人間って、周りから厄介事押し付けられて損な役回り多いですが、なんとか報われてほしいなと思います。

    作者からの返信

    鷹仁様

    最終話まで読んでくださってありがとうございました。
    素晴らしいお話などと、身に余る感想で恐縮です。

    鷹仁さんがこの話に共感なさってくれたという事は、きっと僕に少し似たところがあるのかな、とちょっと思っています。

    僕も自尊心が捨てられないのに無理難題を結構背負ってしまいがちです。

    きっとそれを乗り越えてきた鷹仁さんには素晴らしい人生が待っていると思います。

    重ねがさね読了いただき感謝します。

  • 戻らない時間と揺れ動く心情を描いた物語は静かながらも読者に訴えかけてくるモノを感じました。
    ここからは個人的な意見ですが、文章の書き方はもう少し統一された方がよろしいかと思います。
    一話目の最後の台詞の『。」』は他の「」内には見られなかったので単純な誤りだと思いますが、行間に関して、空けたり空けなかったりしている所の明確な意図がわかりませんでした。
    空ける空けないは人によって読みやすさは変わるでしょうからどちらでも気にしませんが、一定させないのは音読派・黙読派共に最初に目で文章を追う以上、そこに意図を感じ取れないと、目が落ち着かないだけで終わってしまいます。
    これまで空けていたのに、急に行間を埋めた。
    そこが強調されたい箇所であればたいへん効果的ですが、内容を読ませていただいた限り、そういったことを狙ってのものとは思えませんでした。
    老婆心ながら、それまでと違う文章の形をされるのは、どうしても強調されたい場面に留められた方が効果的と思います。

    作者からの返信

    地辻さん、ご指摘ごもっともです。

    読み辛いのは、小説を書く際の約束事、校正の大切さを軽んじていたからだと思います。
    しっかり読んでいただけるように、今後は改善していこうと思います。

  • 最後のシーンが胸にきました。

    主人公は愛憎混じり合う思いを元カノにぶつけて、元カノは自分を追い詰めて……。
    本当は親にぶつけるべき感情だろうに……でも、二人ともそれができない、だから辛い。

    切ない……でも、だからこそいい話でした。

    作者からの返信

    nukuminaru様

    最後まで通読頂きありがとうございました。
    由乃を船から降ろしたあとのナツキがどんな気持ちで船を戻していったのか、水面に映る月で表現したのは自分でもよかったと思っています。

    感想を沢山頂き嬉しいですし、コメントの内容で勇気づけられました。

    感謝します。

  • 企画へのご参加ありがとうございました!
    ラストがどちらに転ぶのか気になりつつ読ませていただきました。これはオトナの味ですね…。
    小説は「こうだったらいいな」を書くことができますが、それでは救われない感情があると思います。文学というのは、そのためのものなのかなと思いました。
    素敵な作品をありがとうございました(´;ω;`)ズビー

    作者からの返信

    陶守様

    陶守さんの企画なので、最後まで読んでもらえて良かったです。

    救えない感情、というのはしっくり来ますね。
    自分でこの作品を上手く整理できていないのかもしれないけど。

  • 情景が浮かびますね。
    月と船と川面に写る影と……
    とても綺麗な風景だと思いました。

    夏生と由乃は似たもの同士だったのかもしれないですね。
    争いを好まないから、つい自分を表に出さなくしてしまう。
    二人はお互いにそれがわかるから、もしかすると、とても居心地が良かったのかもしれませんね。
    争わず、穏やかに、すぎる時間を二人で過ごす事ができる……

    自分で決めた事ではなく人に決められて選んだ結婚だったから、由乃の中にも夏生の中にも残ってしまったものがあるけど、きっとこれからはそれぞれの道を歩く事ができるのではないでしょうか?

    作者からの返信

    あまみさん、

    上手く僕の作品の意図が伝わったみたいで良かったです。

    最後、由乃は夏生ではなく親を選びます。夏生もそれは分かっていたんですよね。

    お互いの中に残ってしまった想いを船の上で消化する、そんな感じで表現してみました。

    この話の続きはありませんが、どんな人生を夏生と由乃が歩んでいくか想像しています。