第三十八章 戦いの女神

 硝子の様に冷たい空気は塵一つなく澄んでおり、空は氷を透すように澄み切っている。

 どれ位の時間が経ったのか分からないが、陽はまだ高い。


「エド、大丈夫か?」


「え……あ、はい。もう大丈夫です。心配かけてごめんなさい」


「確かリコリスだったかな。彼女の名は」


「ええ……リコリス・ラジアータです。ラジアータ家の次女で、学院で彼女とは時々実習で同じ班でした。常に一緒ではなかったし他の誰かも一緒のことが多かったから、僕達が実は付き合っていたとは当時分かりにくかったと思います」


 サミュエルの手当てを受けながら、エドワードは下を向いた。傷だらけの顔はもう涙を流していないが、翡翠色の瞳を真っ赤にしている。どこか晴れ晴れとした表情をしているが、痛々しいことこの上なかった。


「あのリコリスが君の婚約者だったんだな。確かに彼女はクラス内ではあまり目立たない大人しいタイプだったけど、天使の様なお嬢さんだなと思っていたよ。彼女のことは本当に残念だ。今回の一件で、君自身に関係する大きな事件が起こっていたとは知らなかった。気が付いてあげられなくて、すまない」


 エドワードは激しく首を横に振る。


「いいえ、はっきりする迄僕が他言無用にしていたんです。ザックにもリコリスの存在位しか明かしていませんでした。このことは僕にとっても彼女にとってもきっと避けられない運命だったのでしょう。知らせを聞いた時は正直この現実を呪いたくなりました。悪いこと何一つしていない善良の権化のような彼女が、何故あんな凄惨な目に遭わねばならないのかと。運が悪かったと言えばそれまでですが、僕が納得出来ませんし、このままでは彼女が浮かばれません。だから、僕ははっきり知りたかったのです。何故このような事件が次々と起こるのかと。全貌はまだ不明ですが、一部ははっきり出来て却って良かったです。仮に奴を殺したとしても彼女はもう帰って来ません。後は彼女が安らかに眠れるよう祈るしか出来ません」


 それを聞いて、サミュエルは一瞬胸がちくりと痛んだ。どこかで感じたことがあるような、やるせない感触を身体の奥底に感じた。あと目眩のような揺らぎを感じる。


 ――何だ? この感じは……? 先日の傷の影響とは考えにくいが……なんか淀む様な感じもする……。


「……サム?」


「……いや、何でもない。それより君は少し休むべきだな。先程の戦闘で“気”を消耗し過ぎている。ザックの補填で辛うじて動けている様な状態だ。幸いこの敷地内は割と“気”が満ちている。なるべく戦闘のような激しい動きをせぬようにしていれば、ある程度回復出来るだろう」


「ありがとうございます。最後の一手で一気に“気”を消耗したせいだと思います。みんなに迷惑をかけぬ様、暫く大きな動きを極力控えますね」


 サミュエル達から少し離れた所でウィリアムとザッカリーは倒れている巨漢をあれこれ調べていた。パラスはこれと言って特に隠し持っているものは特にないようだ。


「特に他の情報はこれ以上得られそうに無いようだな。それにしてもエドの奴、あんな大技持っていたとはな。しかし、華奢な体躯であの技を操るには身体に掛かる負担が大き過ぎないか?」


「エドが言うには、ピュシー家の者はみんな会得している大技の一つだそうだ。彼も相手の力量を見て使うのが必要と判断したのだろう。体躯が恵まれていれば気にしなくて良いことだが、彼にとっては明らかに寿命に影響する。多様は禁物だ。きっと本人が一番分かっていることだろう。エドは我々が思っている以上に身体が弱く、あまり戦闘には向かないタイプだ。私が一緒にいる時は彼の状態を見て時々“気”を補填する様にしている。学院時代の実施型試験の頃から、ずっとそうだった」


「そうか。分かった上で……か。まぁ、敵討ちの気持ちは分からなくはない」


「……そろそろ手当ても終わりそうだし、ウィル、先を急ぐか」


「そうだな」







 次にヨゼフによってサミュエル達が通されたのは、庭園だった。

 徹底して左右対称が貫かれ、地平線まで続くような平らな空間が延びている。冬なので花はないが、植え込みは幾何学的に刈り込まれ、シンメトリーを強調し、樹木も直線や円状など規則性をもって配置されている。自然には存在しないシンメトリーによって支配された空間がそこにはあった。


 その庭園の中央に一人の女が立っていた。

 黒い外套を羽織った長身。肩に靡かせた白髪。

 切れ長の目元に茜色のアイシャドウ、その下には同色のルージュが艷やかに光っている。群青色の瞳が真っ直ぐに見据えてきた。


「……待っていたよ。あんた達が此処まで来れたということは、ヒュドラもパラスも倒された……ということだね。あたしはペルセポネー・スローン。エレボス様から話しは聞いている。一切手加減しないから、覚悟しな」


 ザッカリーが無表情のまま一歩前に出た。そしてそのまま歩み寄り、立ち止まる。


「あら、あたしの相手はあんたなの? ふふっ……人間の姿だとちょっと暗そうだけど、中々可愛い顔をしているじゃないか。あたしの好みと違ったタイプだけど、悪くないね」


「申し訳無いが、私には駄弁を慾る興味も余裕もない。お喋りは後にしてくれ給え」


「ふふふ、あんた、そういう素っ気ないところも気に入ったよ。かかってらっしゃい。あたしが存分に相手してあげる。もし希望があれば夜の相手もしてあげるけど」


「……前者だけで結構だ」


「つれないねぇ。あら、来ないのかい? ならばあたしから行くよ」


 彼女は外套を脱ぎ捨てると、下からスラックススタイルの黒装束が現れた。首元もハイネックで覆われ肌の露出はほぼ無いが、身体に密着するようデザインされた衣装だ。その腰は細く豊かな胸と腰の張りはこれでもかという位に強調されている。筋肉が無駄無くついた手足はカモシカのようにしなやかで俊敏そうだ。


「はぁっ!!」


 ペルセポネーがザッカリーに向けて紫色の衝撃波を放つ。


「守木術!!」


 ザッカリーの前に大きな樹木が出現し、ペルセポネーの第一撃を吸収した。その途端、相手に向かって一気に吐き出される。

 ペルセポネーはそれを避け、そのまま身体を低く沈め、スライディングを仕掛けてくる。

 ザッカリーは上に跳躍し、それから距離を充分とった地面に着地した。ペルセポネーは立ち上がり、構えをとる。群青色の瞳は好戦的な光を湛えている。


「……ふぅん、あんた攻めて来ないじゃないか。『攻めの魔術』に比べ『守りの魔術』は比較的“気”の消費量が少ないからね。見たところ体力と“気”の消耗を最小限に抑え込もうとしている様に見えるけど。ひょっとして持久戦に持ち込もうとしているのかい? どこまで続くだろうねぇ」


 ペルセポネーは次々と紫色の衝撃波を放ってきた。ザッカリーは表情一つ変えず紫色の光をゆらりゆらりとかわし続ける。

 ふと殺気を感じたザッカリーは瞬時に身を屈めた。標的を外れたしなやかな右足が弾丸の様に右頬を掠める。その足が着地するや否や今度は左肘がザッカリーの左側頭部目掛けて飛んでくる。


「!!」


 ペルセポネーの強烈な一撃を左腕で受け止めた。衝撃が籠手を巻いていた左腕に伝わる。痺れに耐えたザッカリーはすかさず足を伸ばしてペルセポネーの右足を払う。バランスを失ったペルセポネーの身体は地面に倒れかけるが瞬時に両手で地面を押し、空中に高く跳躍する。


「はああああああっっっ!!!!」


「……くっ……!!」


 空中で一回転したペルセポネーの両足がザッカリーの胸板に命中した。後ろに飛ばされたザッカリーは受け身をとり、自身への衝撃を最小限にした。


「……へぇ……あたしの蹴りをまともに食らって何ともないだなんて、見かけによらずあんた中々やるねぇ。筋肉質ではなさそうだし。鎧を着ていても背骨を折る位の力は出したのだが」


 地面からゆらりと立ち上がったザッカリーは表情一つ変えず胸の前で指を組み、呪文を唱えた。すると、胸の前の空間に褐色の岩の様な物が出現する。それは突然ヒビが入り、バラバラと音を立てて崩れ落ちた。


「……壁岩術をここまで粉砕するとは、凄い脚力だ。まともに食らっていたら息の根を止められていたかもしれぬな」


「ふぅうん。ねぇ、あんたさぁ、ラスマン家に来ない? あんたなら申し分ない」


「辞退する」


「冗談よ。分かってて敢えて聞いてみたまでさ。でもあんた凄く良い腕をしていると思う。修練積めばもっと強くなるだろうねぇ」


「不必要に強くなる必要性はない。君は何故“強さ”を欲する?」


「……え……?」


「どうも“強さ”に拘りがあるように見える。何か理由があるのではないかと」


「……それは……」


 ペルセポネーは急に黙り込んだ。ザッカリーはすかさず問いかける。


「昔、学院時代に起きたあのことがずっとしこりになっているのではないのか? アンジー」


 一同に動揺の波が走る。


「え……アンジー? ……まさか……あれが、あのアンジェリーナ・スターリング!?」


「全くの別人だぞ。一体どういうことだ?」


 目を真ん丸にして顔を見合わせているエドワードやウィリアムを見てペルセポネーは舌打ちをした。


「……ちっ。あたしの正体に気付いたか」


「どんなに姿を変えても、言葉遣いを変えても、声質だけは同じだったからな。それに学院時代の頃、君とは時々一緒に実地型訓練をした仲だ。技のちょっとした“癖”もそう簡単に変わりようが無い」


 ペルセポネーは肩に掛かる白銀の髪をかき上げながら不承不承答える。


「……ああ、間違いなくあたしはあのアンジーだよ。此処、ラスマン家に入り込んでいる今は“ペルセポネー・スローン”という偽名で通している。ザック、あんたも相変わらずだな」


「アンジー。何故此処に?」


「話しの流れ上……というべきかな。学院時代に激しい苛めにあって以来、あたしは強くなりたいとずっと願っていた。苛めた奴等を見返したかったんだよ。幾らあたしが弱小龍族の家の出だからって、あんまりだったからな。だが学院ではどんなに頑張っても望む程強くはなれなくて。卒業試験もぎりぎりの成績で、馬鹿にされてばかりだった。家に帰ってうじうじしても仕方がないし。丁度そんな頃エリウのラスマン家で募集があったのさ。屋敷内の守り手の後継を探していると。実際に行ってみれば、研鑽にも力をかして下さるとのことで、それが切っ掛けでラスマン家の傘下に入ることにしたのさ」


 当時を知るザッカリーは目を閉じる。当時のアンジェリーナは大人しく垢抜けてない素朴な娘で、一部の龍族達から目に余る程の苛めを受けていたのだ。守ってくれる筈の家の力が弱小であった為、それが元で彼女は平穏な日々を送れずにいた。それに気付いていたザッカリーは彼女のことを常に気にかけており、然りげ無く守っていたのだ。


「こちらに来てからどういう訳か魔力も武術も一気に腕が上がったのさ。今までパッとしなかったのに。きっと指導者である先代の教え方が良かったのだろうねぇ。勿論復讐はしたさ。彼奴等ざまぁみろってんだ! あの時は胸がすかっとしたねぇ」


 指導者から洗礼と影響を受け、アンジェリーナは今の風貌へと変貌した。先代はエレボスの指導を受けたらしく、アンジェリーナはその系統を受け継いだのだ。アンジェリーナは自分を苦しめた龍族達を「ラスマン家からの命」で全員皆殺しにした。丁度サミュエル達が調べていた、近年起き続けている、人間と龍族を巻き込んだ謎の「事件」。その事件の一つに彼女が絡んでいるという。


「まさかあたしを苛めた連中がラスマン家の“標的”と被っているとは思わなかったよ。偶然過ぎて驚いたさ」


「アンジー、序でに聞きたいことがあるのだが、答えてくれるか?」


「……一体何だ? あたしの唯一の恩人だったあんたなら構わん」


「エレボス・ラスマンに関して、知っていることを全て教えて欲しい」


「エレボス様ねぇ。あたしらのような従属者が知っているレベルの情報がそんなに重要なのかい? あまり参考にはならないと思うが、それで良ければ」


「ああ。どんな情報でも貴重なものに変わりない」


 アンジェリーナの話しによれば、エレボスとハーデースは血縁関係はあるが、母親がいないとのことだ。母親は息子を産んで数年後、ハーデースに愛想を尽かして出ていった。その後ハーデースは息子であるエレボスを厳格に育てることになる。逃げ場はない上甘えられる相手がいないエレボスは期待に答えようとどんどん性格が冷酷非道になってゆく。


「……あんたはあたしの恩人だ。でも、今のあたしの立場では倒すべき敵だ」


 少し俯き加減であるアンジェリーナの顔を見たザッカリーは構えをとる。


「気にせずに、今の君の力でぶつかって来給え。あの頃の様に。心配せずとも私なら大丈夫だ」


「……良いのか?」


「……ああ。立場的にも、お互いこのまま膠着状態を続ける訳にもいかないしな。私もあの頃より腕を上げている。容赦は致さぬ」






 ――良いなぁザックは――


 ――何が?――


 ――家柄は良いし、強いし――


 ――家柄は兎も角、強さは鍛えればその分強くなれるさアンジー。――


 ――本当? あたし、強くなりたい――


 ――良いよ。実技試験もあるし。では、時々一緒に鍛錬しよう――


 ――やったぁ! 約束だよ!!――






 懐かしい思い出が蘇り、暫くの沈黙の後、群青色の瞳に光が戻った。


「はぁっっっ!!!!」


 アンジェリーナが地面に拳を突き立てると、紫色の衝撃波がザッカリーに向かって津波の様に襲い掛かる。


「土龍発破!!」


 ザッカリーが呪文を唱えると、彼の足元からアンジェリーナに向かって、まるで地を這う龍の様にひび割れが起きた。その裂け目から岩が飛び出し、彼女に向かって襲いかかって来る。


「はああああああああああ!!!!」


 アンジェリーナは自分に向かって飛んでくる岩の大群を衝撃波で全て破壊してゆく。


 ガガガがガガガガガガがガッッッ!!!!!!

 ドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!!


 褐色の波と紫の波の衝突が繰り返されるその傍で、ザッカリーとアンジェリーナは互いの腕と足を用いて格闘を繰り返している。暫く二人の乱舞が続いた。


 腕力、脚力、持久力、破壊力のいずれも腕を上げたアンジェリーナの猛攻撃にザッカリーは正直舌を巻いていた。猫の様にしなやかな動き、白髪を振り乱しながら戦いに没頭するアンジェリーナは“戦いの女神”そのものの様に見える。


「はぁああああ!!!!」

「おおおおおお!!!!」


 二人の拳同士が激突した瞬間、大きな爆発音が生じ、衝撃で互いに吹き飛んだ。


「……くっ!!」

「……うあっ!!」


 二人共地面に叩きつけられた。が、受け身を取っている為、互いにそこまでダメージはない。


 二人は直ぐに体制を整え、ほぼ同時期に右手を前に付き出す。


「はあっっっ!!!!」

「飛砂術!!!!」


 まるで煙幕の様な砂が衝撃波を覆う。


「ぐはっっ……!!!!」


 砂の津波を避け切れず目潰しを食らったアンジェリーナは受け身を取りそこねて背中から地面に激しく叩きつけられた。何とか身を起こすが、しゃがみ込んだまま肩で息をしている。


「……はあ、はあ、はあ、はあ……」


「……アンジー、大丈夫か?」


「……やっぱりあんたは変わらず強いな。あの頃から少しは近付けたと思ったんだが、全然駄目だな。悔しいけど、あたしの負けさ。でも何だか逆に安心したよ」


 アンジェリーナは砂をはたきながら俯いた顔で少し寂しげな笑みを唇に浮かべる。ザッカリーはそんな彼女の左肩をそっと抱いた。


「アンジー。あの時と比べて君は充分強くなったと思う。私が認める。此処に来てからきっと違った意味で過酷だったに違いない。だが、あまり“力”を持ち過ぎるのも問題だ。行き過ぎた力は利用されるだけで、望まない事件まで呼び寄せてしまう。程々に致せ。自分をもっと大事にせよ」


「ありがとよ。ザック。あたしをきちんと認めてくれたのはあんただけだ。でも戦いの道を選んだのは誰でもないあたし自身。責任はきちんととるさ。戦えば戦う程、吸い寄せられるか如く戦わざるを得ない状況を引き寄せる。大いに結構だ。数年振りにあんたと会えて、腕合わせも出来て良かったと思っている。……悪いが今は少しばかり眠らせてもらうよ……」


 アンジェリーナは静かに目を閉じた。ザッカリーは気を失った彼女の身を静かに石像に背中を預けるように座らせてやり、拾ってきた彼女の外套をそっと肩から掛けてやった。ペルセポネーはどこか安らかな顔をしていた。


 ザッカリーがふと後ろを振り向くと、サミュエルが立っていた。彼は何処か心配そうな顔をしている。


「待たせたな、サム。先を急がねば」


「ザック、君はアンジーとも交流があったんだな」


「彼女はずっと誰かに己の存在を認めて欲しがっていたんだ。それだけは知っていた」


「学院時代の同期がこの騒動の一部に加担していた事実が判明したのは残念だったが、君が彼女の相手をしてくれて正解だった。君は彼女の正体に最初から気付いていたのか?」


 ザッカリーは表情一つ変えず淡々と答える。


「はっきりとした自信はなかったが、雰囲気はどこかそのままなところはあった。実際に対峙して手合わせをしてみて確信した。ああ、やはり彼女だったと。学院を卒業して以来行方知れずとなり、ずっと気掛かりだった」


「……そうか。君のお陰で彼女が少しでも救われていれば良いが」


「多分大丈夫だ。彼女は生き方が少し曲がってしまっただけだ。根は真っ直ぐな娘だし、遺恨の原因はもう居ない。元々自分の足できちんと歩いていける龍だから、我々は見守るしかない」


「人間と龍族間の問題のみならず、龍族間の差別も未解決のままか。難しいな」


「そうだな。時間はかかるだろうけど、一歩一歩解決への道を探って行くしかないな」


 過去はどうにもならないが、未来は変えられる。

 目の前の道がどうなっているのかは不明だが、前に向かって歩き続けるしかない。


 凍りついたような空気は、透き通るような淡い水色の空の下を瞬時に駆け抜けて行った。

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