第136話 死を司る神タナトス
エリシオンにあるタナトス宮殿に住む、銀髪の神。
人間をウジ虫と呼び完全に見下している。
ゆえに配下である冥闘士もゴミのように扱っている。
配下であるパンドラでさえ、裏切ったとしれば躊躇なく殺害している。
ある意味では死を司る神だけあって…働き者である。
宮殿では妖精に竪琴を弾かせ優雅に振る舞っているが、いざ仕事となると陰湿、冷酷使い分けて働くのだ。
ポセイドンが冥界に送った黄金聖闘衣を一瞬で破壊し、離れた地にいる星矢の姉を攻撃してみせるなど神らしい強大な力を持つ。
身に纏う冥衣も絶対零度の数百倍の凍気が必要だと言い放つが…絶対零度より下限の温度などあるのだろうか?
人外の単位基準で語っているのかもしれない。
なんだかなんだで、最後は神聖衣を纏った星矢に歯が立たず『死を弄ぶ二流の神』とか呼ばれていた。
悔しかったことであろう…。
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