第137話 冥王ハーデス

 冥界と死者たちを統べる神。

 人間に絶望し堕落を憂いている、そんな人間に愚かしい貴様らは冥界で苦行を強いられるのだと理解させるために戒めの手を緩めないというドS。

 美しい物を愛でる心は持ち合わせているようで白銀聖闘士 琴座オルフェの琴に感動し望みを叶えたこともある。

 なんというか、泣きながらオマエのためだとムチを振るってくるような迷惑な優しさの持ち主なのだろう。

 アテナとは犬猿の仲なのか過去に幾度も戦っている、アテナ最大の敵である。

 前対戦では黄金聖闘士2名を残して聖闘士は全て死亡している。

 アテナ降臨はハーデスの覚醒によるものであり、戦う運命なのだ。

 それに比べれば、サガの乱やポセイドンの覚醒など余興に過ぎない…そうだが、その割には聖闘士の人的被害が多くないか?


 自らの肉体を愛し大切に保管しておくナルシスト、依り代には時代の最も清らかな人間を選ぶという潔癖症、この時代に選ばれたのは青銅聖闘士 アンドロメダ瞬であった。瞬さん、ご愁傷さまです。

 最後はアテナに負けました。

 お疲れ様です。

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