第134話 海皇ポセイドン

 オリンポス十二神に名を連ねる大海の主神であり数千年間、壺に封じられていた。

 カノンにより目覚め『ジュリアン・ソロ』に宿る。

 ところがカノンの傀儡として地上の浄化に乗り出す。

「寝ぼけるのも大概にしていただきたい神である」


 ジュリアン・ソロは城戸沙織にフラれた野心家の坊ちゃまである。

 そんな縁も手伝ってアテナVSポセイドンの図式になるのだが、アニメ版では北欧の神々まで引っ張り出す大騒動となってしまう。

 ポセイドンも全ての人間を粛清するわけだが、一応、選別はかけている。かつてのノアのように清き人間は救うとしていたが…残念なことに現代に心清き救うに値する人間はいないとし、結果、全ての人間を粛清となるのだ。


 ちなみに神話ではアテナの家で、ポセイドンとメデューサがエッチしたので、格上のポセイドンをシバキ回すわけにもいかなかったアテナはメデューサを醜い化け物に変えたのだそうだ。


 ある意味、因縁の対決なわけだ。

 神様なんて、クズばかりである。

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