聖闘士…凄いぜ

第45話 双児座 サガ

　ギリシア、サンクチュアリの十二宮のひとつ双児宮を守護する黄金聖闘士。

　最強の黄金聖闘士とされ、その人格も含め次期教皇か？と目されていたが、前教皇『牡羊座シオン』が射手座アイオロスを指名したため、やさぐれて闇落ち。

　闇落ちの理由は双子の弟カノンに唆されたアニメ版と原作では異なる。

　原作では清らかな人格の中に闇があるとシオンに見抜かれシオンを暗殺し自らが教皇の座に座る。

　射手座のアイオロスに赤子のアテナ暗殺未遂現場を目撃され、このエピソードから銀河戦争編へ繋がっていく。

　聖闘衣を無しでも、獅子座アイオリアでも見切れない拳を放つ実力者であるサガ、残念なのは二重人格という欠点だけであり、自身も教皇として苦悩していたようだ。

　不在のアテナをいるように振る舞い、仮面の下を見たものは殺されるという…気づけよ黄金聖闘士‼

　銀河戦争で沙織の姿を確認した際に白鳥座の氷河を送り込んだり、氷河が沙織側に付くと白銀聖闘士を送り込んだりと呑気で悠長な策を打つ。

　黄金聖闘士獅子座のアイオリアを送りこんだのも人選ミスである。

　蟹座のデスマスクでも送り込んでおけば良かったのだ、老師の元にデスマスクって…無理だろう。

　なんやかんやで倒された後は残留思念となり星矢を助ける場面もあり、ハーデス編ではシオンと一緒に復活、アテナの聖闘士として大活躍するのである。