ラミィ・ザ・ブラッドシザース(Elto 様 in ツンデレご主人様とケモミミ従者がゆく魔族討伐の百合旅)

サイズ:Dcup


概要:ピンク髪に真紅の瞳。露出度の高い服と赤いフード(頭巾?)を身に着けている


     ***


 うーん、実に異世界。

 地球上のどんな地域にも該当しない場所に、私は飛ばされてきた。


 さて、私のおっぱいセンサーがビンb……いや、敏感に反応している。それも、ピンポイントで、だ。


 人ごみをかき分けかき分け、センサーの主を探す。ふむ、どうやら彼女のようだ。

 真紅の頭巾……いやフードか? それとピンク色の髪に真紅の瞳、そして背中にある巨大な……ハサミのような武器。


 さて、目当てとするおっぱいが見えている以上は、さっそく品評しよう。もちろん、尾行しながらだが。


 なかなかの形状である。スレンダーな体型に似合わず、丸みを帯びた見事なおっぱい。

 素晴らしき露出度の服装……特にベルトを巻いただけとしか思えないほどの胸部は、隠すべき最低限の箇所こそ隠しているが、おっぱいの形がまる見えである。


 そしてベルト状の、胸元の布地。

 これがおっぱいをキュッと締め付け、ベルト周囲をむっちりと見せており……加えて、全体を前に押し出しておっぱい自体を大きく見せている。


 私は服装のデザイナーに心の中で親指を上げつつ、彼女のおっぱいを見つめ続け――


「おい」


 ん? 今話しかけられたか? 話しかけられたよな?

 おかしい、距離は十分に取っていたはず――


「おい、シカトしてんじゃねぇよコラ」

「はい、おっぱい」


 私は返事をすると同時に、思わず呟いた。


「さっきからオレをジロジロ見てると思ったら、こんな奴だったとはな」

「見事なおっぱいでしたので」

「ふーん。ちょっと来いよ」


 女性は私を、路地裏に連れて行く。

 もう少しおっぱいが見たかったので、私は素直についていった。


「ふむふむ、どれどれ……なかなかイイ顔してんな? うーん、どうしようかな?」

「おっ……?」


 これはおっぱいを直揉み出来るチャンスだろうか!?

 私は期待感を抱き――


「んー、やっぱりパスで。ちょっとオレの好みじゃないしなー」


 気づけば私は、胴体を真っ二つにされていた。


「じゃあなー」


 女性の去っていく音が聞こえる。

 思いがけずおっぱいを揉めるチャンスかと思ったが、残念ながらそこまで甘くはなかったようだ。




「惜しかった……。おっぱい、揉めず、か……」


 私は血だまりの中でおっぱいの未練を残していた。

 意識が、ゆっくりと途絶えていった。

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