第963話 動物も幸福なイハトーブ

「岩戸開きは『イハトーブ』開き?」

  「あー、可能性は高いね」

「早く光が欲しいな」


・・・

岩戸が開くと、光があふれる。


光のない時代は、矛盾も多い。

殺処分の矛盾を考えた。


◉日本における犬猫の殺処分の実態~現状と先端的な解決策 | PEDGE(ペッジ) https://pedge.jp/reports/satusyobun/


人を楽しませ、癒やしてくれる動物を、他方では殺してしまうという矛盾。


しかし、車社会で野良猫や野良犬が道路に飛び出すことも困った問題。


野良猫はネズミを駆除してくれるので、有り難い存在である。


犬も元は山に暮らす狼の仲間であったが、人間の生活に溶け込み番犬として寄与してくれている。


山で暮らす野良犬は、ウサギなどを獲って生き延びているらしい。(現場を見た事がある)それはそれで、山の植物への保護になっている。狼の代理をしてくれているわけだ。



人が肉を食べたいと感じる気持ちは、楽園を出てから身に付いたのであり、当初は果樹だけで満足する菜食体質であった。


創世記には、善悪の知識の木だけは禁じていたが、それ以外の木から食べることを許されている。(動物を食べる話はない)


また、未来への予告として、楽園になれば「ライオンも藁を食べる」という記述もある。


弱肉強食は終わるのだ。


現代社会で殺処分されている野良猫だが、それがネズミを駆除してくれるからこそ問題が小さくて済んでいる。のら犬も山に住めば狼のようにウサギなどを食べて暮らすだろう。私は過去に、中型の犬がウサギを咥えて崖を登る姿を見たことがある。


また、山に落ちていたイノシシの骨(?)を私の飼い犬が散歩中に見つけ、熱心にかじり始めた事もある。


※ この記述を書くと、なぜか鬼が暴れ始める。(書いた記事を消してしまうのだ)


鬼はこの記事を書いて欲しくないらしいが、無理にでも掲載しよう。




 ■肉食の終わる日


家畜を殺して肉を食べる人類。


それが楽園と段違いだと思っても、体質が肉を求める。


これを解決できるのは、再び楽園に戻す創造主の力しかない。


ライオンがパンダのように菜食になり、その他の肉食獣も変化するのだろう。


勿論、人間も肉を食べたいと思わなくなる。


こうした変化が起きると、動物も幸福なイハトーブが実感できるだろう。


あらゆる問題が「イハトーブ」で解決されるのなら、一日も早く到来して欲しい。


終わりの日には、肉食も終わる。


そしてとにかく、「鬼の駆逐」が実現される事で、心に平和を取り戻したい。


連中の支配によって、人類や動物が苦しんで来たのだから。


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