第961話 日本は家屋解体なのか?

「『終わりの日』とは?」

  「聖書が告げる終末よ」

「どんな変化だろ?」

  「映画館から出る感じ」

「うわー!凄いことだ」

  「全員が正気に戻るね」

「想像できない」


・・・

確かに、生易しい「終わり」じゃない。


神代への移行なのだから。


その神代(イハトーブ)が現実世界であり、鬼の世は闇の上映会。


全ての人々の頭は初体験の巷を受け入れなければならない。


我々全員が、映画館の中で生まれ育ったようなものなので、誰一人「神の巷」を教える事など出来ない。


それでもその日はやって来る。




 ■ビオトーブの刷新


宮沢賢治の「イハトーブ」は、この「ビオトーブ」(バイオトーブ)を意識していたのだろうか?



◉ビオトープ - Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%97



それは生物全体を含めた保護が、神の力で成し遂げられるという意味になる。


人類だけが他者を犠牲にして生息してきた石油偏重の身勝手な社会は、鬼神のリードで構築されたもの。


エデンを出てからずっと、映画館の中に暮らしたのだから、目覚めた日の衝撃は計り知れないものがある。


日本という歴史的家屋も象徴的な意味での「解体」があり、隠してあった莫大な富が露呈してしまう。


これまた、驚くと共に興ざめが襲って来る。


何もかも光に晒されるが、「正義」もまた例外ではない。


「鬼が構築した正義」というのは、片隅で正しい人を泣かせて来たが、民衆は「詐欺」が『正義』に化けていた現実を認識するしかなくなるのだ。



最後には「回顧的な確認」がある事をイエスが教えていた。




マタイ13章

52 そこで、イエスは彼らに言われた、「それだから、天国のことを学んだ学者は、新しいものと古いものとを、その倉から取り出す一家の主人のようなものである」。




過去に行われた過ちの判断や「お蔵入り」となったままの処断が多くある。


それを見識者が確認するという作業だ。


本当に価値あるものは何か?

小麦と毒麦の選別。

魚(神々)の選別。



前の聖句を読み返すとそれが理解出来る。




40 だから、毒麦が集められて火で焼かれるように、世の終りにもそのとおりになるであろう。

41 人の子はその使たちをつかわし、つまずきとなるものと不法を行う者とを、ことごとく御国からとり集めて、

42 炉の火に投げ入れさせるであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。

43 そのとき、義人たちは彼らの父の御国で、太陽のように輝きわたるであろう。耳のある者は聞くがよい。

44 天国は、畑に隠してある宝のようなものである。人がそれを見つけると隠しておき、喜びのあまり、行って持ち物をみな売りはらい、そしてその畑を買うのである。

45 また天国は、良い真珠を捜している商人のようなものである。

46 高価な真珠一個を見いだすと、行って持ち物をみな売りはらい、そしてこれを買うのである。

47 また天国は、海におろして、あらゆる種類の魚を囲みいれる網のようなものである。

48 それがいっぱいになると岸に引き上げ、そしてすわって、良いのを器に入れ、悪いのを外へ捨てるのである。

49 世の終りにも、そのとおりになるであろう。すなわち、御使たちがきて、義人のうちから悪人をえり分け、

50 そして炉の火に投げこむであろう。そこでは泣き叫んだり、歯がみをしたりするであろう。




御子が与える明るい光の中で選別するのだから、間違いようがない。


光の中だから、もう今までのような誤魔化しは出来ない。


日本という家屋の構造も、歴史始まって以来の調査がある。


『家屋解体』と言えば消滅を考えるが実は「吟味」。


全世界が、日本の正体見る事になる。


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