第959話 鬼は「棚」を揺さぶる

「落ち着かない子っているね」

  「鬼だ」

「えっ!そうなの?」

  「子供は狙われる」

「なんで?」

  「小さい頃から訓練」

「何の訓練?」


・・・

その一生を「操縦する」ためだ。


ADHD(発達障害)と呼ばれる子は・・・

「落ち着きがない」

「衝動的」

「不注意」(事こぼし)


これらは難題だ。


◉統合失調症とADHDの原因の違い|認知行動療法で改善が期待できる https://jc-fc.com/column/434/



ところが、

多くの原因となっている鬼を跨いで通るのが世間の「常識」となっている。


鬼自身は、自分を発見されたら困るから「科学的分析」などという殺し文句を使って目を逸らす。


「鬼だってハハハ!」・・・


笑えば既に、鬼の掌。


DNAが発見され、それが設計図であると読める時代になっているのに、次元の闇に隠れる生命体「鬼」が発見できない科学こそ笑われるべきなのだ。


聖書の表現は簡素で、稚拙に思えるかも知れないが、それは子供にも理解出来るよう配慮されているため。


→ 創造主の親切


隠れている鬼が、善意の存在なら見逃しても構わないだろうが、実際、鬼は悪意の存在である。


人類支配のため、自分を都合よく隠す目的で、神と悪魔を演じ分けている。


そして常に、人の脳をかき乱す。特に子供が狙われるのは、将来に向けて「操縦癖」を構築するためだ。


私自身の経験からも、「良い考えやアイデアは葬ろう」という態度が感じ取れた。


思慮への撹乱だけではない。


所持品なども、気に入ったものほど破壊に見舞われる。


「あっ落とした!」


お気に入りのパソコンやケータイに限って落とす。


破壊が起きる。


これを、人の注意力を一時停止させて行うのだから防ぎようがない。


聖書には、アブラハムの一人息子のイサクを、「全焼の生贄に捧げよ」という神の要求が記されている。


表記は「神」だが、要求を出した当初の神は「鬼」である。


本物の神がその後を繕ってくれたが、この話は「試練」という分類ではない。


鬼は神に化け、「良いもの」を叩き落とすのだ。


「良いアイデア」などが浮かぶと、即座に記憶の棚を揺さぶり、落下させてしまう。




 ■宗教は油断を誘う


「鬼の仕業」と聞いた宗教者の口からは「神が守ってくれますよ」という言葉が出るだろう。


しかしそれは、気の緩みを誘うので逆効果。


何度も裏切られているはずだが、宗教者はその依頼心によって身構える事を忘れがちである。


結局、自分が自分を鬼から守るしかない。


それが現実の問題である。




 ■現象が出たら即座に反応


「子供の事こぼし」や「注意力散漫」が生じた時、まず鬼に注意を向けるべし。


そうしないと、何度でもやられてしまう。


大切な約束は、「記憶の棚」に保管しているだろう。


イエスが教えた「創造主の名」も選民は棚上げして保管してあった。


それを忘れる場合、棚が「鬼からの揺さぶり」を受けているはずだ。


物忘れを狙う鬼に敵意を向けなければならない。


「揺さぶるな!鬼!」

「底知れぬ所へ落ちろ!」


反射的にこれを繰り返す。

それが守りになる。


まず、鬼に光を当てよう。


闇に隠れる鬼は『棚』を揺さぶる奴らなのである。


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